ボブの聖杯戦争 ~F/sn Unlimited Lost Works~   作:黒兎可

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ボブ「…………そうか」某山奥にて、真実の一端を悟る。


魔女の誤算Ka? その1

 

 

 

 

 

「終わったわよ。和室に寝かせたけど、あの分じゃしばらく目を覚まさないでしょうね」

 

 遠坂に礼を言いながら、俺は朝食の準備をする。遠坂いわく「朝はとらない主義」なのだそうだけど、それでも作らせてくれと頼んだ。

 

「まぁ大したことなんて、もう出来ないわ。宝石もあと二つってところで脱落しちゃったし、なによりセイバーも回復させられないんだから」

「それでも、遠坂が居てくれたのは助かる。俺だけじゃどうしようもなかったからな」

「……莫迦ね。貴方だって薄々感じてはいるんでしょ?

 このままじゃセイバーが消えるってことくらい」

「一発だけなら大丈夫とか言ってたんだけどなぁ」

「何ていうか、貴方たちって本当そっくりよね。セイバーも、貴方も――」

 

 アイツも、というような呟きが聞こえた気がした。それよりも、事態は深刻で。

 

 現在のセイバーは、ほとんど空っぽ状態。あれだけの魔力をもってして放たれたそれは、明らかに魔力をほとんど消費させてしまった。

 消えようとしている自身を留めるため、必死で抗っているセイバー。

 

「サーヴァントにとっては外的ダメージよりも魔力切れの方が深刻な問題、だっけか」

「ええ。霊体であるサーヴァントに肉を与えるのは魔力なんだから。

 消えないために魔力を送る必要があるんだけど、貴方はそれが出来ないでしょ?」

 

 現状、一発の切り札。それをバーサーカー相手に放ったセイバー。

 

「理解できてるわね? 方法は二つ。マスターが魔力を補填するか、サーヴァント自らが魔力を補充するか」

「……後の方は駄目だ。セイバーも望まない」

「そのための令呪なんだけど……、貴方もそれはしないわよね」

 

 呆れたように、でもどこかほっとしたように笑う遠坂。

 

「でも、現実問題無理はあるのよ。時間はないわ、士郎」

 

 決断は俺次第だと言いはするが、限界はそう遠くない。残るサーヴァントは3騎。そのうちアサシンとキャスターは共闘している。

 そんなの相手に、宝具の使えないセイバーが戦って勝てるかは、怪しいところがあるだろう。

 

「でも、まさかアーサー王だったなんてね。女の子だったっていうのには驚いたけど」

 

 聖剣、エクスカリバー。担い手たる英霊は、英国における英雄の代名詞。

 

「ま、それは一旦置いておくわ。あんまりいぢめても良い結果は生まないでしょうし。

 私としては、どうするかが気になるんだけど。あれを」

「あれ?」

「和室で寝てる物騒な子供のことよ。放っておけって言ったのに、連れてきたのは貴方じゃない」

 

 嗚呼、イリヤのことか。

 バーサーカーが消えて、消沈した声を出して、イリヤは気を失った。セイバーも倒れてどうしようもなくなった時、目覚める様子のなかった彼女も放っておけず、家まで遠坂に連れてきてもらったのだ。

 言峰に預けろ、としきりに言うが、でもあの神父のもとに預けるのも何か違和感があり、今は和室で眠らせている――。

 

「教会に預けるか、今のうちに令呪を剥奪しとくのが正解な気もするけれど」

「な、なんだよ。だってほっとくわけにもいかないだろっ。イリヤはまだ子供なんだし、それに……」

 

 それに、イリヤは親父の娘なんだ。だったらなおのこと、言峰に預けてはおけない。

 

「もちろん、イリヤがしてきたことを全て許すってことはない。でも、それじゃ終わりがないだろ。自分のした事を悔やめるようになるのなら、俺は助けるべきだと思う」

 

