「おいおい、何だよこれは一体ここで何があった?」
そこには妖精などが倒れていたり中国服をきた女性が倒れていた。銀時は中国服の女性を揺らすが反応はない
とりあえず銀時は奥へ進む道中も色々倒れていた、七色の羽を付けた子供やメイド服を着た妖精も
「この屋敷何でこんなグロテスクになってんだよ....ただえさえ気持ち悪いのによけいに気持ち悪くなってきた」
その場を口を手で抑えながら走り去った
「お姉様....」
小さい女の子がそう呟いたが銀時には聞こえてなかった
階段を登り廊下を進むと次は紫髪にパジャマのような格好をした女性とピンクの上にその頭にコウモリの羽を付けた2人が倒れていた。揺さぶっても返事はない
(トイレさっさと見つけねぇとなんだよ今日は酔った後に子供の遊びに付き合わされそしてこんなグロテスクなもの見せられどんだけ銀さんを吐かせたいんだよ!いい加減トイレを見つけないと途中でもんじゃゃがComeoutしちゃうよ!誰か起きてる奴探して教えてもらわねぇとな)
再び銀時は廊下を走って行く走る都度に顔色が悪くなって行く
廊下の曲がり角を曲がるとそこらに倒れているやつとは別のメイドが倒れていた銀髪のショートヘア足にはナイフフォルダーを巻き付けている
体を揺さぶる
「おい!お前に聞きたい事があるんだ!起きてくれ!」
「ううっ.....」
そのメイドには意識があった必死に揺さぶる銀時、そのメイドはゆっくり目を開ける
「貴方は....?」
「良かった!ちょっと訪ねたいことがあるんだ!」
「貴方、さっさと逃げなさい....誰かは知りませんが今は危険です....死にますよ....今お嬢様が原因不明の暴走してるので....あのメイド達みたいになりたくなければ早く逃げてください」
「わかったお嬢様が暴走してるから逃げなきゃならねぇんだな、けどその前にトイレって何処にある?もう吐きそうで死にそうなんだけど」
そのメイドはその発言に
「はぁ...?この状況で何を言ってるのですか」
と答える
「だって吐きそうなんだもん....お願い教えてください」
「はぁ....あっちの方にありますよ」
メイドは指を指すとそのまま倒れ込む
「いや、指さされても詳しく教えてよ....」
銀時指さされた方向に走っていく方向だけ教えてくれた為何処にあるかはわからずドアを開けたりして当てずっぽで開いて行っている。
順番に開けているとそこには1人の幼女がいた紫の髪に血を浴び翼を広げ手には真っ赤に染まってる槍を持っている、その女はこちらを振り向く
「あっ失礼しましたー」
銀時はびびってた尋常じゃないほどの殺気が流れてくるからだ。閉めようとするが槍が飛んでくる。すぐ様木刀で防ぐ
「危ねぇー、おい!人に尖ったものを投げるなよ!」
しかしその後に弾幕が飛んできた、銀時は木刀で弾くが最後の弾をまともに受ける
「っ!?」
銀時は壁に激突するが壁から抜け吸血鬼に飛び掛る
「いてぇじゃねぇか!危うくもんじゃ飛び出る所だったぞ!」
木刀で頭をなぐる一度後に下がり再び吸血鬼に向かい突きを決める、吸血鬼はふっとんでいくが体勢を立て直し鋭い爪を銀時に向けながら突っ込んでいき銀時の肩に突き刺す
「いてっ!にやろう!お返しだ!」
銀時も吸血鬼の肩に刀を刺すしかし吸血鬼は痛かろうとせず無言のまま、意識が乗っ取られてる為喋れない
次に手にもってるグングニルで銀時の脇腹を突き刺し腹を蹴る銀時の口から血が漏れゲロもこぼれ吸血鬼に全部掛かってしまう
銀時は凄いスピードで飛ばされ棚にげきとつする
銀時は動こうとしない
吸血鬼は銀時にドドめをささず震えてる
━━吸血鬼の心の中
(あれ....私一体何をしてるのかしらさっきから意識がないけど)
