何で番外編が先かって?まだ思考中だ。やはり休み過ぎもダメなんで番外編を先に済ませます。
妖夢「あれ?番外編ですか?その前に日常はどうしたんですか?」
「ネタが思い浮かばなく先に番外編優先らしい」
早苗「本当ですか、ネタ切れですか、てことはもう「マダオ2人の幻想入り」打ち切り決定ですか?やりましたね」
銀の字「おい、勝手に終わらせるな失踪なんてするかただ、詰まっただ」
幽々子「大丈夫よ、読者の方皆消えろと思ってるわよ消えた方がいいわ」
銀の字「何その言い方もっとマシな言い方ないのこっちは豆腐メンタルだぞ、叩けばすぐ崩れんだぞ俺の心はデリケートなんだぞ」
幽々子「そんなの知ってるわよ。貴方が私を空気化するのが悪いわ」
銀の字「だって、霊感ないからお前がいるってわからなかった。」
幽々子「あら、ひどいわね今ので幽々子ファンの人全員怒らせたわよ、氏ね 」
銀の字「知るか、1人や2人は影の薄いやつがいなきゃなんねぇんだよ、そして氏ねと言ったやつが氏ね」
幽々子「あなたも言ったわね。氏ね」
銀の字「お前が氏ね」
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そうこう小学生レベルの喧嘩が始まるが
妖夢「うるさいですよ!何でいきなり喧嘩始まるの!何で小学生レベルの言い合い!?そんな事より銀の字は告知しにきたんでしょ!」
銀の字「そうだったな、まぁ、告知だけでも済ませてマダオ回するか。」
銀の字「ええと次の編は「獣の宴」これで行こう」
銀の字「そして、実はいうと次の章合わせて後4章でこの作品は終わる」
「おいぃ!何でそれ言っちゃう!?そんな事言わないでいいじゃない!?もうさ、意識しちゃうよ?ゲームパッケージに第何章でエンディングって書くのと同じ!楽しみなくなっちゃう!」
銀の字「別にいいだろ、第何話で最終回って言われるよりましだよラスボスの名前ネタバレされるよりマシだから」
「楽しみ一つ減ってるよね?もう、ワクワクできなくなるよね?あっ、もうラストスパートかってなるよね!?」
銀の字「大丈夫、最後は長くするから」
妖夢「そういう問題じゃないです!もう少し言い方考えてください!」
早苗「ネタバレはいけません!ネタバレは絶対いけません!」
銀の字「分かったよならな次の次の次の次の章で終わります」
全員「ややこしいけどどっち道変わらんだろぉ! 」
銀の字「ふごぉ!」
日記は人生の記録の一部
夏が終わり九月に入った
ここは人里の寺子屋
沢山の子供が集まってる
先生「はーい、皆さんお久しぶり…といっても今日は慧音さんじゃないけど代わりにこの私が先生をすることになりました」
先生「皆は日記書いてきたかな?」
はーい、と大きな返事が返ってくる
先生「なら、一人づつ読んでいってもらいましょうまずは方正くんから」
生徒「えぇー……(ry
最終日だと気付き宿題を必死にやりました
」
一人の生徒が読み終わった
先生「こら!方正くん、宿題は計画的にやりましょう!次みつるくん」
その生徒はページをめくってるが何も言わないそして最後に
生徒「8月31日…面倒だもの みつる」
先生「ちゃんとかきましょうみつを風に言ってもダメだから。次大二郎くん」
大二郎「はい、7月21日僕は8月29日に行われる歴史の大会に向け歴史を必死に勉強してました」
先生「おっ、偉い大二郎君!」
大二郎「けど、歴史は苦手で全く頭に入らなくただ、頭痛がするだけでした。」
大二郎「7月26日家族が1匹増えました。」
先生「えぇ!!?家族が1匹増えたってこの六日の間に何が起きたの!?すごい急展開!」
大二郎「僕はその人をマダオと名付けました。」
先生「何!そのマダオって!ペットなの!?」
大二郎「マダオは酒と金をあげればとても喜びなつきます」
先生「それ、ただのダメなおっさんじゃん!捨ててきてそんなの拾ったらダメ!」
大二郎「マダオはずっと何もしません。僕は聞いてみた」
ここから、回想が流れる
大二郎「何でマダオは動かないの?」
マダオ「一度堕ちた奴はもう二度と光を見る事がないんだ」
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先生「ダメ!このオッサンダメな奴の中でも底辺の奴本当に捨ててきて!」
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大二郎「マダオは動かなかった。動くのは金と酒をあげた時。マダオは成長しない。枯れた花同様だった。けど僕は餌を与え続けてた。」
俺はマダオに餌をやった後歴史を勉強し続けたが中々おぼえられない。
俺の唯一の楽しみはマダオに餌をやる。そして成長を夢見ることだけ。
僕は思うマダオには何か悩みがあるんだいつも見続けて思う。何か深刻な悩み。僕もそうだ。悩みがあるこのまま歴史の大会までに覚えれるか。二人とも大きな悩みを抱えてる。
大二郎「マダオ、僕は見続けて思う、あんたはどんな悩みを抱えてる?」
