【ラブライブ μ's物語 Vol.4】オレとつばさと、ときどきμ's ~Winning wings 外伝~   作:スターダイヤモンド

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主な登場人物の設定集です。

本作は時系列的に言うと、第50話はμ'sがラブライブ本大会出場を決めた年末までで、第51話はいきなり現在(3年半後)に飛んでいます。

それを補完する意味も込めて、この設定集では、そこに至るまでの各人のエピソード等を、盛り込んでいます。
※年齢は第51話(現在)時点。

また、本編をスルーして、こちらを読まれる場合、ネタバレになりますので、ご注意願います。

ストーリーが進むに連れて、追記することがあります(いわゆる後付けの設定)。

ご了承ください。





登場人物紹介
【登場人物紹介①】


【高野 梨里(たかの りさと)】

 

本作の主人公。

 

 

神奈川県出身

1月3日生まれ(20歳)/O型

176cm/63kg

 

 

『横浜・F・マリノス』所属のMF(#27)/オリンピック(U-23)代表(#7)

 

 

幼い頃から難読な名前と、伸びない身長に不満を持っていた。

 

古い友人からは『リサ』や『リリー』などと呼ばれるが、いまだもって何故『梨里』と名付けられたのかは不明。

 

身長に関しては、幼い頃から小さく(中学1年生時で138cm)常にコンプレックスだった(その後の8年間で40cm近く伸び、今は解消)。

 

 

サッカーは小学1年生から始め、中学からマリノスのユースに入団。

高校卒業と同時にトップチームに昇格。

 

生粋のドリブラーで、俊足を活かした直線的なプレーが特徴だったが、成長期を境に、小刻みなステップで相手を躱すスタイルへと変わった。

キーパーのタイミングを外すシュートが得意。

 

オリンピック代表に選ばれたが、合宿直前に、交通事故に巻き込まれた。

 

 

綾乃とは小学生時代からの知り合いで、恐らく世界で唯一『チョモ』と呼ぶ人物。

 

その綾乃との関係は、本人曰く

「友達以上、恋人未満」

とのこと。

 

 

基本、スケベ。

 

視力はあまり良くないが、ピッチから(観客の)綺麗な女性を探しているうちに、遠くからでも(後ろ向きでも)容姿を判別できる『特殊能力』を身に付けた。

 

好みのタイプは適度に細身で、可愛い…というよりは、綺麗な女性。

プラスαの要素として巨乳、ポニーテール。

ただし、バストはデカければ良いというわけではなく(D~Eカップくらいが理想)、乳輪が大きいのはNGらしい。

 

アイドルや芸能人については、あまり興味がなく、μ'sについても

「見たことはあるけど、顔と名前が一致しない」

と言っているが、恐らく上記の条件であれば『絢瀬 絵里』あたりはストライクゾーンのど真ん中だと思われる。

絵里の乳輪については把握してないが…。

 

 

明るい娘は好きだが、うるさい娘は嫌い。

サバサバした娘は好きだが、ガサツな娘は嫌い。

 

色々、面倒くさい。

 

しかし、それらは、あくまで理想論であり『好きになった人がタイプ』とも言っている。

 

 

愛車はエルグランド。

 

 

好きなサッカー選手は、ベタだが『リオネル=メッシ』。

 

 

 

 

 

【梨里の父(りさとのちち)】

 

梨里の父。

職業は公務員。

 

 

ありとあらゆるスポーツに精通しており、知識だけは豊富。

運動神経は悪くないようだが、特別スポーツ経験があるわけではない。

 

梨里に言わせれば、単なる『スポーツ好きのオヤジ』。

 

 

真面目な性格だが、天然ボケでもあり、特にどこかへ出掛ける際には、必ず(スリッパのまま玄関を出る、行き先を間違えるなど)『なにかやらかす』。

 

 

梨里の命名理由については「何となく」「雰囲気で」などと、明言を避けている。

 

 

 

 

 

【梨里の母(りさとのはは)】

 

専業主婦。

 

