俺と私のマゼラン雲航海日誌   作:桐山将幸

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【2】立ち上がれ!!赤き魂よ!!

 爆炎が開けた先の宇宙はまさしく地獄であった。

 グリーン・インフェルノに統制されたバイド、クロガネ提督に統制されたバイドと、ガミラス軍、そしてその全てに食らいつく未統制バイドの群れの三つ巴。

 そして、自らに牙をむく全てに対し砲火を吐き出し続けるグリーン・インフェルノ……。

 

 「多少の同士討ちには目をつぶる!とにかく連中に向けてぶちまけろッ!!」

 

 ガミラス軍は半ば恐慌状態に陥りつつも、バイドを破壊し活路を見出そうとあがき続ける。

 接近しつつあるバイドを押しとどめ、戦域からの脱出を目指す。

 ────そして、それを援護するのは、混乱を生き残ったクロガネ艦隊所属バイドだ。

 

 『こちらミスティー・レディー、未統制バイドの中核戦力への肉薄に成功!』

 

 『ゲインズ3了解、吶喊する!大型は『2』に任せた!アーヴァンクは援護を頼む!』

 

 『ゲインズ2了解、チャージ開始』

 

 『アーヴァンク了解、スケイルディフェンス弾で敵をけん制する』

 

 Bwf-3A1”生命機体”ミスティー・レディーは、ジャミング能力を持つミスト・フォースを統制する能力を持ったバイド戦闘機体である、それ自体の戦闘能力は凡庸未満と言わざるを得ないものの、指揮次第で光るところを持っている。

 Bhw-Gns2”支援人型兵器”ゲインズ2陽電子砲型、これは迅速なチャージ速度を誇る波動砲を持った初代ゲインズの手に、更に強大な威力を持った『陽電子砲』を装備させたもので、ダメ押し気味な強化であるが、その効果は絶大である。

 Bhw-Gns3”人型接近戦機”ゲインズ3白兵戦型は人型機として優秀なゲインズの素体に強力なエンジンと2種類のビーム刃を持たせたものであり、チャージ兵器のキャリアーであった以前のゲインズに比べた場合の戦力評価こそ低いものの、高い近接戦能力を持っている。

 BXf-4”生命機体”アーヴァンクは波動砲を持たないR機である、だが、その分高威力かつ迎撃に適した『スケイルディフェンス弾』を装備している他、装備したレーザーもコンスタントに高い威力を発揮できるものが揃っており、戦闘全般において優秀な性能を持っている。

 

 どれも、バイド軍において高度に進化を遂げた集団しか持ち得ない強力な機体であるが、クロガネ提督は地球防衛の決意とガミラスとの戦闘、協力によって進化の階梯を飛び越え、それらの製造、運用に成功していた。

 クロガネ艦隊は、残存する兵力の中でも高度な能力を持った戦力を結集し、集中運用することで凄まじい相乗効果を得ていた、地球文明最強の司令官の面目躍如といったところであろう。

 ガミラス軍も戦力を立て直し、再度の攻撃を行うべく部隊を結集させている。

 

 だが、その奮戦も虚しく、再生しつつあるグリーン・インフェルノの砲火によって二つの勢力は追い詰められつつあった……。

 

 

 「コンバイラベーラ前進、今度は砲も庇わなくていい、全力で攻撃し、防御しろ」

 

 『……よろしいのですか?』

 

 「最早ベルメイトは頼りにならない、多少防御に使えたノーザリーとファインモーションは第二段階までで粗方投入してしまった、であれば、最も戦闘力に優れる本艦が出るのが、最も合理的だ」

 

 『了解しました』

 

 副官が号令をかけると、ガスの中に隠れていたコンバイラベーラとボルドボルドゲルドが、再び姿を現した。

 どれも、酷い損傷を受けているのが傍目にも見て取れる。

 コンバイラベーラのトレードマークであった両舷の腕状構造物は、右舷側が根元から、左舷側が中ほどからちぎれ飛び、緑に輝いていた二つの器官は、どちらも被弾により大きくえぐれ、大半が光を失い、見るからに弱った様子だ。

 上部のファットミサイル砲、下部の突出した構造、肝心要のフラガラッハ砲Ⅱも無事ではなく、被弾や誘爆によって各所の装甲が焦げ、構造物が失われている。

 ボルドボルドゲルドも同じような有様だ、双方共に、武装、装甲、バイタルパートなど、無事なところは一か所ももなく、ただ、形を保っている場所とそうでない場所があるだけという有様だった。

 ユニットを修理する能力を持った『腐れ工作機』が数機飛び回っているが、艦船もキロ単位であれば傷口もキロ単位である、焼け石に水といった有様だ。

 

 だが、そのボロボロのクロガネ艦隊中核部隊であっても、ガミラス艦数百隻……その浮沈性を鑑みれば、千隻分に相当する戦力として機能するだろう。

 ……しかし、それはあくまで─────

 

