マダオ2人の幻想入り   作:銀の字

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どうも銀の字です!今回は番外編です!


番外編小説じゃ出来ない事もある

現在白玉楼の居間ちゃぶ台を幽々子、妖夢、坂田銀時が囲っている

※注意 今回は話だけなので台本形式になります

アニメみたいに背景万事屋only見たいな奴やりたかったけど....小説じゃ無理だ....

 

妖夢「いやーそういえばもう第七訓ですね」

幽々子「そうねーよくここまで続いたわね、絵日記とかの様に三日坊主で終わると思ったわ」

銀時「いや、これは番外編だ。七訓の方は1章の方に行くからな」

妖夢「え?今までのが1章ではないのですか?」

銀時「今までのはチュートリアルみてぇなもんだ、次回から本番って感じだ」

幽々子「ていう事は次回何か始まる感じかしら?」

銀時「まあな、たまには戦闘シーンとかいれて銀さんのかっこよさを引き出したいし?」

幽々子「私も見たいな銀さんの戦う姿」

銀時「残念だな、お前の出番はまだないから」

幽々子「ええー....」

妖夢「私は出番ありますか?」

銀時「自信ありげな面してるがねぇな」

妖夢「それは何かの手違いじゃ?まさかヒロインであるこの私がでないなんておかしいです」

銀時「おい、そこー何勝手にヒロインって決めつけてるー」

幽々子「そうよ、ヒロインは私だけで充分だわ、貴方は従者でしょ?」

 

妖夢「幽々子様今回ばかりはお譲りできません。私だって沢山出たいのです。というより幽々子様ヒロインでも全く出番無さそうじゃないですか、出るとしても銀さんが白玉楼にいる時くらいしか出番ないと思うのですが?」

幽々子「それはどうしてかしら?」

妖夢「だって、幽霊だから冥界でれないじゃないですか、自分の立場も忘れましたか?例え幽霊でも頭はあるのですからちゃんと活用しなきゃ駄目ですよ」

幽々子「妖夢言うようになったわね、最近なんか冷たくない?私に気のせいかしら?」

妖夢「はい、気のせいですよ。私は貴方に使える者ですからたとえバカでもずっと忠を尽くすおつもりです」

幽々子「妖夢、今馬鹿と言ったわね?はっきりとね?言ったわよね?!」

妖夢「いえ、何かの勘違いだと思います」

幽々子「いや、絶対聞こえたからね?」

銀時「お前ら喧嘩すんなって、主役の俺が空気になるだろうが、そうヒロインの事で言い合いになると思って長谷川さんにヒロインになってもらう」

ちゃぶ台の上にサングラスが置いてある

長谷川「どうもまるで駄目な女略してマダオです」

幽々子、妖夢「何でグラサンがヒロイン!?」

長谷川「私はこう見えて人間なの!ヒロイン誰にも渡さないんだからね!」

幽々子、妖夢「絶対にないです」

2人はグラサンを踏みつけて砕く

長谷川「ありがとうございます!」

長谷川さんは退場していった

銀時「はい、長谷川さんが退場した事により1章のタイトルを発表したいと思います」

妖夢「ヒロインは!?」

銀時「タイトルは、えーと....あっ!吸血鬼暴走編!」

妖夢「明らかに今思いつきましたよね?」

銀時「そんなわけあるかぁ、うん、前々から考えてた奴だ主の方がな」

妖夢「主に投げたァ!事実だけど投げつけたァ!」

銀時「まあ、以上だな」

幽々子「でも終わるにしては早くないかしら?」

銀時「それもそうだな、うーん....なら長谷川の回でもするか一応タイトルもマダオ2人の幻想入りだからなそれでは始めるぜ!」

 

結局マダオはマダオ

俺は長谷川泰三皆からは「まるで駄目なおっさん」略してマダオと呼ばれている。それはこの幻想郷という世界でも結局は同じ最初は慧音の営んでる寺子屋で手伝いをしていたが

「おい!マダオこのゴキブリ食べてみろよ!」

「おい、マダオ雑巾片付けとけよな」

いい大人が子供達にいじめられる始末だ。慧音も何度か注意してるが一向に聞かなく俺はやむを得なく別の仕事を探した。

「長谷川さんすいませんが不採用で」

何処を探しても同じ結果やっぱりマダオの俺には働く事も許されない。そうだよこれは神様が俺を嫌がってるんだ。なら....

「殺せよ!俺が気に食わねぇんだろ!?お願い!俺を優しく殺して!」

マダオは天に向かって叫んだ

もう何件目だろうか中々雇ってもらう事ができず長谷川さんは社畜という檻に入れてはもらえない、何処の場所でもグラサンとぼさっとした髪型で駄目だと言われる

長谷川さんはもう疲れ果て居酒屋で酒を飲んでいる

「ちくしょう....どいつもこいつもグラサンを否定しやがる今日は酒飲まずにはいられねぇ....」

「それはいいが、あまり飲みすぎるなよあんた今マジで出しそうな(ゲロを)おじさん略してマダオになってるよ」

しばらくすると銀時が入ってきた

「おっ、ここにも居酒屋ってもんがあったんかとりあえず熱燗一本お願いできるか?」

銀時は長谷川さんの近くに座りしばらく出された熱燗を酔いつぶれるまで飲み長谷川さんに話しかける

「長谷川さん、その格好だとまた就活か?どうだ状況は」

長谷川さんはスーツを着ている。ろ「ああ、全然駄目だよ。やっぱり俺には就職なんて全くといっていいほど似合ってはいんだよ、俺の体の1部のグラサンのせいで落とされるのがほとんどだ。やっぱり俺は死ぬべき事なのかな銀さん」

すると銀時は長谷川さんをぶん殴る

「バッキャローーー!」

長谷川さんは頬を殴られ壁に激突する

「そうやって、辛い事から逃げようとかしてんじゃねぇよ!就活なんて上手く行かない事の方が多いんだ!いい歳してそんな事もわからねぇのか!いいか長谷川さんよ、人生というのは壁ばかりなんだ、それを乗り越えてからこそ初めて人生という長い道のりが完成するんだそれはよぉ人によって違う、見たくねぇか?俺達がどんな道が作れるか、仕事なんざまだ沢山あるじゃねえかぶつかればいいんだ全力で、そうすれば一つくらいは通るだろ」

「わかったよ、銀さん俺もっと探してみるよ!その前に」

2人はお代を払い路地裏に駆け込むとそこまま吐く

「長谷川さんこれも試練だ、気持ち悪さに打ち勝つというなオロロロローーー」

「俺も今それと戦ってるよオロロロローー」

二人共たくさん吐いた

 

つぎの日から長谷川さんは就活に全力を尽くした自分の全てをかけなんとか採用された。

「よっしゃー!採用だ!!これで俺は脱マダオだーー!」

長谷川さんは歓喜する、それからというもの自分の全力を尽くし仕事にはげんだまともな仕事をしたのは入国管理局の時以来だ。しかし長くは持たなかった、その店は元々不景気だった為倒産再び職を失った長谷川さんはベンチに座り前屈みになる

「ああー、結局倒産かせっかく第二の人生歩めると思ったのに俺の心は燃え尽きた....真っ白にな....俺はやっぱりマダオだった....」

 

 

 

 




次回から1章の幕開け!

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