アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件 作:100¥ライター
UAもこんな短期間であっという間に1000を超えたり、もう本当に凄いですw
皆さんが応援してくれるから頑張れます!!
今回はちょっとした息抜きがメインです!
見てくださると嬉しいです。
言葉の壁というものを感じたことはあるだろうか。
例えばノーゲーム・ノーライフでは日本語と
デスノートも拾ったのが英語完璧な月くんでなければ速攻ググったり、辞書を引っ張り出していただろう。
言語の違いとはそれだけコミュニケーションなどに隔たりを作る。
地球にある言語なら音声翻訳などでどうにでもなるが…
そうでない場合、マスターはどう対処するのだろうか。
〜
ん…?ここは一体…深夜の街並み…戦いの最中か?
「この伝説の
「…は?」
トランクス?まぁ、それは分かる。みんなもよく知っているであろうドラゴンボールのトランクスだ。だが何かがおかしい。
「おーーーーい!」
あれ?何かが飛んできて…
「嘘です!!」
「あそこにいるトランクスが伝説の超!天才!イケメン!だなんて全て嘘です!! この伝説の超!天才!イケメン!最高!なサイヤ人トランクスがお前を殺すぞ」
トランクスが2人!?ドラゴンボール超の未来トランクス編ではトランクスが最終的に2人になってしまった。だから絶対あり得ないことではないが… そしてこいつも色々おかしい。
「お前、何か勘違いをしているんじゃないか?イケメンは僕です!」
「俺はイケメン!すぎるんです。イケメン!すぎるんですよ俺は…」
あー、無視しよ。こんなふざけたやつらに構っている時間などない。
「僕イケメン!」
「俺イケメン!」
え?待て待て…
『イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!ツケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!イケメン!!!』
ちょっと待てこっち来るな。怖い!怖いって!!
「来るな!!来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
…見慣れた天井。ここは俺の寝室…?あれは夢だったのか。
「冷静に判断すればトランクスがあんなキャラになっているわけないわな…」
俺の中ではトランクスはあんなキャラだったのだろうか。
「あれ?どこまでが夢なんだ?」
もしかしてユウキに会ったことすら全て夢だったんじゃ…
「…大丈夫ですか?マスター。」
「ん?」
金髪ロングの少女、そして…あそこにあるのは…聖剣?
「お前はもしかして…」
焦ってスマホ確認してみたところ…
『アイリス(この素晴らしい世界に祝福を!)』
本名は『ベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリス』。カズマを兄のように慕うベルゼルグ王国の王女様である。
強さは…言うまでもない。超強い。
6巻からの登場のため、アニメには出ないのが残念だが。
ステマになってしまい申し訳ないがどうしても強さが気になる方はこのすば10巻かスピンオフの続・爆裂でめぐみんが盗賊団を作る話を読んでみてくれ。
「あの状況を救ってくれたのはお前だったんだな。」
「えぇ、そうですよ。」
「あのさ…何で俺を助けてくれたんだ?」
「…泣いていたから…ですかね?助けて欲しいって顔をしていました。」
…
「死んでくるわ」
窓から身を投げようとした。恥ずかしい。死にたい。俺そんな顔していたのか。
「マスター、ここは1階です」
だよな…まぁ、ユウキの前じゃこんなこと口が裂けても言えなー
「アイリス!ユウキは!?」
「ユウキさんならあちらで寝ていますよ。」
「良かった…」
「今の時間は…7時半…今日は学校を休むか。」
こういった時に真面目に学校行っているとズル休みだとは疑われないから楽だ。さすがに今日は行く気にならない。
「今日さ、どこか出かけてみるか?」
「は、はい!」
今日はもうバトルにはならない。少しくらい気を緩めても平気だろう。少なくとも学生マスターや社畜マスターには会わないはず。
ユウキが起きてから準備をして出かけることにした。ユウキにとっても羽根を伸ばす日を作っておいた方がいいはず。
「マスター、ここがニホンという場所なのですか?高い建物が沢山ありますね!」