 『提督、はっきりと申し上げます、現状のままでの戦闘続行は無意味な時間稼ぎにしかなりません』

 

 「………………」

 

 副官の、提督自身の冷徹な思考は、既に戦況に対する答えを完全に導き出している。

 クロガネ提督がいかに強力な指揮能力を有していようと、ドメル将軍がいかに巧妙に戦力を立て直そうと、グリーン・インフェルノを押し切り、破壊するだけの『力』はない。

 

 『新たな策を考え出すか、さもなくば撤退するべきでしょう』

 

 「……撤退?撤退した所で、未来はないだろう」

 

 『では、策が必要ですね……、クロガネ提督、貴方は必ず、最後の策を考えているはずです』

 

 彼は、クロガネの影であった。

 クロガネの望むことを望むままに語り、望まぬことを望まぬままに語る、クロガネの影だ。

 影が言う通り、策はあった。

 

 「我々の内部には、大量のガミラス軍人の魂魄や遺伝子情報が存在している、それを利用した俺ならば、ガミラスに与えた未熟な防疫システムごとき、一瞬で無力化出来るだろう」

 

 『なるほど、バイド化したガミラス艦隊を統制し、波動コア弾頭ミサイルとして運用すれば、ヤマトの波動砲を命中させるだけの隙を作ることも容易でしょう』

 

 副官はわざとらしく提督の策を褒め称えてみせたが、クロガネの顔は浮かなかった。

 

 「……だが、それをやればヤマトは二度と我々と共に戦いはすまい」

 

 『ヤマトも汚染してしまえばよいではありませんか、彼らには汚染のことを伝えていません、いかに千人の勇士の魂に守られていようと、今の我々の力の前には無力も同然です、汚染するのが嫌なら脅してもいいでしょう』

 

 提督は、自らの影が吐く正論を前に顔を顰め────

 

 「ガミラスも、ヤマトも汚染しない、我々は、あくまで唯一つの艦隊として、グリーン・インフェルノに立ち向かう」

 

 ────それを、きっぱりと拒絶して見せた。

 

 『了解しました、かくなる上は、ただ死力をもって戦うしかないでしょう』

 

 すると、副官はただそれだけ言って、集合意識の闇に溶けた。

 副官が消え去ったブリッジで、クロガネはただ独り言として呟く。

 

 「……最後の策は、一つではない、奴に勝てる道筋もう一つある」

 

 だがそれは、とても叶わない希望を語るような、自信のない、弱々しい口調だった。

 

 

 「クロガネ艦隊旗艦、損傷甚大!」

 

 「艦長、推定ですが、ガミラス艦隊の損耗率も50%、戦闘開始時の艦艇および艦載機の半数が戦闘不能状態にあると考えられます、このままでは……」

 

 このままでは、三軍は全滅する。

 その未来を変えることは、できない。

 

 ────その時、突如艦橋のドアが開き、一人の女性士官が姿を現した。

 

 「提督……!」

 

 艦橋に飛び込んでいた見慣れぬ女性士官が、傷ついた巨艦を人間として、それも職名で呼ぶのをヤマト艦橋のクルーたちは聞いた。

 

 「武本宙尉、君は作戦室で推移をモニターすると言っていたが……」

 

 古代のその問いを無視し、武本は語りだした。

 

 「古代戦術長、あの船は提督そのものです、提督の意識は艦隊全体に広がっていますが、その中核はあの船です、提督はあの船にあり、あの船とともに傷付きます」

 

 「クロガネ提督は、自らの体を盾にして、自軍や友軍を守っていると……?」

 

 「……提督が守っているのは、それだけではありません」

 

 武本洋子は、数日前の決裂を忘れたように、クロガネについて語る。

 

 「提督は、かつてあの敵、バイドと戦う軍人でした、それも単なる軍人ではなく、地球最強の軍人です」

 

 武本洋子は、クロガネが彼女に語った記憶を辿る。

 

 「出会うバイドを悉く破壊し、人類の内戦を終結させ、そして最後には強大なバイドとの戦いで相討ちになり、自らもバイドと化した……」

 

 武本は、自分が何を語ろうとしているのか忘れかけながらも、言葉をつないでいく。

 

 「そして、この宇宙に飛ばされた後は、滅びかけた地球を救うため、ガミラスに戦いを挑み……そして、自分がバイドの手によって、地球を確保するための捨て駒にされたことを知ると、今度はガミラスと手を結び、グリーン・インフェルノに立ち向かうことを決めました」

 

 それはただの事実の羅列であったが、武本は、自らがそれに意味を見出していたということを悟った。

 

 「提督は守ろうとしているんです、地球を、人類を、ガミラスを」

 