 しばらく俺をじろっと睨み付けてから、遠坂は深くため息をついた。

 

「なんだよ、セイバーみたいな反応しやがって」

「そりゃセイバーもこんな反応するでしょうよ。でも……、貴方が『ああならないためには』、必要経費なのかもしれないわね」

「?」

「いいわ。こっちの話だから。マスターを殺すためじゃなくって、戦いを終わらせる為に戦うっていったっけ。

 でも、これだけは言っておくわ。――私は、アーチャーのことを帳消しにするつもりはない」

 

 俺と遠坂の間の空気が、固まる。

 互いの顔を見据えたまま硬直する。

 

 そんな時、戸が開けられた。

 

「その必要はないわ。リン」

「イリヤスフィール……!」

 

 息を呑む遠坂に、イリヤは呆れたように手で制した。

 

「待ちなさい、別に戦う気はないわ。だからいきり立たないでくれない?

 ……ほんと、おなじレディとしてはずかしいわ。たしなみってものがないんだから」

「な、なんですって……!? 年下のくせに」

「あら、それはどうかしら?」

 

 へ? と意味がわかっていない遠坂の反応。まぁ、あえてイリヤもそこを追求するつもりはないのか、すぐにこの話題を切った。

 

「――――礼を言います。セイバーのマスター。敵であった我が身まで気遣うその心遣い、心より感謝いたしますわ」

 

 カテーシーを伴って俺に頭を下げるイリヤ。呆然とイリヤを見つめる俺と、胡散臭そうにイリヤを見る遠坂。

 と、イリヤが右手を上げ――――。

 

「――――え? ええっ!? ちょ、イリヤスフィール、アンタ正気!? っていうか、こんな一瞬で出来るなんて――」

「正気も正気よ。丁度余りがあったし。

 元々、私が仮に負けたらシロウか貴女にあげるつもりだったんだから」

 

 と。イリヤはにこりと余裕そうに笑う。

 遠坂の驚きももっともだ。だって――――、その手には、再び令呪が浮かび上がっていたのだから。

 

「流石に全部はあげられないから、せいぜい一画だけだけど。ないよりはマシでしょ」

「……どういうつもり、アンタ」

「必要があってのことよ。今回の聖杯戦争だけの特別なんだから。

 『イレギュラーは少ない方がいい』のよ。余計な混乱は最小限にしたいの」

 

 そんな意味のわからないことを言うイリヤ。だが、イリヤが何をしたのかは明白だった。

 イリヤが、令呪を一つ遠坂に譲ったのだ。……それが、一体何を意味するのか。

 

「一つ残しているのは、言わなくてもわかるでしょ? 貴女なら」

「……つまり、本気でアンタは」

「貴女となんか違うんだもん。……わたし、バーサーカー以外のサーヴァントと組む気なんてないんだから」

 

 その言葉には。遠坂でさえ意外そうな反応をするほどに、真実、虚飾が乗っていなかった。それは同じように、マスターとしてサーヴァントと命を預けあったからわかるものだろう。

 それに、とイリヤが続ける。

 

「『私を確保しておく』ってことの意味を、もう一度考えたらいいんじゃない?」

「――――それを成立させるためには、セイバーが万全な状態である必要があるわ」

「ええ。だから、リンはその準備をしなさい。絶対なんだからね!」

 

 ふああ、と欠伸をするイリヤ。もう少し寝るから、とふらついた足取りで、来た道を戻っていく。

 場所がわかっているのか、わかっていないのか。ちょっと心配だったので、後で様子を見に行こうか。

 

「……妙手といえば妙手ではあるわね。

 でも、あの反応からして……、まぁ、確かにあんまり気の進まない方法だから、確かにそうなんだけど」

「? なんだよ遠坂」

「べつに。

 仕方ないけれど、まぁ、人を襲わせないでセイバーに魔力を送る方法。私がサポートできる範囲で三つあるわ。気が進まないというか、貴方がワガママを覆しそうにないから言うんだけど」

