第七訓 二日酔いの時は静かにしていて欲しい
「ああ〜怖ぇよ....本当によ酒は怖ぇよ、つい一杯飲むとターボがかかるように飲んじまうんだよなー」
銀時は居酒屋で飲んだ帰り酔い潰れている、ふらふら千鳥足になりながらも森を歩いている。段々顔色も悪くなる
「ったくあの変な外人と飲み比べしなきゃ良かったぜ」
銀時は居酒屋で黒いシルクハットに丸メガネで黒いスーツに下はブリーフ一丁の白髪を生やしたおじさんと対決していた。
勿論銀時が負け外人が勝った。
「それによぉ....なんかバカな子供にも絡まれてよお、気持ち悪さが増しちまうよぉ....もう吐き気で瀕死の時のピコンピコンが脳内再生されてしまってるよ」
銀時は少し前に妖精と妖怪にに絡まれていた、チルノ、大妖精、ルーミア、リグルに絡まれていた。時は遡る
「気持ちわりぃ〜本当に世の中が回ってる、早く帰らないと」
銀時はふらふらになりながらも森を抜けようとしている
途中木にゲロをぶちまけたりしているすると銀時の頭上をつららが通り抜けるそれに気づいた銀時は飛んできた方向を見て怒鳴る
「こらっ!人に尖ったものを投げるなってお母さんにいわれなかった!?ってか誰が投げたんだ!」
銀時は犯人を見つけた、背は小学生髪は水色回りに氷を纏っている奴にその横に同じ位の背丈髪は緑、その後には金髪で手を横に広げた奴、その横に緑髪の触角が生えた奴がいた。
「てめぇら、誰だ、こんな夜遅く子供だけでいると危ないぞー」
「子供とはなんだ!あたいはチルノだ!そして後ろにいる愉快な仲間達だ!」
「「「私達を略すな馬鹿!」」」
3人はチルノをぶったたく
「馬鹿じゃないチルノだ。わかったわよ私の隣にいるのが大ちゃん、私の右後ろにいるのがルーミアでルーミアの横にいるのがリグルだ。それでお前は何者だ」
「俺は坂田銀時だ、今手洗いさがしてるからさっさとどいてくれよバカ」
銀時もチルノがバカだと聞きバカと言う
「馬鹿じゃないチルノだ!それは無理な話だ!私達と遊べ!ヒーローごっこだ、お前が怪人役だ」
「何勝手に決めつけてんだバカ、なんで俺が怪人役だ。どちらかと言うとヒーローだろ」
「馬鹿じゃないチルノだ!お前ら大人がヒーロー何てなれる訳ないだろ、大人なんて腐ったやつばっかりだギャンブルに酒にタバコにs〇x等々してる連中ばかりだ汚い事ばかり、私に卑猥な言葉を教えたりする奴に、酒飲ませたりする奴もいるし大人なんて怪人だ!悪魔だ!よってお前も同種として見てやる!」
チルノはどうやら言ってるうちに思い出したらしく涙がこぼれている
「おいおい、泣いてるぞ。あのな酒は飲むけどよタバコは吸わねぇよ、それに俺は子供となんかs〇xするか!やるなら結野アナのケツの穴をつつきまくるね」
「それも同じじゃないですか!言ってることが最低ですよ!」
「そ〜なのかー」
「リグルという通りお前は最低だな!私達は子供だぞ!子供の前で下ネタ吐きやがって!」
「子供もいつかは思春期に入り性的言葉を覚えるそれにより子供は成長していく。世の中性なしじゃいきていけないんだよ」
「かっこよくない!そのセリフ!カッコ良く言おうとしてるけ内容が打ち消してるよ!」
「そ〜なのかー」
「なぁ、話逸れるけどよ、一つ言っておくぞお前の横にいる大妖精?お前が喋る時に鼻血出てるけど大丈夫か?」
その言葉でチルノは大妖精の方を見ると鼻血が出てきている
「なんで!!?なんだこの急展開!どうしてこうなった!?」
大妖精はチルノが喋った事により鼻血が吹き出る
ルーミア、リグルも今気付いたんかよって思い呆れた目つきをしている
(いつも鼻血出してるのに今気付いたんかよ)
大妖精はチルノの事が好き。普通に好きではない、異常なほど好き。チルノが言葉を発する都度鼻血を出すくらい好き。ルーミア、リグルはそれに気づいてるがチルノは鈍感で気付いてない
「おい!大ちゃん!どうしたの!?」
チルノがしゃべると大妖精の鼻血の威力が増す
(お前は本当に鈍感だな、頼むから大ちゃんの為にそれ以上喋るな!口を動かすな!)
(あいつ鈍感か!この状況見ればわかるだろ!)