 「……君が何を望んでいるのかはわからない、クロガネ提督が、どんな意思で戦っているのかも、僕たちには分からない」

 

 武本が持った、クロガネ提督への想い。

 尊敬とも、友情とも取れるそれに古代は胸を打たれたが、その形を掴むことが出来ない。

 だが、それでも────

 

 「だが……、武本宙尉、僕らに……ヤマトに、波動砲を撃つこと以外の何かが出来るのなら……!」

 

 ────それでも、手を差し伸べずには、居られない。

 古代の言葉は、まるでヤマトの総意を代表するような口振りであったが、誰もそれに反論することはなかった。

 事実、それがヤマトの総意であったのだ。

 

 「……はぁ、この戦場で意地を張っていたのは私だけ……というわけですか」

 

 武本はため息をつき、続ける。

 

 「────通信回路を貸してください」

 

 

 

 ……俺は、どこで間違ったのだろうか、それとも、間違わなかったが故にこうなったのだろうか。

 俺の体、コンバイラベーラはバランの重力に抗するだけの力を失い、落下しつつあった。

 バランへの落下、それは俺が胸の内で温めていた『最後の策』を実行するには都合がいい状態だが、今の俺の能力では、とてもそれを実行することは────

 

 『提督、ヤマトより入電です』

 

 「……ヤマトが俺に何の用がある、波動砲を撃ち込むことはまだ出来ない、逃げろと言ってきたなら『バカメ』とでも返しておけ」

 

 『通信を送っているのは、貴方の副官です』

 

 「何を言っている、俺の副官は………………、……武本か」

 

 『そうです、武本洋子です』

 

 「……繋げ」

 

 『副官』が機材を操作するそぶりを見せると、天井に配置されたメインパネルに……かつての副官、武本が映った。

 

 「────武本」

 

 かける言葉が見当たらない、私は彼女を裏切ったのだ。

 

 『提督』

 

 武本は、私をただ提督と呼んだ。

 長らく続いた副官時代の名残だろう。

 

 『……ようやく分かりました、あなたの戦いが』

 

 「俺の戦い?」

 

 『あなたは常に、自らの戦いを通じて、より大きなものを守ろうとしてきました』

 

 より大きなものを守る。

 意味の広い言葉だ、どうとでも解釈できる。

 ……違う、武本が何を語ろうとしているのか、俺には分かっているのだ、分かっていても尚、受け取ることを恐れているのだ。

 

 『バイドと戦う時には、地球を想い、ガミラスと戦いながら人類の未来を想い、そして今、グリーン・インフェルノを前にしてはこの宇宙を想った』

 

 「想っていたのは、ただ自分のことだ、私はただ自分の果たしたい想いを果たし、守るべきだと思ったものを守ってきた」

 

 『宇宙を想う自分の心を想うことと、宇宙を想うことの間にどのような違いがあるのですか?』

 

 俺は言い返すことが出来なくなった。

 論理的に反論の余地がないわけではない、……言い返せないのは、これが本来、論理に基づいた会話ではないからだ。

 私は焦れて声を荒げた

 

 「……戦闘中に話が長いぞ武本、何が言いたいんだ!」

 

 『提督、私は貴方を応援します、ここにいる、ヤマトのクルー達も貴方を応援してします』

 

 ────。

 

 「ヤマトが、俺を?」

 

 あの、ヤマトが。

 

 『はい、地球を護るために悪魔に取り憑かれ、そしてその悪魔を自ら振り払い、敵と手を取り合い、身を挺して戦う貴方を応援しているんです』

 

 「……そうか」

 

 『そうです』

 

 ……あのヤマトが俺を応援している。

 バイドにそそのかされこの宇宙を破滅に追いやろうとした俺を、地球を護るためだけに1つの星間種族を滅亡させようとした俺を……!

 武本が、俺を応援している。

 自らの想いを裏切り、母星を焼いた憎むべき敵と手を結んだ俺を────!

 ならば、最早、ためらうことは何もない。

 

 「────武本、俺は今から最後の賭けに出る」

 

 バイドを倒して、宇宙を守ろう。

 

 さあ、行こうか。

 

 

 

 アキラ・クロガネの目は、その名の通り輝いていた。

 艦橋に佇む人型の目は、黒鉄のように。

 バランに沈みゆく巨艦の目は、翡翠のように。

 そうだ、コンバイラベーラは沈みつつも、その輝きを一切失ってはいない。

 コンバイラベーラの艦橋には、最早誰の影も存在してはいなかった。

 

 副官と定めた意識に艦隊の統制を任せ、クロガネ一人がコンバイラベーラに残ったのだ。

 

 『……提督、グリーン・インフェルノを撃破することも、地球を救うことも、貴方にとっては既に経験済みの任務に過ぎません、必ず帰ってきてください』

 

 そして、コンバイラベーラが戦線を離脱した穴は、ドメル率いるガミラス軍の奮戦が埋めることになる。

 

