アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件 作:100¥ライター
いつもの津島隼人一行は隼人とマシュしか出ないのであしからず
今回は津島隼人の設定を書いた時にサラッと書いていた魔王軍について少し掘り下げたいと思ってます!
そして名前こそ出しませんがあるキャラをほのめかすような描写が色々と出てきます!
今回も見てくれると嬉しいです!
余談ですが今期はエロマンガ先生、クロックワーク・プラネット、ヒロアカ、レクリエイターズを推してます
もちろん他のも大半見てますよ
魔界だとか魔法だとか色々なアニメでよく使われる言葉があるがそれらが全く同じだとは限らない。
例えばはたらく魔王様の世界における魔力とは主に悪魔や堕天した天使などが扱える力であり、魔界やエンテ・イスラの大気中に存在しており、地球では人間の負の感情が魔力を生成するらしく、それで魔力を得ることができる。
だが、このすばなどの世界では魔力とはほぼ誰でも持っているものであり、時間経過で回復するものである。
これらのものはルールブックにある程度別のものとして扱われるらしい。ある程度と書いているのはもしかして基本はそれぞれの世界の法則に従うが、ウィズのドレインタッチなどで魔力の法則が違うやつに魔力を譲渡した場合、その魔力も技のエネルギーとして使用できるのだろうか。実験しようにもキャラがいないからやれないが。
そして地獄だってえげつないものを想像するやつが多いだろうがドラゴンボールの世界(復活のF)における地球の地獄は天使や妖精が楽しそうに踊っているのだ。フリーザはそれを延々と見せられたとか。
そんな世界の違いによってカルチャーショックを受けるやつなんていたら面白いとは思わないだろうか。
アイリスが初めてテレビやスマホを見た時なんか…おっと、これ以上言うと彼女が怒るのでやめておこう。
〜
時は遡り、バカテス編終了後の次の日
ピンポーン!
「あ、わり…マシュ出てくれないか?」
「は、はい…」
マスターは何か真剣に本を読んでいますね…何か作戦を立てているのでしょうか。マスターの邪魔をするわけにもいきませんし…代わりに行きましょうか。
「貴方も入信しませんか?」
…え?
「おい、マシュー!新聞なら間に合ってますとかで追い返…せ…ん?」
私がもたついているとマスターが応対しに来ました。マスターの手を煩わせてしまい、申し訳ないです
「今なら入信された方にー」
「貴方、漆黒教に入りませんか?」
え?マスターはいきなり何を?
「今なら漆黒教に入り、ヨハネ様のリトルデーモンになることによって教祖ヨハネ様と共に祈りを捧げることでヨハネ様が堕天の力をくださり、そして我々の祈りがヨハネ様に力を…」
「ぺっ!」
…どうやら撃退したようですね。もの凄い早口でまくし立てるとは…
こんな咄嗟のことであれだけの素早い対応が可能なのは羨ましいです
「やれやれ…タチ悪い宗教団体だったな…盲信しているやつ特有の話が通じなかったり、頭が弱かったりするやつか? いいか、マシュ。ああいう怪しい宗教団体は人々の弱い所に漬け込み、教祖様が救ってくれただの言って、集団催眠にかけて依ぞ…依存させているだけなんだ…」
気のせいでしょうか…マスターが言い淀み、改めて依存させていると言った時、何故だか少し悲しそうな目をしていたように見えたような…かつて何かあったのでしょうか。
「まっ、漆黒教はそんなんじゃないがな!」
「あれはどれくらい本気だったのですか…?」
「半分くらい冗談」
残り半分は本気だったのですね…漆黒教…後で詳しく調べてみますか
「あ、言い忘れてた。助かったよ、マシュ。サンキューな」
「あ、いえ…私は何も…」