吸血鬼はあたりを見回すと血塗れのメイド、中国服の女性等が倒れていた
(!?まさか....これは私が....またあの発作が出たのね、前の時もそうだった、正気に戻ったら全員死んでいた。そしてまた今傷つけてしまった。同じ過ちをしてしまうなんて主失格よね、もう私は何も守る事なんてできないわ、それに姉としても失格だわ)
吸血鬼は七色の羽を付けた少女を見ながらいう
そして現実に戻る
「....」
吸血鬼はだんまりしているがしばらくすると銀時がぶつかった壁の破片が音を立てると共に銀時が起きてくる
銀時の顔色は良くなっている
「あー、今のおかけで酔いがすっかり冷めた、銀さん復活だ、さて状況はわかんねぇがやる事は一つだお前をぶっ飛ばすだけだぁ!」
銀時は吸血鬼をぶん殴る吸血鬼は壁に激突する追撃を入れようとするが捕まれ木刀ごと投げ飛ばされ飛ばされる銀時を追い殴ろうとするが体勢を立て直し防ぐが吸血鬼の力が強いため押し倒される、吸血鬼は銀時の頭を連打する。銀時は白目を剥きかけている
(なんて力だ、夜兎並の馬鹿力だ、一撃一撃が重すぎて意識を保てねぇ。起き上がろうとも重くて抜けられねぇ、でも見た感じ吸血鬼、吸血鬼って力が強いと聞いたことがある、そうだ!弱点を付けば!吸血鬼には弱点がある確か十字架、にんにく、太陽だったな、十字架なら手で作れるからやってみようか)
銀時は手を十字架みたいに合わせるが吸血鬼には全く聞いてない
(やっぱり手で作った十字架は無理か!太陽は無理そうだし....もう手段がねぇな、俺もここまでか....すまねぇな先生....皆を護る約束守れなかったよ)
吸血鬼は拳を振り下ろそうとするが血で抑えてる手を滑らせ床の方を殴った、銀時は今の隙を逃さなかった急いで抜け出し距離を置いた
「へっ、まだ俺は死ねねぇらしいな。」
(危なかった!今血で滑ってなかったら本当に死ぬ所だった!奇跡というべきか、けど次は同じ事は出来ねぇな)
吸血鬼は何も言わずこちらに向かってくると再び殴ろうとするががっちりと防ぐ両手を抑え吸血鬼の腹を得意の前蹴りで蹴る吸血鬼は仰け反りその隙に木刀でかっ飛ばす。
銀時は出血が酷く息を切らしているがそんなのお構い無しに突っ込む
「でりゃぁぁぁ!」
槍と刀がぶつかるしばらく打ち合いになるお互いの刃が擦れあって火花がちったりしているお互い走りながら刀と槍を交えるそして吸血鬼は槍で突こうとするが避けられ銀時も突こうとするがよけられる、そして両者共々の蹴りが入りお互い飛ばされる着地と同時に地面を蹴り殴り合う殴りあった後刀に持ち変え再び打ち合う
打ち合っていたが銀時の刀がはじかれ腹を貫かれる
「ぐふっ!」
刀と共に吹っ飛び倒れるが体勢を立て直し飛んでる刀をキャッチし吸血鬼へ向かうがダメージの受けすぎでかがみ込んでしまう。その隙を逃さず吸血鬼は銀時に襲いかかる
(くそ!今度こそ駄目だ)
しかし後からナイフが飛んできて吸血鬼の腕に刺さる
吸血鬼は一旦その場から下がる
銀時は後ろを見るとさっきの銀髪メイドと中国服の女性に七色の羽の少女、紫髪の女性にピンクの髪の毛の女の子2人がボロボロになりながらも立っていた。
「貴方一体ここで何やってるの?トイレに行ったんじゃ」
「トイレの位置わからなくて適当に開いたらここに」
「それは不幸ね、あとは任せて私達お嬢様の部下達がやっておくから」
みんなそれぞれの武器を持ち戦闘態勢へと入る
「そうよ、私の古き友として」
「妹として」
「絶対に私達が救ってみせるから!」
3人は吸血鬼へと突っ込んでいく、銀時はフラフラしながら部屋の片隅へと座り込む
「へへっ、その方が助からァ....なら俺は戦った身として最後まで拝んでやる」
まずチャイナ服が殴るかかるが飛ばされる、小悪魔2人が弾幕を打つがはじかれる紫髪の女性が本からエネルギー弾をだし放つが跳ね返され返り討ちにされる
