銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
『第49層 ギルドホーム』
「にいさま待てー!!」
「いや、何で私なんですかー!!?」
「あっははー!!待てー!!」
「ストレア!!貴女は少し抑えてください!!その大剣装備して来ないでください!!」
「いやー!!♪」
「聞けよォオオオオオ!!!」
はい、今はギルドホームにユイちゃん、ストレアがkaimuを追っかけています。あの状態じゃあ傷付く事は無いけど、こっちに来ないでほしい。
あ、因みにキリトと見ています。いやーkaimuが追っかけられてる姿が面白i………あれ?何かこっちに来て。
「ちょ!!こっち来んな、kaimu!!こっちに誘導すんなァァァ!!」
「いいえ、命令は聞きません!!面白いと思っているならば、マスターも体験してみましょう!!」
「やめろ!!俺を死の直行便に誘うな!!」
「いいえ!!ここではダメージ受けませんから大丈夫です!!精々地獄を延々と巡るだけです!!」
「それなら死んだ方が良いわ!!永遠に地獄を巡るだけなら死んだ方が良いわ!!」
「平和だなー」
「そうね、キリト君♪」
「おいキリト!!テメエ!!自分だけほのぼのしてんじゃねぇぞ!!俺だって今からシノンにダイブしたいのによぉ!!」
「それ色々アウトじゃないですか?総督」
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一方………
「楽しそうだね♪あの3人」
「いえ、どう見ても1名楽しそうでは無い様に見えるんですが………」
「あぁ、シヴァが二人………」
「「フィリアさんェ………」」
「本物のシヴァは渡さないけど」
「上等よ………リアルに戻ったら先に奪ってやる………」
「あらあら、滑稽ですこと。シヴァからリアルに戻ったら何時か家を買おうって私に言ったわよ」
「なん………だと………!?」
『おいキリト!!テメエ!!自分だけほのぼのしてんじゃねぇぞ!!俺だって今からシノンにダイブしたいのによぉ!!』
「…………ぁぅ///………ぁのバカ///」
「……………負けたorz」
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『あれから3時間後』
「ぜぇ………ぜぇ………お、終わったか………はぁ」
「と、というより………ユイとストレアが速い………です………」ガクッ
「kaimuー!!気絶するなら武器に戻れよー!!」
「いやそっちィィィィ!!?心配するとこそっちィィィィ!?」
「にいさまー!!」
てってとユイちゃんがkaimuの所に走ってきます。
「………な、何で………私が………貴女の………兄に………ならなきゃ………いけないんですか?………」
「だって、そうじゃないですか。私たちよりも早くに作られ、この世界に旅立ち、色んな経験をしてきたんですよ?実質、シヴァさんとユウキさんの兄妹という関係と一緒の筈です」
「同じプログラムだからとは言っても、役割が違うでしょ。それに、私はマスターの体を元として作られた存在。つまり刀以外に形が無かったものなんですよ。それをマスターでいう兄妹という関係と呼ぶには程遠い筈ですよ?」
「でもさー、一括りするば同じプログラムだし♪先に生まれたkaimuは私たちのお兄ちゃんになるんじゃないの?」
「kaimu、お前は妹たちを裏切るつもりか?」
「貴方に言われたくありませんよ、くそモジャモジャ」
「誰がくそモジャモジャだ!!?天パつってんだろ!!いい加減にしろよ!!つーか、それだとお前も一緒だろうが!!テメーこそくそモジャモジャだろぉが!!」
「って、誰がくそモジャモジャだぁぁぁ!!?」
「1人でボケとツッコミをするんかいぃぃぃぃぃ!!」
「あははー!!♪やっぱり面白いね♪シヴァって」
「何にも面白くねぇよ!!俺に面白さを求めようとするなぁ!!」
この時、それを見ていた全員が思った。
『ファミチキ食べたい』