いつか…戦いだけではなく、マスターの心のケアなどにおいても役に立てるようになりたいです
〜〜その一方…
俺の名前は新井秀斗…よーし、アライさんにおまかせなのだ!でもなければ赤井秀一でもない。Aクラスで久保に憑依していたが木下優子のマスターに終始踊らされて全体優勝で終わってしまったが…主人公先行配布で真奥貞夫を入手した。そして今俺はアニメキャラの組織、魔王軍のマスターである
「魔王様、新井さん、次はどのキャラをスカウトしに行きますか?」
アルシエルこと芦屋四郎。敵マスターが先に入手していたので事情を話して納得したアルシエルにわざと負けてもらうことでマスター不在となった彼をスカウトした。まず俺が最初に行ったのはある程度作品の統一。作品を統一させることで見知ったメンバーを増やして連携を取りやすくしている。
「そうだな…漆原の調査で何か面白いやつはいたか…?」
ルシフェル…現在は漆原半蔵である彼は俺が一番最初のガチャで引いたキャラである。最初こそあまり指示を聞かなかったが、ネット環境を提供することでなんとか言うことを聞いてもらっている。
真奥も入手したのは奇跡に近かったな…
「漆原…彼の部屋へ行ってみますか?」
「なぁ、秀斗…やつに専用ルームを与えたのは間違いだったんじゃないか?」
そう、芦屋をスカウトしてからは大人しくなったが、最初の頃は漆原の要求をどんどん聞いていく度に遂に彼専用のネットをするのに特化した部屋が完成してしまったのだ。
「あ、真奥と芦屋、それに新井秀斗じゃん。どうしたの?」
部屋はクーラー完備。画面は6画面。リクライニングソファ。手の届く範囲に冷蔵庫やお菓子があり、他にも沢山のものを揃えている
「漆原、少しは新井さんに貢献したらどうなんだ」
「分かっているさ…こんな面白いサイトは見つけたよ。もしかしたら手がかりにはなるかもね」
漆原は芦屋が情報を催促すると漆原は待っていたかのようにあるサイトを開き、俺達に見せた。
「悪魔倒すべし…魔王しばくべし…?なんだ?この宗教…おまけに入信したら宝くじが当たったとかなんか怪しいことばっか書いてやがるな」
あぁ…あの宗教団体か…あまり関わり合いにはなりたくないな…俺達が一番会いたくない奴らだ。まぁ、その元締めしか来ないだろうけど…
「よその世界の魔王かもしれないけど魔王めちゃくちゃ叩かれてるねぇ…」
「魔王様のことをここまで侮辱するとは…特定して潰しにいきますか」
やはり芦屋もこれに関しては怒りを隠せないようだ。主をこんなにもボロクソ言われたら当然っちゃ当然か
「芦屋、まだこれがマスターやアニメキャラに繋がっているとは断定できない。確信が取れるまで動くのはやめるべきだ。それにこの戦いで安易に晒す行為は危険なはずなのに…バカでないなら策があっての行動のはずだ」
真奥の判断は正しい。細かい部分は違うがこいつは可能であれば関わらず、誰かに仕留めてもらうべきだ。あんな危険なダークホースと真正面からなんてのはありえないし、悪魔ばかり集めたこちらにとっては圧倒的に不利だ
「とりあえずこの女神様とやらの顔は覚えておきます。もし魔王様の身に何かあればすぐにでも教えてください」
「でも悪人に人権があるのならニートにも人権がある。これにだけは賛同できるな」
「漆原は心機一転働いたらどうなんだ…?」
「働く必要がないなら働かなくても良いじゃん。だってこの家豪邸だから働く必要ないし」
「…まぁ、これ以上不毛な話をしても仕方ないか」
芦屋が溜め息を付き、話を打ち切ると漆原は反論を始めた
「一応僕、一番最初にマスターに呼ばれて割と貢献しているんだからな!!この部屋だってその対価だし!」
いや、お前は俺の事を脅迫してこれらの設備を要求してこなかったか…?