「あぁ、そしてここはその日本の中でも人が一番集まる場所だ。今度日本で一番広い場所なんかにも行くか?」
「はい!」
「ボクはスカイツリーっていうのがどんなものか見てみたいな〜!」
「スカイツリー?」
「あぁ、あれのことか。」
「もの凄く高いですね…私の見たことがある王宮にもあれよりものはありませんでした」
「じゃあ、行ってみるか…」
アイリスのやつ、元気だな…何にでも興味を示している。この日本がそんなに楽しいか?俺からしたらアイリスやカズマ達がいるそっちの世界の方が面白そうだが…隣の芝は青いってやつなのかもな。
「マスター、あそこはなんというのですか?」
「あれはマックっていう日本には死ぬほどあるファーストフード店で…あ、マスターっていうのやめね?自己紹介が遅れたが俺の名前は津島隼人だ。」
忘れていた。認識阻害を解除しているからこんな幼い子にマスターと呼ばせるのは身バレとか以前に周りの視線が痛い。
「ハヤトですね。改めてよろしくお願いします。」
「あぁ、アイリス。よろしく頼むよ。」
「あ、痛っ…」
ん?何かにぶつかったか?後ろを振り向くがそれらしき人物はいない。今考えれば戦いの最中でなければ例え呼び出されたキャラであろうと1km圏外から離れることは可能なんだったな。俺はユウキとずっと一緒にいた気がするが。だがさっきのが呼び出されたキャラだと考えるのは考えすぎか?いや、認識阻害を解除している今もしそうならヤバいことに…
「どうしたの?」
「どうかしましたか?」
二人が俺に声をかけてくれたことで我に返った。ちょっと考えすぎか。
「あっ、いや…何でもない。」
マックで気をつけることはといえば、一人なのに必要以上に席を取るやつ。一人分にしては明らかに多く食べようとするやつなどに対してが警戒対象だが、特にはいなさそうだな。
「あの…これはなんですか?」
「知らないのか?これはハンバーガーって言ってだな…ああやってパンみたいなのにチーズやトマト、ハンバーグなんかの具材を挟んで食べるんだ。」
実際はパンのようなやつはパティとか言うらしいが専門用語を言っても仕方ないし、正しいか自信もないので黙っておく。
「あの…そしてこちらはなんというのですか?」
え?サラダぐらいはあっちにも…あ、もしかして…
「お前、やっぱりこの字が読めないのか?」
「は、はい…日本ではこのような文字を使うのですか?」
忘れていた。このすばの世界での言語は日本とは違うものだ。転生した日本人冒険者ならスラスラ読めるようになるらしい。だが、この場合は逆。そのような補正がかかるわけもないのでアイリスが読めるわけなかったのだ。もっと早く気づいても良かったのにな…
「あぁ、これは日本語って言ってだな…これからゆっくり教えていくよ。俺もお前の所の文字を覚えるように頑張るよ。」
「ありがとうございます!」
「ハンバーガーかぁ…どれにしようかな〜」
「俺はダブルチーズバーガーとMサイズのポテトとコーラで」
「では、私も同じものでお願いします!」
「じゃあ、ボクもそれで!」
「さて、お会計…あれ?」
財布に何か紙が入っていた… お金は盗られてない。良かった。
『あんた、SAOのユウキとこのすばのアイリスの二人を率いるマスターね。あんた達に話があるわ。このことをバラされたくなかったらこの場所に来なさい。』
「いや、待て…俺は今まで一度でも財布を出したか…?」
ポケットやバックに入っているのであればまだ分かる。前者ならすれ違いざまにさっと入れたり、後者なら俺がバックを開くのに合わせたりすれば入れることは十分可能だが何故財布にピンポイントで入れることが出来たんだ?
俺のバックの側にはアイリスがいた。相手が認識阻害をしてようとバックが漁られているのをアイリスが気づかないはずがない。
「黒子みたいな瞬間移動の類とかは?」
「財布の位置が的確に分かっていなければ不可能だ…」
「うーん、そっか…」
「とりあえず食べ終わったら行ってみるしかないな。」
キャラの情報を漏らされちゃたまったもんじゃない。とにかく今は行ってみるしかない…犯人の目的は…そして一体誰なんだ…
…はい、言いたいことは分かります。
色々とごめんなさい。
最初かなり調子に乗りました。リクエストのブロリーはまだ無理だからせめてもと思いました。
でも普通にやったらつまんないだろ思ったらこの始末です。
本当にすみません!
次回からはちゃんとした話になっていくはずです!
それでは!
最後まで見てくださり、本当にありがとうございます!