マダオ「…悩みなんてねぇよ。ガキに心配される程の悩みじゃねぇ。お前こそ悩み抱えてんだろ、歴史覚えられないんだろ?」
大二郎「何でそれを」
マダオ「お前はいつと頭抱えてんじゃねぇか。目に生気が見えない。それは悩み抱えてるって証拠だ。俺はお前より長く生きてるから簡単にわかる。それに、いつも部屋で歴史の本見てたじゃねぇか。 」
マダオは見ていた。俺の事をこっそり、マダオは動いてたんだ。影で。僕を見守ってた
僕は頼んでみた
大二郎「マダオって歴史教えられる?」
マダオ「まぁな、それじゃあますよここで雲をボーっと見てろ全てを失ったような目で眺めるんだ。」
大二郎「うん。」
僕にはその理由が分からなかった。歴史を教えるのにこれは必要なのか?僕は疑問に思い1週間同じ感じで過ごした。
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先生「時間かなり無駄にされたよねぇ!教える気ないよ!絶対面倒くさがってる!」
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僕は風邪を引いた。寝込んでるとマダオがそばに寄ってきて歴史の教科書をお経みたいに読んでいた。もちろん頭が痛くなり覚えることも出来なかった
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先生「なに、その拷問!嫌がらせでしかない!覚えられる物もおぼえられない!」
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翌日から僕は勉強に向かった。けどやはり脳に入らない
マダオが来た
マダオ「無駄だ考えても何もならねぇ。歴史は考えるんじゃなく見るもんだ。」
僕にはそんなの理解出来なかった。僕は理解できないまま考え続けてた。
大二郎「…見るもの?考えなきゃ分からないだろ!何で教えてくれないんだよ!僕には理解できないよ。マダオのやってる事は何の役にも立たないよ。」
マダオは黙っていた。
翌日悲劇が起きた。歴史の教科書全部鉛筆で塗り潰されていた。僕は驚いた。何故こんな事に誰がやったのか。後ろで声がした。
マダオ「考えてできねぇならもう考えるな。歴史の大会も辞めちまえ。」
大二郎「何でだよ…何でこんなことするんだよ!僕は信じてたのに!マダオは出来る奴だって…なのに…何で…何も出来ないんだよ…出てけよ…もう邪魔だから出て行けよ!」
マダオ「言われなくても出てってやるよ!酒も金も減ってるようじゃここに住んでも意味わねぇ!」
マダオはドアを勢いよく閉め出て行った。明日は歴史の大会だっていうのに本当にとんでもない奴だよ。悪魔を育てていた気分だった。
僕は塗り潰された教科書を消しゴムで消していた。無心で全てを消し終わると朝になっていた。俺は会場に向かいテストを受けた。もうダメだ。そう思ってたが意外と簡単だった。いや、違うこれは…
自分は覚えていたんだ。僕はようやく理解できた。マダオのやってた意味をようやく理解出来た。教科書を塗りつぶしたのもこうするために…昨日は無心で消しながら文を読んでいた。ただ、読み続けた。消すのは暇だから読んでいた。無意識に。マダオは俺の為に頑張ってた。
けど僕はあんな酷いことを言った。もう少し早く気付いてればあんな事は言わなかった。本当に僕は馬鹿だ。自分を責めたい。
そして見事優勝した。
けどこれはマダオのお陰優勝賞金にお酒を2本持っていつもより大きめのお酒を持ちマダオの元へ
マダオは道のベンチで座っていた。
僕は差し出したが
マダオ「オメェには要はねぇよ、そんなもん受け取れるか。母ちゃんにでも分けてやりな。最初に伝えるのはそっちだろ。あばよ頭の悪い坊主」
それを受け取らず立ち去っていった。
その背中は
まるでダメなおっさんっていう感じを出してるが僕は成長してるように見えたマダオでもいい所はある。いつもより背筋が伸びていた。
僕はこの事を決して忘れない。
この夏休み僕はいろんな事を学んだ遊びだけが夏休みじゃない夏休みで学ぶ事もある。
おしまい
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日記を閉じる
先生「大二郎くんおめでとう…歴史は見るもの確かにその通りだ 考える覚えるんじゃない見ていくんだ。眺めてそれで歴史は分かる…そのオジサン実に素晴らしい!」
マダオありがとう、不器用だけど僕の心に伝わった。本当は僕を応援してたんだね。マダオは僕の優秀なペットだ。
先生「所で大二郎他の宿題は?」
僕はマダオが離れてしまってもずっと心の中で大切にするよ。
大二郎「マダオが食べました。」
満面の笑みを浮かべながら元気よくマダオのせいにする。
先生も満面の笑みを浮かべ
先生「廊下に立ってなさい」
そう返してくる。
宿題は実際の所やってない
END
夏も終わった事ですし日記ネタをしました