料理上手のしっかり者。

煮物が得意だが、梨里があまり好きじゃないのが、不満のようだ。

 

梨里の命名理由については「お父さんに任せたからわからない」と、明言を避けている。

 

 

 

 

 

【藤 綾乃(ふじ あやの)】

 

前作『Winning wings』の主人公。

※現在、公開はしておりません。

 

 

神奈川県出身

2月8日生まれ(20歳)/A型

167cm/50kg

B80(B)/W58/H81

 

 

なでしこ1部リーグ『大和シルフィード』所属のFW(#28)/なでしこジャパン代表(#28)

 

『飛鳥プロ』所属のアーティスト(Vo兼Gt)

 

 

父親は、小学4年生の時に他界。

飲酒運転のトラックドライバーによる交通事故死だった。

 

以後、母子家庭で育つ。

 

 

小学生時代はバレーボールの『左利きの』ウイングスパイカーで、守備免除のスーパーエースだった。

しかし、特待生として進んだ中学では『背の低さ』からセッターへのコンバートを命ぜられる。

 

 

中学2年生から『AYA』名義で、『J-BEAT』の専属モデルとなり、『浅倉さくら』とのコンビ『C.A.2』で一世を風靡する。

彼女の真似をしたファッションは『AYA-x』と呼ばれた。

 

 

高校入学と同時に、バンドスタイルのユニット『シルフィード』の『夢野つばさ』としてデビュー。

その年に紅白出場を果たす。

 

A-RISEの『統堂英玲奈』に似ていると言われたことがある。

 

 

現在はバンド活動を休止して、サッカー選手に転向。

所属チームの『大和シルフィード』は、入団から4年で地域リーグ → なでしこ2部リーグ → なでしこ1部リーグへと昇格。

その原動力となった。

 

チーム1、2を争う俊足で、シルフィードでは主に右ウイングを任されているが、高いジャンプ力と正確無比なパスセンスを兼ね備えている為、状況によっては、ワントップでポスト役や、OMF、SMF、SBに入ることもある。

 

しかしなんと言ってもストロングポイントは『Devil wing(デビルウイング)』と称される、左足から放たれる女子離れした強烈なシュートで、彼女自身は『Beautiful Lefty Sniper(美しき左利きの狙撃手)』の異名を持つ。

 

フットサルで身に付けた足技(フェイント)が得意。

 

スタミナには、やや難がある。

 

同じ年齢のチームメイト『緑川 沙紀』と併せて『なでしこのゴールデンコンビ』と呼ばれている。

 

 

一時期、かつての友人(山下 弘美)の死(自殺)を知り、精神的にも肉体的にもボロボロになるが、『浅倉 さくら』や『羽山 裕子』や『緑川 沙紀』らの支えによって、見事復活を果たした。

 

ただし父、友人と身近な人が亡くなっていることもあり「死」という言葉に対しては、かなりナーバスになっている。

 

 

梨里からは『チョモ』と呼ばれている。

相思相愛なのだが、お互い忙しく、イマイチ『深い仲』になりきれていない。

 

 

父親を早くに亡くしているため、多少ファザコンの気があり、渋めの男性がタイプ。

『永井』に恋心(のようなもの)を抱いていた時期があった

 

 

自動車免許証は取得しているが、車は持っておらず、ペーパードライバー。

 

好きなバレーボール選手は『カーチ=キライ(米)』と『アンドレア=ゾルジ(伊)』。

リアルタイムで観たわけではないが、幼い頃に知り「カッコイイ」と思っている。

 

ちなみにサッカー選手はあまり詳しくない。

 

 

 

 

 

【藤 久美子(ふじ くみこ)】

 

綾乃の母。

 

 

大学時代にモデルをしており、『飛鳥プロ』に所属していた。

 

卒業と同時に結婚。

翌年、出産。

従って綾乃と同年代の母親に比べると、かなり若い。

現在でも美貌は健在で、実年齢よりも10歳は下に見える。

 

