銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
『第5層 迷宮区にて』
「「ケーイケンチ!!!ケーイケンチ!!!」」
「ユウキちゃん!!!総督!!!行き過ぎないでー!!!」
「「………はぁ」」
ハッハッハッ!!!実に良い気分だ!!!いやね、実は4層でLAゲットしてね、その武器も使ってる訳よ!!!いや、今は手にいれた武器で無双状態ィィィイ!!!
「おし!!!そろそろ休憩だぞー!!!」
「オッケー!!!♪」
「や、やっと終わった………」
「アスナ、あの兄妹は止められないわよ。てか無駄」
「(ちゃっかり16までレベル上げてるんだよな………俺も結構上げてるんだが………)」
ギルド『奇兵隊』。それが俺たちのギルド名。といっても、まだ5人しか居ない少数ギルドなんだがな。それでも活躍は凄いものでな、1、3、4層は俺たちが攻略したのだ。これから毎日ボスを倒そうぜ!!!
と、んなことより安全エリアに行ってメニューウィンドウからポーションと飯………つっても最近料理スキルも上げてはいるので簡単な料理だがアスナと作ってきた。
「おー!!!おいしそー!!!♪」
「シヴァ、料理できたのね」
「上げ始めたとこだから、まだ簡単なやつしか作れないから我慢してくれよ?」
「無理」
「即答止めてくれない、シノン?俺傷つくんだけど?」
「お前は傷つこうが何されようが2、3日で元に戻るだろ」
「何その扱い!?ってか皆俺のことどう思ってんの!?」
「お兄ちゃん♪」
「リーダー………というより身近にいる仲の良い友達?ですかね?」
「ハイテンションで壊れてる奴」
「何故その名前にしたのか分からない奴」
「いや待たんかいィィィィ!!!まだユウキとアスナは良いとして、後の二人は他意があって言ってただろ!!!そうだろ!!!」
「「他意は無い。厨○」」
「ハモンじゃねぇよ!!!ってか他意あるだろ!!!」
「いや、先ずお前壊れすぎだからな。お前本当に壊れすぎだからな?」
「それに、何で破壊と無知を象徴する神の名前にしたのよ?それのせいで、アンタ『破壊神』なんて名前着いてるわよ」
「前やってたゲームでも言われた」
そんなこんな有りつつも、マップ踏破98%にまで到達して宿屋に帰りました。
二人が酷いんだお。
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『夜間にて』
憂さ晴らしに夜にレベリングターイム!!!
「全く、三人が寝ている隙にレベリングなんてよ。」
「良いじゃん。『コイツ』を使って憂さ晴らししたかっただけだ」
「あー………ゴメンゴメン。キズツケテゴメンネー」
「おいこら、目を見て言いやがれ」
その間に狼やら猿やらボッコボコ。
「んで、アンタ。居るの知ってるから出てきて良いぞ」
「んあ?」
「ねぇねぇねぇねぇ?今どんな気持ち?今どんな気持ち?見つかってどんな気持ち?」
っと、上から来やがった。武器チェンジっと。
『薙刀 刺松』第4層LAボーナスの槍。というより薙刀。いや薙刀に分類しても良いだろ。何で槍の分類になってんだコンチキショウ。
キリトと俺は一旦後ろに下がって右上から左下へと切る行為をする。外れはしたが風圧も存在するので、ソイツは空中でバランスを崩す。
「ほっと」
風圧もものともせず、着地してと。
「おっおう。まさかの『破壊神』とやりあうつもりかい?オレンジ」
「なぁに。アンタを潰せば、この和やかムードぶっ壊せるからなぁ。俺はそんなムード嫌いなんでね」
「あっそう。キリト、逃げとけ。コイツ俺が殺るわ」
「おいちょっと待て。字幕が物騒なんだが!?」
「メタいぞ。キリト。良いから逃げとけ、総督命令だ」
「っておまe……」
んなことも気にせず、ダガーと薙刀を衝突させる。
キリトは呆けてます。
「あの小さな部下さんは無視かい?Governor-generalさん?」
「喧しいcriminal。何時ものことだ。それに……」
武器を刀に変更。接近戦でやりますか。
「もし聞かなかったら、ギルドストレージの納税金増やすって言っておいたからよ」
「………成る程。絶対命令ってか。おもしれぇ」
「んな男に言われてもねぇ。どうせなら女が良いねぇ」
刀とダガーをぶつけ合い、さらには体術を使ってくる相手に俺も体術を使う。
そんな殺り合いは10分程続き………
「なぁ、アンタ」
「なんだい?破壊神さんよ」
「………腹減ったから終わりにしない?」
「………良いぜ。また会おうや」
「あ、それより名前は?」
「………本来は教えるつもりは無かったが、アンタは特別だぜ?brother。Pohだ」
「熊の?」
「“プー”さんじゃ、って字幕と規制音仕事しろ!!意味ねぇじゃねぇか!!」
………一体ねぇ。あ、Pohってあれか。これから『ラフコフ』創設する奴の名か。………腹減ったからどっか行くか。