銀髪の女性が後ろに回り込み吸血鬼を抱き抱える
「妹様!今です!」
「うん!お姉様!お願いだから目を覚まして!」
炎の刀で吸血鬼を斬るメイドはその瞬間退避していた
だが吸血鬼は暴走を続ける
「そんな...」
吸血鬼は七色の羽の少女を殴り飛ばした
その時銀時は見たその吸血鬼の手が震えていた事に
(やっぱりさっきの事は気のせいでなはなかった、やはりあいつまだ完全に意識を乗っ取られてねぇ、まだ助けられる事ならできる。)
「お嬢様もう朝ですよいい加減に起きてくださいよ、寝相も悪いようなので何か悪い夢でも見てるのですか?」
メイドが止めようとするもそのメイドも殴り飛ばされる
「早く....目を覚ましてくださいお嬢様....いい加減止めてる私達の体にも限界が来ています」
しかし全く覚める様子はないチャイナ服と紫髪の女の子が止めるがそれをも振り払う
「そうですよ!私達は家族じゃないんですか!?誰1人欠けてはならない家族じゃないのですか!?」
その時吸血鬼の手がピクッとなる
━━━それは皆が集まってしばらく経過したある日
「私達はこれから家族よ絶対に誰1人欠けてはならない出来ることなら皆が支え合う家族にしたいわ、皆はどうかしら?異論はあるかしら?」
「「ありません!」」
現在に戻る
「なんで言った本人がこのような事をするのですか!早く戻ってきてくださいよ!何時ものように明るい姿のお嬢様に!」
「そうだよ!帰ってきてよ!私達何も恨んでないからさ!」
そう言い七色の羽の少女が剣を持ち切り掛るがよけられるそして勢いよく突っ込んだため止まれなかった、吸血鬼は鋭い爪で待ち構えてる
(あっ......コレ確実に駄目な奴じゃん)
諦めかけてると止まっていた腹に持たれてるような感覚がある後ろを振り返って見ると銀時が立っていた
「てめぇら、こいつはまだ助けられるかもしんねぇ」
「貴方休んでなきゃダメよ!....ってえ?今助けられるって?」
「ああ、あいつ震えていたんだよ、この七色の羽のやつを殴った時」
「私はフランドールスカーレットだよ!フランでいいよ!」
「おう、話を進めるぞ震えているつまり彼奴にはまだ意識を持ってかれてねぇ必死に呼びかけるんだ、彼奴を素に引きずり出すには呼びかけるしかねぇ、家族でな」
「なるほどね、それで助かるというのならやってみるけどその保証はあるのかしら?」
紫髪の女性が聞く
「やって見なきゃわかんねぇだろ、助けられる方法があるならすぐに行動にすべきだ」
「分かりました!やって見せます!」
「ああ、頑張れ」
6人は吸血鬼の方に向かって呼びかける
「お嬢様!私達は家族でしょ?」「私とは長い付き合い、悩み事なら相談に乗るわよ」「お姉ちゃんなんだからしっかりしてよ」「何時も昼寝を許してくれるのお嬢様じゃないですか!その心の広いお嬢様に戻ってください!」
(いや、それもう呆れられてるだけだから)
皆はそう呼びかけてると吸血鬼から涙が出てきて頭を抱えた
「うわぁぁぁぁぁ!!辞めろぉぉぉ!」
吸血鬼は叫び声をあげる、しばらくすると黙り顔を上げる
「はぁっ、はぁっ、もうこれ以上傷付けるな!この子達みんな私の家族だもの.....貴方はさっさと引っ込んでなさいよ」
吸血鬼は意識を取り戻した。
次回吸血鬼暴走編ラスト
━━━━続k
銀時「いや!終わるのはええよ!まだ銀さん活躍したいよ!3話しかしてないじゃん!どうすんだよこれ!もっと長編にしろよ!1話ただ子供と遊んでまともな戦闘シーンこの1話だけじゃん!次の話銀さんの戦闘シーンあるかわからないのに!もっと俺を活躍させr」
━━━END
次回1章の方はまだ終わらないけど吸血鬼暴走編は終了です!