銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
朋江さんの家 入り口にて
「お兄ちゃーん!!!」
「おいしょっと。ただいまー木綿季♪」
「どこに行ってたの!?心配したんだよ!?」
「ごめんごめん。心配かけちゃったね」
「んもー!!ばつとして今日はお買い物一緒に行くよ!!」
「りょーかい♪」
「あ、しのお姉ちゃん!!♪」
「お、お姉ちゃん?」
「うん!!♪お姉ちゃん!!あ、後何でお兄ちゃんとお姉ちゃんが手繋いでるの?」
「ッ!!!!!」
「ありゃ。んま良っか。詩乃、買い物一緒に行くぞ」
「んなっ!?」
「木綿季もお姉ちゃんと一緒に買い物行きたいよねー?」
「うん!!♪一緒に行くー!!♪」
「と、いう訳だ。年下の頼みを断る程、子どもじゃねぇだろ?」
「…………はぁ」
──────────────────────────
………いやね、帰ってきた途端に木綿季が抱きついて来たんですよ。丁度良い重さが帰ってきたんですよ。可愛く怒って罰を与えられたんですよ。何が言いたいかって?
妹が違った方向で可愛い!!!
木綿季から罰を与えられてみてください?断れますか?………
断れる訳無いでしょ!!!んでもって…………
「♪~お兄ちゃんの手、あったか~い!!♪」
手、繋いでるんですよ。良いだろぉ!?(ゲス顔)
あ、因みに詩乃は後ろから着いてきてます。
んお?木綿季が詩乃を見ております。そして手を出してきました。これは…………
「お姉ちゃん」
「………ん?何かな?」
「手繋ご!!♪」
「!?」
うん、断ると厄介なパターンに持っていくか。
「わ、私は…………」
「詩乃お姉ちゃんなら、手繋いでくれるから大丈夫だよ。木綿季♪」
「(こ、コイツッ!!!)」
「お姉ちゃん?」
「うっ……………」
観念して木綿季と手を繋ぎました。
「何か家族みたいだね♪」
「ヘアッ!!!!!?」
…………爆弾発言どうも。じゃねぇんだよ!!いやね木綿季、何か詩乃が変な声だして驚いてるんだよ。
「お兄ちゃんがお父さん役でー、ボクが子ども役でー、お姉ちゃんがお母さん役ー!!♪」
「」
「………フハッ………ハハハハハハ!!♪ゆ、木綿季!!面白いな!!♪俺がお父さん役で、木綿季が子ども役で、詩乃がお母さん役ってか!!?フハハハハッ!!♪」
「うん!!♪お兄ちゃんがお父さん!!いつもみんなにやさしくしてくれるお父さん!!♪」
「そうか!!♪じゃあ木綿季と詩乃は大切にしなきゃな♪」
木綿季の頭を撫でます。いやもう可愛い!!!!
「ん~♪あ、じゃあお姉ちゃんもなでてよ!!」
「…………んなっ!?」
「それはまたどうして?」
「だって、今のお兄ちゃんはお父さんなんでしょ?だったらお母さんをなでないのはおかしいでしょ?」
「んー成る程。よし、じゃあ撫でますか♪」
「はぁ!?あ、アンタねぇ!!」
「お姉ちゃん?」
「うぅ…………………」
「んじゃ、ちょっと失礼して………………詩乃、木綿季をちょっと頼む。」
「?…………ッ!!!」
「………だれ?」
何かしらの気配を感じ取ってみれば………如何にもクズの匂いがする輩が居ることで。
「あっら~?こんな所で会うなんてめずらしいねぇ~人殺し?」
「………ふむ、態々制服で来たことに関しては脅し目的で来てるんだな。理解した」
「おやぁ?テメエ誰だよ?その人殺しの側に居ると死ぬぜぇ?」
「お前みたいなクズの側に居てクズになるよりよっぽどマシだ。失せろ」
「おほほっ!!!これ見てもんなこと言えるかな?」
そう言ってズボンのポケットから取り出してきたのが………銃?ってあ。
「ヒッ!!」
「おーおー、ビビってるビビってるww。やっぱ反応がおもしれえなぁww」
詩乃が頭を抱えてしゃがんだ。木綿季が声を掛けてるが…………フゥー少々痛い目見なきゃすまないらしいねぇ?