 「クロガネ提督は艦の修復を終え次第必ず戦線に復帰する、それまで全力でバイドを抑えるぞ!」

 

 「聞いたか!我が艦も前進し、戦線を支える!」

 

 ドメルは中核艦隊までもを戦線に投入し、果敢な攻撃でグリーン・インフェルノの行動を封殺していく。

 ガミラス艦隊の総数は開戦当初の60%にまで減少し、未損傷の艦はその内30%という満身創痍の有様であったが、事ここに至って、ガミラス艦隊のクルー達も、自分たちに後がない……ここで敗北を喫したら、自らの祖国全てがあの怪物に食い荒らされる……ことを理解し、決死の抗戦を続けている。

 

 「艦長、ガミラス艦隊とのデータリンク、確立しました」

 

 「宜しい……全艦砲雷撃戦用意!魚雷、及び三式弾の曲射にて、バイドへの攻撃を開始する!」

 

 そしてヤマトもまた、ただ守られ出番を待ち続けているわけではなかった。

 

 (提督……これが、我々の地球が作り出した戦艦です、これが、貴方の会いたいと言った英雄、沖田艦長の船です……!)

 

 戦いは、当初の薄暗いオーラを振り払い、ただ、猛烈な熱を纏ったそれに変わっていた。

 地球を守ろうとする地球人と、ガミラスを守ろうとするガミラス人、そして、その両方が宇宙を護るために戦っているのだ。

 そして────

 

 「バラン星エネルギーコア沈黙!!」

 

 「……いよいよですな、閣下」

 

 「ああ」

 

 バラン星のエネルギーコアに蓄えられていた大量のエネルギーは、凄まじい速度でその形を変えていく。

 ドメルには、レーダー内に表示される情報の意味がはっきりと分かった。

 エネルギーコアは、食われたのだ。

 

 「────全く、貴方はとんでもない浪費家だ」

 

 エネルギーの塊は、バランのガスを突き破り────

 

 『コンバイラ()()()、バランより浮上!!』

 

 全身を武装で包んだ球体。

 コンバイラリリルが出現した。

 

 「────こちら、クロガネ艦隊旗艦コンバイラリリル、只今より戦線に復帰し、グリーン・インフェルノとの交戦を開始する!」

 

 B-BS-Cnb3”暴走戦艦”コンバイラリリル。

 超巨大なコンバイラベーラから更に膨れ上がった艦体は、戦闘艦としての理想形からはかけ離れた球体に成り果てながらも、その全身に備えた莫大な武装は全方位に対してコンバイラベーラ以上の戦闘力を発揮可能。

 それは、コンバイラから連なり進化するバイドがたどり着く最後の形であり。

 かつてクロガネが撃破した『若き英雄』ジェイド・ロスの最後の姿であった。

 

 「最早小型の人工惑星と言ってもいい大きさだ、あれならば……」

 

 「グリーン・インフェルノの砲撃に耐え、さらなる攻撃を加えることも可能かもしれません」

 

 「……提督なら、きっと」

 

 

 コンバイラリリルの主な武装は、ファットミサイル砲HⅢ、追尾ビームCBⅢ、フラガラッハ砲Ⅲ、これら()()だ。

 ……そう、これまでのコンバイラとは異なり、コンバイラリリルは1つの兵器を一対のみ装備するのではなく、全身に配置している。

 そして、それはチャージ兵器であるフラガラッハ砲ですら、例外ではない。

 

 「全兵装ロックオン!まずは通常兵器で雑魚を散らし、射線を開いた後、グリーン・インフェルノに向け艦底部フラガラッハ砲を発射する!!」

 

 『了解!』

 

 コンバイラ系艦艇の兵装は全て曲射可能であり、開放された空間であれば、一斉射で敵を攻撃し続けることも可能である。

 だが、最早提督にそのような保身はなく、必要もなかった。

 

 「発射後、そのままの角度で敵集団に突入、全方位攻撃にて残存した友軍を援護しつつグリーン・インフェルノを抑える!」

 

 『追尾ビーム及びファットミサイル砲効果あり!』

 

 『艦底フラガラッハ砲、発射5秒前!!』

 

 R-TYPE TACTICSⅡにおいて、閉鎖された戦場の影響でその能力を発揮できなかった戦艦は、グリーン・インフェルノだけではない。

 コンバイラリリルもまた、開放された空間において、その真価を発揮しつつあった。

 

 『グリーン・インフェルノ上部砲台の三割を撃破!』

 

 「よろしい、その隙に入り込め!」

 

 

 かつて、地球を救い、バイドに取り憑かれたジェイド・ロス提督は、その地球への想いによってコンバイラリリルへと至った。

 そして今、その後継者であるアキラ・クロガネ提督もまた、地球への想いによって────

 

 

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