銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
~シヴァside~
「よぉ、待たせたな。お前ら」
「し、シヴァ………!!」
「お前………記憶が戻ったのか!!」
「よぉキリト。何だその面は?泣いてんのか?」
「だ、誰が泣いてるか!!バカが!!」
「お兄ちゃん!!」
「ユウキー!!久しぶりー!!お兄ちゃんも会いたかったよー!!」
「そ、総督………元気そうですね」
「お、アスナか。久々」
「シヴァだ~!!!」
「おろフィリアも来てたんかい」
各々への挨拶が終わり、俺は須郷が飛ばされた方向を見る。
………はい!!皆さんお待たせしました!!やっと復活シヴァちゃんです!!(宮○風)
んまぁ、ちょっとどころか長く居なかったからな。この小説時間で(メメタア)
と、んなことよりも須郷が立ち上がっていますと。
「kaimu、あのID頼む」
「了解。ID【ヒースクリフ】パスワード【3548421871】GM権限を妖精王オベイロンからkaimuに移行」
その工程が終わると、須郷が何やら大声を出して唱えている。
「オブジェクトID!!【エクスキャリバー】をジェネレート!!」
しかし、そんな叫び声も俺は聞かないままkaimuがキリトたちの麻痺を解く。それにより、倒れこんでいた者たち全員が立ち上がる。
その事に気付いた須郷。その光景に思わずビックリ。
「き、貴様ら!!何で立っていられるんだ!?」
「kaimuに頼んでGM権限移行させてもらったのさ。んで、今はkaimuの支配下にある訳だ………さて、こんな御託はどうでも良いからよ。kaimu」
「了解。妖精王オベイロンのペインアブソーバーを0に、レベルを1に、さらにオブジェクトID【エクスキャリバー】をジェネレート」
空から降ってきた武器を手に取る。中々軽いな。
「ユウキー、パース」
「オーラーイ………キャッチっと!!」
「さぁてと、須郷さぁん」
俺はにっこりと黒い笑みを須郷に向けて言い放った。
「どう料理してくれようかねぇ?」
そして、直ぐ様思い付いたのが………
「ザ・ワールド!!時よ止まれ!!」
俺とkaimu以外の動きが止まった。うし、スタンドは使えると。
「kaimu」
「【麻痺属性付与状態投げナイフ】を37564本ジェネレート」
スタンド【ダブルス】を使い時を止めて、ザ・ワールドとスタープラチナにナイフ持たせて須郷に全部投げた後………
「時は動き出す」
時が動きだした。須郷の体にはビッシリとナイフが刺さっており、声に成らない悲痛の叫びを挙げていた。
そんな事もお構い無しに、kaimuをセーブモードにさせて須郷の体を上半身と下半身に別れさせる。
今度は痛すぎて白目を剥きかけていた。でもね、こんなんで終わるわけ無いだろぉがよぉ!!
「シノン!!ちゃんと狙えよ!!」
「了解!!」
弓の射程距離内で須郷を放物線上に投げて、シノンが弓で狙撃をする。
須郷の背中には矢が刺さっていた。お次は………
「ユウキ!!アスナ!!フィリア!!やっちまいな!!」
「「「オオオオオオ!!!」」」
三人の針地獄の刑でーす。それで須郷の体が上空に吹っ飛ばされる。そこに俺が駆けつけて壊無をバットの様に構える。
「キリトー!!コイツボールなー!!」
キリトに向けてナイスバッティング!!須郷は綺麗にキリトの所に向かって行き………
「キリト!!行っきまーす!!」
キリトも大剣の腹で返す。そこに俺が居ることは………
「残念でした、また来てね♪」
リズム良く口ずさんだ後、壊無を振り下ろして須郷を消滅させました。う~む、爽・快ッ!!
須郷が消えた後、全員俺に集まってきた。
「ゴホン………迷惑お掛けしてごめんなさい」
頭を皆に下げる。んまぁ、流石にな。
「それよりも…………えいっ!!」
「うおっと!?シノン!?」
「あ~………これだわ~。シヴァの匂い~♪抱き心地~♪」
「あー!!お姉ちゃんズルーイ!!ボクもお兄ちゃんにギュー!!♪」
「ちょ!!ユウキ!!」
何でこうなった!?んまぁ、分からんでも無いが………それよりよぉ。
「取り敢えずさっさと退場してくれよー。強制ログアウトするぞー」
「「「「「えっ、ちょま!!!」」」」」」
kaimuの操作で強制ログアウト。さらにクエスト終了の知らせを出してと………俺も帰りますか。
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~シノンside~
今、私たち三人は病院に向かっている。あの銀が目覚めた、それだけでも嬉しくて………嬉しくて………じっとしていられなかった。
そして病院近くまで来た時、ある光景が見えた。
銀が男の人の頭を掴んでいたのだ。
私たちは銀の元へと駆けつける。
「「銀!!」」
「お兄ちゃん!!」
「ん?おーお前らか。遅いからボコってたぜ」
「いや………それよりコイツは………」
「須郷伸之。あの遊んだ奴」
「………ってか、銀!!体は大丈夫なの!?急に立ったりして!!」
「あー平気平気。ちょちょっと幽波紋使って結果オーライよ」
「幽波紋便利説を提唱しようか」
「キリト、お前は何を言っとんのじゃ?」
しかしながら、銀の頬には須郷の持っていたナイフで切られていたが、それを利用して警察へと突きだしたそうな。
私は銀の頬にキスをした後、銀と病院の中へ入って銀を休ませまたとさ。
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~“kaimu”side~
こんなんで良いのか?こんなに早く終わるなんて?
[俺が疲れるから良いだろ別に]
うっわ………自分の都合かよ………