出産後、しばらく専業主婦をしていたが、モデル時代の縁で出版社から声が掛かり、編集部に勤務。

今では出世して、女性ファッション誌『EVERY』の編集長を勤めている。

 

10年前に夫を交通事故で亡くしてから、綾乃を女手ひとつで育ててきた。

 

『永井』とはモデル時代からの知り合い。

 

 

 

 

 

【綾乃の父(あやののちち)】

 

享年36歳。

 

 

元陸上の走り高跳びの選手で、インターハイ出場の経歴を持つ。

大学卒業後は、スポーツ用品のメーカーに就職し、広報の仕事に携わっていた。

 

 

長身のイケメン。

 

妻の久美子とは、仕事を通じて知り合い、猛アタックの末、結婚。

自分の身長に釣り合う女性を探していたところ、モデルだった久美子が現れたという。

 

子供も生まれ、幸せな家庭を築いていたが、帰宅途中、飲酒運転のトラックに跳ねられ、帰らぬ人となった。

 

 

 

 

 

【山下 弘美(やました ひろみ)】

 

千葉県出身

享年17歳

 

 

中学時代は、将来を嘱望されたバレーボールのセッターで『アタッカーからコンバートさせられた綾乃』の目標でもあり、ライバル。

 

小柄で童顔だったことから、付いたあだ名は、名前をもじって『ヒロリ』と呼ばれていた。

 

高校に入って膝を故障。

選手を諦め、マネージャーとなるが…。

 

ある日、サッカー選手として活躍する綾乃(つばさ)を、激励に訪れ、

「また一緒にバレーボールができたらいいのにな…」

…と笑顔を見せるも、その翌日、遺体となって見つかった。

 

自殺と断定されたが、遺書は見つかっていない。

バレーボールができなくなったことに対する、精神的苦痛が原因とされている。

一方で、所属チームのコーチによる性的虐待があった…との噂も流れたが、現在に至るまで真偽は不明。

 

 

 

 

 

【永井(ながい)】

 

口ひげを生やした、ダンディーな中年で、雑誌『J-BEATの』編集長。

 

 

中学を『自主退学』した綾乃を、モデルの世界に引き入れた。

 

 

綾乃の母、久美子とはモデル時代からの知人。

彼女に好意を寄せているが、それを伝えられず、今日まで至る。

 

 

 

 

 

【原(はら)】

 

老舗芸能事務所『飛鳥プロ』の女社長。

 

 

礼儀作法に厳しいことで知られ、社員教育も、自らが先頭に立って行っている。

故に、業界からの信頼も厚い。

 

ただし、柔軟性がないわけではなく、聴く耳は持っている。

 

所属タレントの高齢化が進んでいる為、若い人材を求めているが、なかなか自分の眼鏡にかなう子が現れず、苦戦している。

 

そんな中『浅倉さくら』は、綾乃が入るまで、唯一の若手だった。

 

 

綾乃の母、久美子もかつて飛鳥プロに在籍していた為、親子二代の面倒を見ることになった。

 

 

 

 

 

【浅倉さくら(あさくら さくら)】

 

東京都出身

3月9日生まれ(20歳)/O型

154cm/42kg

B77(B)/W56/H78

 

 

『飛鳥プロ』所属の女優。

 

 

冗談みたいな名前だが、本名。

 

元、小中学生のカリスマモデル。

『J-BEAT』では『AYA』とのコンビ『C.A.2』を組んでいた。

 

彼女を真似したファッションは『サクラー』と呼ばれ、一世を風靡する。

 

 

高校入学と同時に女優に転身。

デビュー当初から演技力に定評があり、演劇界における賞を総嘗めにしている。

アカデミー賞では、新人賞、助演女優賞、そして今年は主演女優賞を授賞し、史上最年少で『3冠』を達成した。

 

 

綾乃とは『親友』と呼べる仲で、彼女が精神的にも追い詰められた際には、何かと気を遣い、フォローした。

 

 

元μ'sの『南ことり』は遠縁にあたるが、お互い会ったことはない。

 


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