その後なんとか大妖精は正気を取り戻す。チルノは銀時の方をむく。
「すまないな、時間取らせて、では早速遊ぼうか」
「おいおい、俺は遊ぶと一言も」
「でたな!悪党!市民を騒がせるのはやめろ!止めねばこのヨニンジャーがやっつけてやる!」
「まずこのヨニンブルー!(チルノ)」
「そしてヨニンイエローなのだー(ルーミア)」
「続いてヨニングリーン!(リグル)」
「最後に....えと....」
大妖精は髪色が黄緑で服が水色、髪留めが黄色上手いこと皆と色が被りどうしょうか悩んでる。この自己紹介はアドリブの為言葉が詰まる皆は顔を傾げてる。
(どうしょう黄緑って英語でなんだっけ?グリーンだとリグルだし、イエローだとルーミアだし水色だとチルノちゃんだし....他に私の特徴的な色ないかな?....駄目だ思い浮かばない!なんで3色だけしかないの!日本語だとかっこ悪いから....ああ!もうわかんないどうしょう!なんで3色だけしか使われないのよ、紫とか入れてもいいんじゃないの?そしたらヨニンパープルって胸張って言えるのに、どうすればいいのこのいまの沈黙を切り抜ける方法が一向に思い浮かばない!....そうだ!思い浮かんだわ、ヨニンエメラルド宝石の名前があったこれなら高級感満載で恰好いい、よし!これで行こう)
「最後にヨニンエメラルド!参上です!(大妖精)」
リグルは大妖精の方を向きしばらく黙るそしてぶん殴る
「何僕より目立とうとしてるんだぁぁぁぁ!なんだよ!エメラルドって!その高級感溢れた緑色の宝石見たいな奴は!そんなんしたらただえさえ薄い存在が完全消滅するじゃん!それ嫌味か!?人気投票で僕より上だからって遠回しに言ってるのか!?」
リグルは大妖精に顔を泣きながら寄せつける
「だって他に色思いつかなかったし....」
「そうだぞ、大妖精は恐らく色が思いつかなかったんだよ、ほら、怪人が待ってるぞ」
「まあ、いいや!行くぞヨニンジャー!」
チルノ達は銀時に突っ込むそれに続き、ルーミア、大妖精、リグルが飛び掛る
「いくぞ!ジャスティスアイスキャノン!」
氷柱が銀時に向かうが銀時は木刀で弾く
「ダークホール!」
次はルーミアの能力で銀時を闇へ包み隠す
銀時はあたりを見回す
「ジャスティスショット!」
大妖精の弾幕だ暗闇から飛んでくるが紙一重で避けるが
「いけ!ゴキブリ達!」
ゴキブリが銀時を襲う
「何このGの数!おい!ふくにはいるな!何この拷問!すげぇくすぐってぇ!虫が服に入った時の感覚ぅ!」
銀時は慌てても服を脱ぎバサバサとするすると上から氷柱が降ってくる
銀時は慌てて横へ避ける
「危ないな、よくもここまでやったものだなら次は俺の番だ!これはな亀仙人から習った技だ!」
はぁぁぁ!と踏ん張りながら手の甲同士を合わせ腰を低くとる
「かぁー!めぇーー!はぁーーー!めぇぇぇー!はぁぁぁ!」
※出てません
「な、なんだ!?このエネルギー波!?くそ!こうなりゃこうだ!大妖精シールド!」
チルノは大妖精を盾にし
「いけ!リグルシールド」
ルーミアはリグルを盾にする
「うわぁぁぁぁぁ!」
2人は戦闘不能になった
「いや、おいいぃぃ!何味方を盾にしてんだ!正義のヒーローのすることか!今の完全に悪役のすることだろぉ!」
銀時は今の光景に驚く
「「そんなの自分に危険が晒されたくないからだ!」」
「こいつらヒーローとして最低だよ!こいつらが本当のラスボスじゃん!」
大妖精とリグルが起きてくるなりルーミアとチルノに怒鳴る
「「なに私達を盾に使ってんだ!仲間じゃ無かったのか!このバカ!」」
「馬鹿じゃないチルノだ!主役が倒れたらこの遊びも終わるから最善を尽くした迄だ」
「だまれ!お前今から悪役の方へ行け!そっちの方がうってつけだ!ルーミアもだ!」
「そ〜なのかー」
ルーミアはそう言うが悪役には回らない大妖精もその言い合いにオロオロしている
「悪役じゃないチルノだ!だから最善を尽くしたって言っただろ!バカ!」
「馬鹿という方が馬鹿なんだよ!」
「馬鹿じゃないチルノだ!お前も馬鹿と言ってるじゃないか!このゴキブリ!」
「なっ!?言ったな!その言葉だけは言われたくなかったぞ!」
リグルはチルノをどつく
「やったなぁ!」
チルノもリグルを突き飛ばすとルーミアに当たるとルーミアもやり返すそして殴り合いに発展した、大妖精はオロオロしている
銀時はその光景に馬鹿馬鹿しくて逃げたそして時は現在へ
「本当ガキは嫌いだ、ワーワーワーワーさわぎやがってこっちは飲み過ぎて頭いてぇんだよ最後には低レベルな喧嘩だよ、あいつらのせいで余計頭痛くなってきた!」
銀時はブツブツいいながら千鳥足で歩いていくとそこで立ち止まる
「建物あんじゃん、勝手に入るのも何だけどこれは緊急事態だ入らせてもらうぜ」
その建物は何処からともなく真紅の色で塗りつぶされていてそこの雲だけ真っ赤に染まってる。
建物に入ると驚くべき光景が銀時の目に飛び移る
メイド服を着ている人が沢山倒れていて其の中にひときは目立つ中国服を着ていて赤髪の女性が壁にもたれかかっていた
「おいおい、なんだよこれ....どうやら俺は結構ヤベェところに入っちまったようだなまるで殺人現場に鉢合わせちまったようだな」
END
今回は地の文少な目!