銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
~翌日~
『第74層 カームデット』
「さっさと帰れ。ヒースクリフに言い付けるぞテメエ」
「だから!!ストーカーなんてしてませんって!!!」
「お前血盟騎士団だろ!?何で俺んとこのメンバーにストーカーしてんだよ!?ってか、大体ストーカーは誰でもそう言うわ!!そんな奴に限ってストーカーするんだろーが!!ヒースクリフに言い付けるって言ってんだろ!!」
「だーかーらー!!私は何もしてませんって!!」
「そうかい………アスナから預かった記録結晶が有るんだけど?見るか?お前のストーカー行為の実態がまるわかりだぜ」
つー訳で、記録結晶を見せびらかす。おやおや、ビビってるビビってる。
「つー訳だ、真面目に言い付けるぞ」
「で、出来るものならしてみろ!!」
「おう、そうかい。んじゃあヒースクリフに見せてくるわ」
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『第49層 ギルドホーム』
んで、何やかんやでヒースクリフに記録結晶見せて終いと。
ん?割愛しすぎだって?しゃあねぇだろ、あんなストーカーに懸ける時間なんてねぇ。
「アスナ、終わったぞ」
「ありがとうございます総督。ほんっとうに迷惑してたんですよ」
「良いってことよ。それよか、さっさとキリトとデートに行ってこい」
「は、はい………///って、ただ迷宮区に行くだけです!!違いますから!!」
「態々2人っきりで迷宮区行くのはデートって言わねぇのか?それとも何か?自ら誘っておいてデートじゃないとでも?」
「と、兎に角!!行ってきます!!」
「はいほい。行ってこい」
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「…………んぁ?メッセ着てるや。誰だ?………ってコイツからだ」
メッセ開いてと………何々?
【部下が勝手に行動して74層に直行。その途中で奇兵隊メンバーたちと遭遇して、キリトからメッセが着た。此方は厄介事の処理で手が出せない。頼めるかな?】
「………つまり、74層行って止めてくれと」
【おけ。んじゃあ俺が行くわ。ちゃっちゃと後始末やっとけ】
「送信っと。はてさて、行くk…………」
………何時の間にかドアが開いてて、シノンが居た。
「………えっと、シノン?何時から居ました?」
「メッセを確認してた所からよ♪さっさと行きましょ♪」
「………はぁ、やれやれ」
ったく、用心しとくべきか。
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『第74層 迷宮区』
「いやー、壊無が強い」
「後方支援に回ってる私の身にもなってよ」
リザードマン共を駆逐ターイム。何か敵のポップ多くね?
後方支援に徹してるシノンの後ろに居るリザードマンに向けて壊無を投げる。
「そのフォローをするのは、旦那の俺じゃ無いのか?」
「むぅ………///」
「はいはい、拗ねるな。可愛いけど♪」
「拗ねてない!!」
「はいはい。っと、近いな。………おろ?速いな。移動してる」
「移動?」
「………ちょっと速く行くか」
「ええ」
「ちょっくら失礼」
「ふぇ!?///」
お姫様抱っこで持ち上げて、スキルに物を言わせた速度で向かうぜ。
いやー速い。ちょいと風圧が酷いが。
シノンには影響が無いように配慮もしてと。
って、リザードマンが攻撃仕掛けてきそうなんだが………まぁ良いか。
「って、ちょ!!前!!前!!」
「攻撃に当たらない方法って知ってるか?シノン」
「こんな時に何よ!?」
「それはなぁ………」
システム外スキル………と言えば良いのかさておいて、攻撃してきたリザードマンの曲刀に乗る。
そして、一気に駆け抜ける。
「見抜いて走れ。敵の攻撃読んで全速力で!!全速全身ダ!!」
「アンタにしか出来ないわよ!!こんなこと!!」
「そりゃ嬉しいねぇ!!」
先に進んでいく。そしたら、ボス部屋らしき場所の前に迫る。
んで、キリトが二刀流発動してると………大丈夫かぁ?大丈夫だろうと思うが。
「シノン!!」
「いきなり何!?」
「このまま一気に攻撃を仕掛ける!!つー訳で!!」
急激に止まり、回転する最中にシノンを左腕で抱え、右手に梅桜を装備して投げる!!!
「武器のよーい!!」
「忙しいわね!!」
弓を装備し、狙いをつける。梅桜はボスの目玉に突き刺さり、ボスが苦しみだした。
「放て!!」
弓矢を飛ばして牽制、同時にキリトの最後の攻撃がボスの体を貫いた。
Congratulations。その文字と共に、キリトが倒れた。
倒れたキリトの元へと走る。その前にアスナがキリトの元に駆け付けた。
………んー、お邪魔虫かな?俺たち。
「あぁ!!やっぱりシヴァか!!」
「お、クライン!!久々d「裏切り者ー!!!」ヘブミンッ!!!」
は、腹にヒット。痛くないけど………何で?あ、クライン独身だからか。
「おいおいおい、クライン。嫉妬は醜いぜ」
「うるせー!!テメエこそ先走りやがって!!」
「俺らより先走ってる奴等を知ってんだけどぉー。それに比べたら俺らは遅い方なんだよ」
わーわーぎゃーぎゃーと叫び続けるクライン。
うるせーなぁ。ったく、女に飢えてる癖なんとかしろよな。
その後、クラインたちはアクティベート。俺たちは帰りました。ギルドホームへと。