「三つ?」

「一つは共有の魔術。……本当なら士郎が覚えてセイバーに魔力を与えればいいんだけれど、今回は私主導でやることになるわ。時間が1日くらいはあるでしょうから、今回私がやろうと思うのはこれ」

 

 いい? と目配せで確認してくる遠坂。

 

「それはいいけど……。他の二つって何だよ」

「簡単に言えば、貴方とセイバーとのパスを完全に通しなおすのよ。たぶん、パスが不完全なんでしょうから」

「だから、具体的に……」

「――――ッ、で、デリカシーってもんを考えなさい貴方!」

 

 いまいち要領を得ない遠坂だったが、やがて観念したように話しだした。

 

「……セイバーと士郎の魔術回路を新しくするには、霊的な意味合いで、重要な交換が必要になるわ。

 サーヴァントとマスターが聖杯の力を借りている以上、それに匹敵するか、ないしは別方面から強い結合を生み出さないといけない。

 その方法が二つ。

 一つは、魔術回路の移植。貴方の魔術回路をセイバーに移植する方法」

 

 遠坂は言う。それは張り巡らされた神経を引きちぎることに等しいと。

 

「成功すれば、士郎の魔術回路はセイバーに奪われる。喪失感や苦痛は当然として――貴方は二度と、魔術師として完成する事が出来なくなる。だからオススメはしないわ。

 そしてもう一つは……」

 

 ただ、途端にやはり口を濁す。ためらいがあるようなそれに、どこか羞恥が含まれている気がするのは気のせいだろうか。頬に朱が段々とさしてくる。

 

「遠坂?」

「ああもう莫迦、セクハラにしかならないじゃない、こんなの!」

「せ、せく……!? 穏やかじゃないな」

「そりゃ穏やかじゃなくなるわよ、全く!

 …………もう一つは」

「もう一つは?」

「………………………………………………抱けばいいのよ」

 

 言われて、一瞬意味が分からず。

 羞恥が一周まわって、もはや怒鳴ることさえしなくなった遠坂の解説が続く。

 

「霊的なそれだけじゃなく、貴方たちは、肉体的にもパスが繋がってるのよ。だったら、そっちの方から魔力を与えればいいってことよ。魔力とは生命力。だから、つまり――」

「いや、遠坂、言ってて恥ずかしくないのか?」

 

 何を血迷ったか、そんなことを言ったその時の俺をぶん殴りたい。いや、言い訳すれば俺も混乱していたのだろう。だがその一言は、紛れもなく、悪魔召喚のトリガーに他ならなかった。

 

 

 

 

「――――――――アンタが、それを、言うなぁああああああ―――――!!!」

 

 

 

 

 

 この後しばらく、あかいあくまが衛宮家に召還され。原住民は成す術もなく、機嫌が直るまでひれ伏す他なかった。

 

 

 

   ※

  

 

 

 遠坂が準備のため、一旦家に戻るといって。……結局、昼を過ぎても謝り倒しても、なかなか機嫌が直ってくれず、四苦八苦。なんとか今の状態にこぎつけただけでも奇跡といっていいかもしれない。

 イリヤはやはり、足取りがふらついている。

 

「大丈夫か? イリヤ」

「だいじょうぶ……。下手に”裁定者”なんて呼ばれてるものだから、調子がおかしいだけ」

 

 そんな、微妙に意味の分からないことを言ったりもしたけれど。安心させるよう微笑んで、布団で寝息を立てている。

 

 さて――。お盆を持ち、セイバーの寝室に入り、枕元に座る。

 

「――――――」

 

 桜を助けるために、今回、セイバーにはかなり負担をかけてしまった。

 あの時、もしバーサーカーを仕留め切れなければ。それこそセイバーは、自分のことなど構わず、もう一度聖剣を使ったはずだ。

 だけど、その選択肢しかなかったということに、俺は後悔しかない。

 

