銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす 作:(´鋼`)
『2020年12月23日 午前5時』
坂倉家前にて
………何で急に2年経ってるかって?細かいことは気にするな。
その2年間の間に木綿季の誕生日とか有ったけど気にするな。ただ、木綿季の誕生日の感想を言えば………最高にハイッ↑ってやつだぁ!!プレゼントあげて嬉しそうにしてる木綿季は吐血物だったぜぇ!!因みに木綿季は今年で9歳になります。
あ、後はナーヴギアの発売が発表されて、βテストの応募あったから和人と応募したぜ。何か今年の10月21日にナーヴギアが発売されて買って、来年の5月10日にβテストの当選者発表、15日にβテストやる予定だぜ。………訳分かんないや。
そんなことより
「皆~!!行きましょ~!!」
「「「オー!!」」」
旅行ですよ皆さん!!母さんがテンション高い。木綿季が可愛い!!
あ、因みに青森に行きます。車で。
運転?父さんの仕事でございます。
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午前7時 PAにて
「美味しいね!!お兄ちゃん!!♪」
「そうだなぁ」
「久々に家族全員で食べますからねぇ」
「この長期休暇も久々だわ~」
んま、俺は朝には必ず肉食わなきゃやってられねぇんだよな。そうしなきゃ力がつかない。
母さんの仕事が一段落して、母さんの親戚の家に泊まりに行くらしいです。2泊3日。
「お兄ちゃん、あ~ん♪」
………ゴブパァ!!(吐血【仮】)は、破壊力………無限………活動停止寸前………だが!!
「あ~ん♪ん~♪おいし~♪」
フッフッフッ。読者諸君、俺は今最高にハイだ!!
「良かったねー木綿季♪お兄ちゃんも嬉しそうだよ♪」
「ボクも嬉しい!!♪」
………やはりボクっ子だったか。
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午前10時30分にて
「さぁ!!着いたわよ~!!」
「寒いぜー!!」
「お兄ちゃん寒いー!!」
「マフラーどうぞ!!♪暖かいかなぁ?」
「あったか~い!!♪」
青森に到着ゥ!!ってか寒い!!父さんは………
「………寒いですかね?」
寒さを受け付けてません。それどころか寒さが対応してます。お前の体温一体何℃だよ!?
母さんは普通に何枚か着てます。
木綿季は紫のジャンパーを着てます。可愛い(確信)。
かくゆう俺は紺色のジャンパーと下にヒー○テッ○着てます。
「お兄ちゃんギュー!!♪」
しがみついてきましたよ。………癒されるどころか、死ぬ一歩手前です………
「じゃあ、お兄ちゃんもギュー!!♪」
「あったかーい!!♪」
「三人ともー!!行くわよー!!」
………いやいや、空気読んでよ母さん。今至福の時間だったのに。あ、こんな時に言うのもあれだけど木刀は持ってきてるぜ。
兎に角、母さんの親戚の家に行ってくるぜ。
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「やっほー!!たっだいまー!!」
古い民家だが広い。一言で言うなら和。こんな感じの家は良いねぇ。心が穏やかになる。
因みに作者も好きだ。老後はこんな感じの家に住みたいと言っている。(ガチ)
と、足音が近付いているな。………だが、この足音は………子どもか?
「はーい………どちら様でしょうか?」
………よし、一旦情報整理。こちらに近付いてきた足音の正体が………『朝田詩乃』が来た。
………ここに来て衝撃の事実ッ!!まさかのこれ!?
と、大人の足音が聞こえてくる。重さからして………女の人の足音だな。
「何方………って彩月じゃない!!よう来たねぇ!!」
「朋さんどうもー♪来たよー♪」
「えっ……と………?」
「母さん、この人が朋江さん?」
「あら!?もしかして銀君!?んまぁ~大きくなって!!」
「お久しぶりです。朋江さん」
「あら!!銀将さんも久しぶり!!相変わらず銀髪なことで!!」
「それだと俺も銀髪なんですが………」
「こんにちわー!!♪」
「あら?この子は………?」
「そのことは追々話すから、先ずは上がらせて♪」
朋江さん。詳細としては俺の母さんの親戚にあたる人で、面倒見が良いと評判らしい。………まさか朝田詩乃が居るとは思ってなかったが………。
兎も角、家に上がって客間まで行きます。
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「どうぞ」
「あら、ありがとうねぇ♪家の銀ちゃんも見習って「母さん料理しないでしょ。」ちょ!!銀ちゃん!!」
………朝田詩乃。この場所に居るということは………あの事件は既に起こってしまったのか………だが、過去を考えても仕方ないな。
「お兄ちゃんどうしたの?」
「ん?何でもないぞー♪」
頭を撫でて心配かけないようにする。しかし撫でられてる時の顔が可愛いことで。
「……………」
「髪色が似てないのに何故お兄ちゃんと呼んでいるのか?ですか」
「!?」
オイこら。急に読心術やめい。急にやられるとビックリするんだよ。過去にも父さんが読心術を使ったことがあるが………その時は何処かの剣道場の師範代に使ってた。
「簡単なことです。養子だからですよ」
「あ、あぁ。成るほど」
「養子って本当かい?彩月」
「そうなのよ~。何か銀ちゃんが急に「か・あ・さ・ん?」きゃー!!銀ちゃんがこわーい!!」
「全く………」
「………そうだった。詩乃、ご挨拶」
「朝田詩乃です。どうも」
「おや、礼儀正しい子ですね。家の銀先は言いたいことをハッキリ言いますからねぇ」
「良いじゃん別に。あ、俺は坂倉銀先。宜しく」
「さかぐら木綿季ー!!♪よろしくねー!!♪」
各々挨拶を終えて、昼食の準備します。
あ、俺も手伝うぜ。
その料理中………
「ん?」
「お兄ちゃん、どうかした?」
「ちょっと待っててな」
外から音がしたな。何だ?という訳で外へ出てみると………
如何にも小5悪ガキが五人。
「お前ら、一体誰?」
「それはこっちのセリフだぃ!!お前こそ何者なんだよ!?」
何かリーダーっぽい奴が喋ってきたよ。
「俺?少なくともお前らより年上だ。年上には敬えアホども」
「誰がアホだと!?お前こそ、何で人殺しが居る家に居るんだよ!?」
あー………やっぱりか。
「人殺し………ねぇ…………知らんな」
「ハァッ!?」
「兎も角…………」
木刀をちらつかせた後、一気に抜刀術で風を起こす。脅しには十分過ぎる風圧だな。
5人全員目を瞑って、風に耐える。
木刀を収めて話しかけるぜ。
「人様の家に大勢で押し掛けて来んな。さっさと帰れ。じゃなかったら全員………」
木刀をちらつかせる。んまぁ相手はビビって逃げたがよ。
んで、家に入ろうとすると………朝田詩乃が居ました。
「うおっ!?」
「………アンタ、何してんのよ?」
「………興奮してた猫が居たから威嚇「嘘つけ。」あり?」
「大方、また来たんでしょ」
「………また………ねぇ」
「それより早く入りなさい」
そうだな………さっさと飯食べに行きますか。
という訳で、中に入って飯食べます。