銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
~“kaimu”side~
「ん~、さてさて………私も少しはスタンドの調整をしなければいけませんねっと」
首をポキポキと鳴らして私はサラマンダーたちに向かい合う。
マスターのスタンド【ダブルス】を発動させた後………
「【ホルス神】【アクアネックレス】」
2つのスタンドに変化させる。
と、ここで皆様が疑問に思ったことを解消させましょうか。何故この場でアクアネックレスを出したのか?なぁに簡単な事です(ゲス顔)
「そういえば、皆様。ここ【ルグルー回廊】の水中にはモンスターが居るそうですね」
「………それがどうしたというのだ?」
一人のサラマンダー………どちらかといえば、ここのリーダー的存在ですか。成る程。
「いえね、私気になったんですよ。ここの水中のモンスターは水中だけでしか動けないのか?っていうちょっとした疑問を」
「………ブハッ!!ば、バカだろお前wwそんなもん決まってんじゃんww水中のモンスターは水中でしか活動出来ねぇよww」
「そうですよねぇ………では、『水が移動すれば』擬似的に陸でも空中でも動けるんですね?」
『『………はぁ?』』
私の言葉で全員頭に?マークがついているでしょう。ですが、私は時間を稼げば良かった。つまり、私の目的は………
「ところでサラマンダーの皆様、後ろにご注目くださーい」
『ん?』
サラマンダーたちが振り向く。その映っていた光景は………その水中のモンスターが『空中に居た』。
『『………何じゃこりゃあああぁぁぁぁ!?』』
そう。私は時間を少し稼いでいる間、アクアネックレスを水中に潜ませ水と同化させたのです。
水と同化させるという事は………水を自在に操れるということでもある。
つまり、水中に居るモンスターを無理矢理引き出す事も可能な訳です。
これらから、どういう方程式が出来るか………分かりますよね?ここの読者の皆様ならば。黒笑ニッコリ
水を移動させ、サラマンダーたちを包み込み、そのモンスターに食わせるのです。
『ギィヤアアアァァァァァ!!!』
『うわぁ………地獄絵図だ………』
これぐらいやらなければ駄目でしょうに(ゲス顔)。あ、因みに1人は残しております。何故私たちを追跡していたのかを知る為に。
後、何故ホルス神かというと………単なる保険です。もしも、あのモンスターが倒される事があるのならば、ホルス神で凍らせて水中に捨てます。一難去ってまた一難というやつです。
つまり、サラマンダーたちは結果的に地獄を見る羽目になるのです。これが運命ですから。ニッコリ
それから5分後サラマンダーが全員倒され、残った1人に拷問をかけようとするとキリトさんの良い提案で情報を聞き出す事が出来ました。
何でも、シルフとケットシーとの同盟会合が【虹の谷】と呼ばれる場所の情報を聞きました。
「………どういうこと何だろ?kaimuさん、何か分かりますか?」
「リーファさん、私は何処ぞの“バキューン”もんじゃ、ありませんよ。ただのAIです、マスターとは違u………すいませんシノンさん。その弓下ろしてもらえます?このままだと撃たれるのですが………」
「知るか」
「即決ですか(思考放棄)………いや、何でフィリアさんまで?」
「シノンと同じく」
「これが恋の影響なんですね、分かりません」(再度思考放棄)
「というかシノンお姉ちゃんの場合、結婚してたもんね」
「………結婚!?銀さんが!?」
「SAO内のシステムでの結婚の事よ、リーファちゃん。因みに私も」
「アスナさんまで!?………で、お相手って誰なんですか!?」
「そこの真っ黒黒助さん「酷くねッ!?」もとい黒の似合うキリト君でーす♪」
「…………ええええええ!?お兄ちゃん結婚してたの!?こんな美人さんと!?銀さんたちとしか喋ってなかったコミュ障のお兄ちゃんが!?」
「………あれ?何か………前がぼやけて………」
「………キリトさん!!ツッコミを中止しないでください!!ほらアスナさん!!リーファさん!!見てくださいよキリトさんを!!いじけて床に『の』の字書いてますよ!!今時『の』の字なんて見たことないし、古いのに『の』の字を書いてますよ!!」
「リピートせんで良い!!!ってか何で俺『だけ』が蔑まれなきゃならないんだよ!?kaimuでも良いだろ別に!!」
「「「「「「弄りやすいのキリト(君・さん)位だから」」」」」」
「あぁぁぁんまぁぁりぃぃだあぁぁぁぁぁ!!!」
いやークソワロタww。っと、それよりリーファさんの疑問に答えねばいけませんね。
「ゴホン。それよりリーファさん、何故サラマンダーが会合を狙っているかですよね?」
「あ、はい」
「意図はまだハッキリとしておりません。しかしながら、シルフ、またはケットシーの中にサラマンダーに密告しているプレイヤーが居るということでしょう。恐らく、会合をメチャクチャにさせて同盟自体をオシャカにさせる計画でしょう」
「!!?」
「つまり………誰かが密告して同盟そのものをオシャカにさせて、対立させようとしているって事で良いのね?」
「100%そうでしょう。リーファさんは今から行けば間に合うと思われますが………どうします?皆さまは」
そう言うと皆さんの口角が少し上がり、席から立ち上がりました。
『勿論、サラマンダーを止めに行く』
「!?皆!?でも、それだと銀さんが!!」
「恐らく、総督ならこうしたわ。困っている人たちの手を引っ張って行く形になろうとね」
「それに、リーファの問題はボクたちの問題だし!!♪だったら皆で解決すれば良い話じゃん!!♪」
「という訳だ、リーファ。俺たちは何と言われようと行くぜ」
「皆………」
「さて、意見も揃ったので行きましょうか」
『おう!!』
そして、私たちは【虹の谷】へと向かう事を決めた。
久しぶりにギャグを入れてみたんですよね、作者さん。
[やっとギャグらしいギャグをを出せたぜ……やっぱ夜の方がギャグを思いつき安いな]
では、皆様次回も見てくださいね~。