「お兄ちゃん!!そんなやつ、やっつけちゃえー!!」
「元々そのつもりさ♪」
「おいおい、バカかテメエ?これはなぁ………改造してんだよ」
「んで?本当に人が死ぬかもしれない銃もって何が出来るんだ?」
「お前、バカなのk………んなっ!?」
んまぁ分かる訳無いよな。時止めて木刀で☆粉砕☆したからな。さぁて………次に相手がとる行動は、
「な、嘗めやがってえぇぇぇ!!!」
殴りに来たな。遅い。
「ぐっ!?ぐがげぇ!?」
相手の右腕を掴んで後ろに回り込んだ後、おもいっきり『すね』を蹴って体勢を崩した。
こんな戦闘のド素人に負けるわけねぇだろ。
「はいはいはーい。ここで選択肢を与えまーす。直ぐに逃げるか、地獄見るか?」
「に、逃げる!!逃げさせてくれぇ!!」
………ふぅ。拘束解いて………はいナイフ投げてきたよ。バレバレだけど。
「んなっ!?」
「地獄を見たい様だね。オッケー」
スタンド出して、クレイジーダイヤモンドとシルバーチャリオッツにして………
『ドララララララララララララララララ!!』
『ホラホラホラホラホラホラホラホラホラ!!』
「あぶぎぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
よし、ノルマクリア!!!それは良しとして………まだ恐がってんな。しゃあねぇか。
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近場の公園にて
「落ち着いたか?」
「…………もう平気………」
「お姉ちゃん…………大丈夫?」
「大丈夫よ、ありがとう」
「よかった~」
んま、落ち着くのに2時間程かかったが………迷惑かけるよりマシだろ。
「何か飲み物いるか?」
「………いや、別n「頼みなさい。」………」
「あ、じゃあボクが買ってきてあげる!!♪何が良い!?」
「ほれ、木綿季も言ってるじゃん」
「………それじゃあ、お茶を頼めるかしら?」
「分かったー!!♪」
「あ、木綿季。これ使いなさい」
「はーい!!!」
木綿季にお金を渡して買いに行かせました。いや自ら行ったのか。さて………
「平気………になったんだな、詩乃」
「………お陰さまでね」
「………そうかい」
「お兄ちゃーん!!!買ってきたよー!!!」
そうこうしてる内に木綿季が来た。お茶と………カルピス?あぁ、木綿季が飲むのか。
「お兄ちゃんどうぞ♪」
そっちだったか!!
「木綿季、ありがとう♪でもお兄ちゃんは要らないかな?木綿季が飲んで良いよ♪」
「んむぅ!!!飲んで!!!」
「おやおや、強制ですか。じゃあ、ありがたく頂きますか」
「…………」
「んあ?どした?」
「………いや、仲睦まじいなと」
「………そうか。…………うし、買い物再開しますか」
「おー!!!」
「そうね」
「あ、ちょっと提案」
「「???」」
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買い物の帰り道にて
「♪~」
「………何でまた」
「良いじゃねぇか。せめて帰る時でも良いから木綿季の願い位聞いてやろうや」
はい、ご察しの通り。俺、木綿季、詩乃という感じで並んで家に朋江さんの家に帰ってます。
「おっと、一つ忘れてた」
「「???」」
詩乃の頭撫でるんですよ。忘れてたよ。
「!?」
「あ!!お姉ちゃんの頭撫でてる!!♪」
「いやはや、色々あったから忘れてたよ♪」
そんなこんなで朋江さんの家に帰りました。スゲー疲れた。