「…さて、ここから更に魔王軍を拡大するには新たな悪魔大元帥が必要だ」
「え〜、この前マスターがバニルをガチャで当てて、そのバニルがウィズをスカウトしたじゃん…まだいる?」
バニル…彼は異世界での魔王軍幹部だ。やつはマスターを殺したりしないらしいし、悪魔ならと魔王軍に仲間として引き入れた。その結果同作品であるウィズのスカウトにも成功している。
「確かにあの二人はかつての悪魔大元帥と同等かそれ以上の力を備えている。だが、今の魔王軍には決定的に足りないのは…アシスト面や兵力だ」
「あ〜確かに…」
かつての魔王軍では空中戦用にワイバーンを飼っていたり、手先が器用なやつに武器を作らせたりなどその統一された魔界はまさに国家というレベルだった。
「だが、真奥…この戦いでエンテ・イスラから新たな兵力を補充とかは出来ない。あくまでガチャにより呼ばれたキャラのみがこの戦いに干渉が可能なんだ。どうやって兵力を補充する気なんだ?」
「俺もそこは頭を抱えている。マスターを増やす行為は…あまり得策ではないな。船頭多くして船山に登るってやつだ。現時点では仕方ないと割り切るしかないかもしれない」
そう。今俺の仲間は5人いるが、その内3人がガチャで2人はスカウト。この仲間に対してマスターは1人。これによってマスター同士での裏切りもないし、指揮系統も混乱しない。
「日本のことわざ?よくそんなの覚えてるね…意味はなんなの?」
「漆原、魔王様のようにことわざや四字熟語まで覚えろとは言わないからせめて漢字を書けるようになってくれ…」
漆原はネットがあることもあり、現代日本人にありがちな漢字は読めるが、漢字を書けないという状況になっている。だが、彼は漢字を書けるようにするどころか字を上手くしようとも思っていないらしい
「つまり…指揮官が多いとかえって統率が取れないって話だ」
「じゃあ、極力スカウトで増やすか。他の世界には悪魔がいっぱいいるね…サタンの息子だなんてやつもいるし、赤ん坊が魔王だなんてのもいる」
漆原の情報収集力を甘く見ていた。いつものようにある画面ではネトゲをやっているくせに器用に様々な有益な情報を提供してくれている。
「サタン…?魔界ではありふれた名前だが…サタンという名がそんなに珍しいか?」
「それがさ…サタンって名前がレアな世界の方が多いらしいよ」
一口で魔界と言っても作品により、違いはあるからな…天界も似たようなものだし…
「それと…赤ん坊が魔王?アラス・ラムスみたいなやつか?」
「いや?なんでも人類を滅ぼすためによその世界の大魔王が地球に送ったんだってさ…侍女悪魔なんていうメイドみたいなやつと一緒にさ。まぁ、拾った親がそこそこ良心のあるやつだったから人類滅ぼすなんてことはなかったみたいだけど」
「…魔界って言っても色々あるんだな…俺、少しカルチャーショック受けてる」
流石に天界、魔界と言っても全部が全部繋がっているってわけではないんだな。同じ地球から来たやつらでもここは別世界って認識になっているみたいだし
「それに勇者と魔王が手を組んじゃうってのもあるんだってさ」
「それはお前達だよな…?」
「新井さん、それには少し語弊があります。エミリアとはただ利害の一致で一時的に組んでいただけであり、我々とは敵同士です」
「…ん?そうだ。こいつなんかどう…?シンプルな実力では周りの連中に劣りこそするけど…僕達みたいなやつを色々知っているみたいだしさ…中々活躍しそうだよ?」
そう言って漆原が提供したキャラは…
「人間か…いいのか?」
芦屋が少し躊躇うも漆原はどうやら考えなしでこいつを選んだわけではないらしい。さすがこの中では最も真奥といるだけあるな…
「この家のような場所であれば間違いなく食いつく…もし今いるやつなら主人公枠を2キャラ取って優位に立つことが可能。探して損はないはずだけど…真奥はどう思う?」
「あぁ、探してみる価値はあるな…よし!こいつを見つけたら積極的に手に入れように動くか!」
さて、魔王もやっと来たし、魔王軍本格始動!俺はこの戦いの果てまで行ってみせる!
魔王軍は主にはたらく魔王さまとこのすばキャラで成り立ってます!
設定集を除けばこれで24話目なのに名前が明かされたマスターが隼人と秀斗だけってのはちょっとまずいのでは?と思ってますw
みんな安易に名前を名乗りたがらないどころか大半外に出ないので名前不明どころか全てが不明なマスターも沢山いる始末ww
これからは極力出番増やしますw
次回はこれとは違う番外編をやるか元の話に戻すか考え中です
それでは!!