 でも、どうすればいいというんだ? ――――今回は遠坂が助けてくれるから、まだいいかもしれない。でも、今後また今日みたいなことが起こらないとも限らない。

 

 ――不意に、セイバーの姿が脳裏を過ぎる。

 

 あの剣とは別の、黄金の、装飾がされた剣。いまは既に失われた、彼女の剣。

 

 

「――――し、ロウ?」

 

 気が付くと。うっすら目を開けて、セイバーが俺の手を握っていた。

 大丈夫か? と言う俺に、弱ったように笑うセイバー。

 

「すまない、セイバー。

 ……今、遠坂が協力して、魔力を与える準備をしてくれてる」

「凛が? ……そうですか」

 

 セイバーの反応も、どこか胡乱で。それがますます、胸を締め付ける。

 

「シロウ」

「? なんだ、セイバー」

「その……、食事を、食べさせていただけませんか? 流石に、空腹です」

「それは予想していたから、準備はしてきた」

 

 セイバーの体を起こし、おかゆを手渡す。少しだけおぼつかない手元を心配して、手を覆ってやりながら、セイバーの動きを補助する。

 

「―――――――」

「どうした?」

「へ? い、いえ、何でもありませんとも、ええ」

 

 少し慌てたように、れんげに息を吹きかけて食べるセイバー。

 

 とりあえず完食してくれたのを見計らい、片付けようとして――――――――。

 

 

「――――ッ、シロウ!」

 

 咄嗟に立ち上がるセイバー。

 瞬間、空気のよどみに気付いた。……何故今まで気付かなかったのだろう。そうだ。帰って来てから、結界が一切起動していなかったということに――――!

 

 

 ゆらり、と影を払い。現れたのはローブの女。

 部屋の戸を開け、出現したそのサーヴァント。

 

「あら、中々悪くない部屋じゃない。装飾品が少ないのが頂けないわ」

「……キャスター!」

 

 

 手のお盆が落ちる。――それもそうだ。キャスターが俺の首に手を回し、背に指先を付きつけ。いつでも殺せるとセイバーにアピールしているからだ。

 

「無用心よ坊や。魔術師であるなら結界にはもっと力を入れないと」

「……何が目的だ、キャスター」

「なに、単純な話よ。

 ――――貴方たち、私と同盟を組むつもりはない?」

 

 そんなことを言うキャスターに、よく言う、と内心で毒づく。

 残るサーヴァント3騎のうち、2騎がキャスターの側にある。にもかかわらずこの言いぶり。

 

「あら、それはちょっと情報が古いわね。……何者にかはわからないけど、アサシンは既に殺されたわ。

 そうなると、私はあのランサー相手に一人になる。条件的に不利だと思わない?」

「……だから、我がマスターを狙ったか」

「ええ。

 貴方は面白いわ? 坊や。過去五回において、貴方のようなマスターは居なかったはず。それに――貴重なサンプルですもの。殺さずに手に入れたいわ」

「サンプル?」

「――――――実体を失うことなく存在し続ける投影。神代の時代においても、そんな芸当はお目にかかれないわ。

 それにセイバーのサーヴァントも居れば、負ける事はないでしょう。バーサーカー亡き今、保険にもなるし」

「保険?」

「あら、気付いてないの? セイバー ――――」

 

 キャスターは、少しだけ楽しげに断言する。

 

 

 

「――――”裁定者(ルーラー)”が召還される聖杯戦争よ。絶対、何かイレギュラーがあるわ。

 だったら手数は多くて損はない」

 

 

 

「な――――」

 

 ルーラー? 意味を理解していない俺は別にして、セイバーは驚愕で目を見開いている。

 

「私は主の命に背いてここまで来た。そこまで貴方たちを評価してるのだから、こちらの熱意も信用できるのではなくって?」

「く……」

「だから無駄よセイバー。貴女が万全なら、そもそも私だってここには来なかった。

 条件としては破格よ。それに――――今この街は私のもの。あなたのその怪物じみた宝具だって、今の私なら何度だって扱えるわ?」

 

 それは。

 ほぼ無尽蔵の供給。街の人間を燃料にするという言葉と同義。

 

 故に――――それは。無関係の人間をいいように使って無敵だと誇るそれは。誰かの犠牲の上でなお笑い続けるというそれは。

 

「あら、話を聞いてなかったのかしら? 貴方たちにも損はないはずだったけれど」

「うるさい。俺はお前とは組まないってだけだ」

「この状況でそれを言えるっていうのが、もう凄いわね。そこだけは尊敬してあげる。

 惜しいわね。聖杯を手に入れられるマスターは一人だけだもの、他のマスターと手を組む必要はないということかしら?」

「違う。そんなもの関係ない。俺は、お前みたいなのを止めるために聖杯戦争に参加したんだ」

 

「――衛宮くん!」

 

 ばん、と。俺の部屋の側から、遠坂がこちらに現れる。明らかに急いできたことが分かる様子だが、一体どうやって察知したというのだろう。

 だけど、この魔女はそんなこと関係なく嗤う。

 

「ふふ――――あはははははは! 心にもないことは口にするべきじゃないわよ。若い頃の私じゃないんだから。

 聖杯なんて関係ない? 本当にそうなのかしら。

 だって――貴方は聖杯の犠牲者なのですから」

 

 ――――貴方は誰より、聖杯を誰より憎んでいるのではなくって?

 

 

 心が、ぎりりと氷付いた。

 

 

「調べたもの。知ってるわよ? 貴方は十年前の戦いで、炎の中で全てを失って。

 死を待つだけだった貴方は、魔術師に助けられた。

 だから本当はこの家の子供じゃない。

 にも関わらず、関係なんてなかった魔術師にさせられて、今でも苦しんでいるのではなくって?」

「――――――」

 

 機械的に、脳裏を過ぎる火の記憶。

 

「……うそ。士郎、今の話――」

 

「貴方の気持ちは痛いほどわかるわ? 誰だって不当に、幸せを奪われて恨まずにはいられない。貴方には復讐者たる資格がある。清算を果たす権利がある。だから、貴方を仲間にしてあげてもいいの。

 復讐なさい、衛宮士郎――そのあり方でさえ、聖杯はきっと肯定するわ」

「……世迷言を。サーヴァントが最期の一人になるまで、聖杯は現れない」

「いいえ。そうでもないみたいよ? キャスターである私には、おおよそ、この儀式のカラクリが読める。きっと貴女が協力してくれれば、それくらいの蛮行はまかり通るわ」

 

 息を呑むセイバー。俺たち全員が察した。今のキャスターの口ぶりに嘘はない。

 俺たちの知らない何かを、キャスターは握っている。

 

「さあ、これが最後よ。――手を組みなさい、衛宮士郎」

 

 

 

 

「――――断る」

 

 

 嗚呼、それでも。

 それでも俺に選択肢はない。

 

 衛宮切嗣から継いだのだ。俺は、自分の意思で魔術師になったのだ。だから――言っている事がいくら正しくても。嘘がなくても。平気で他人を使い捨てる事が出来るコイツと、手を組む事なんて出来ない。

 

 キャスターは「あら残念」と軽く言った。でも、その声音にはそれなりに、心底残念そうなものが含まれて――。

 

 

 

「なら二人とも、私の道具になりなさい」

 

 

 

 振り上げられた短刀が、俺の腕を割いた。

 

 

 

 

 

 




旦那「どうされましたか? 藤村先生。職員会議中ですが」
豹虎「なんか今、シロウが大変な目にあってる気がしたニャ!? いや、手を出せないのがもどかしいぃ……!」
 
 

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