マダオ2人の幻想入り   作:銀の字

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どうも銀の字です!
次回でラスト!そして珍しく1日二本投稿。暇だったからね、今日は親の実家へ帰っていて二日目がたってましたか。どっか行きたいなぁーと思って外食もいいなぁと思ってたらみんなはケーキを食べに行くから俺は留守番してくれと言われ自分は留守番、本来なら三十分で送迎する人が戻るはずが送迎の人もケーキを食べたし自分はそのせいで10時から2時半位まで外に出れないハメになって暇で暇でだから小説の方を書いてました。これこそ放置プレーだよ!なんだよ!そしてみんなが帰ってきて一言「あっ、ごめん忘れてた」と言われ、涙が出そうでした。そして外食はマックでビックマックセットを買って帰ったという…外食したかったなぁ(´・ω・`)


第二十八訓 ヒーローは遅れてやってくるのが鉄則

 回想

 

 師匠「いいか小傘、おらぁ刀を作る自分が嫌ぇだ、けどな刀匠はどんな理由があろうと槍がふろうと地震が来ようと打ち続けなければならねぇ。そうしねぇとよ魂が曲がっちまう。刀の悲鳴から耳を背けて打たなきゃやってけねぇ。だからおらぁ、憎しみを魂がに変えて刀を打つこの刀に」

 

 *******

 小傘「師匠…」

 

 小傘は目を開くとそこは外ではなく室内だった。木造の天井が見えるそして横を見ると包帯を巻いて寝ている銀時の姿がある

 

 小傘「銀さん…」

 

 再び小傘は目を閉じる

 

 そしてその後に銀時が起きる

 ムクっと起き上がると脇腹に激痛が走る

 

 「ってててて!」

 

 起き上がった直後いきなり矢がめの前を通り過ぎる。

 ギョッとしながら横を見ると永琳が笑顔でいた

 

 永琳「起き上がったらダメよせっかく閉じた傷が開くでしょ?」

 

 「いや、その前に死にかけったってかここは」

 

 永琳「寺子屋よ、早苗が貴方を寺子屋に運んでいったのよ」

 

 「で、早苗達は?」

 

 永琳「今、霊夢、魔理沙、妖夢、早苗で戦ってるわ」

 

 「そうかい、なら行かねぇと 」

 

 起き上がろうとした次の瞬間弓矢が腕の近くに刺さる。

 

 永琳「何バカ言ってるのですか、元から馬鹿だから仕方ないですけど」

 

 「あのー、何か動いたらダメというのを武器に変換しないでくれます?こちらとしては危ないので…それに俺何か眠れないし」

 

 永琳「なら、私が子守唄歌いましょうか…ねーむれーねーむれー」

 

 と音程がかなり外れてる。不快音でしかない

 

 「やめろよぉ!余計に眠れなくなるわぁ!雑音でしかならねぇよ!不快音でしかならないよ!」

 

 

 そう叫んだその時矢が飛んでくる

 

 永琳「大声で叫ぶと傷が開きます」

 

 「てめぇがそうさせたんだろ!子守唄ならなもっといいやつ連れて来い!歌手とかそういう所を!」

 

 永琳「はいはい、分かりましたよ。病人の言うことは何でも聞きますから連れてきますよ。私よりうまい歌手を」

 

 

 永琳はその場を後にすると銀時は起き出す。そして着物に着替え刀を持ち部屋を出る

 

 それをこっそり永琳は見ていた

 

 永琳「傷が開きますって言ってるのに…貴方もよ小傘」

 

 小傘も外に出ようとしていた

 

 小傘「私は銀さんに刀を渡しに行きます。私の気持ちを魂に込めて叩いた刀をそれに私にも責任があります!看病ありがとうございます。」

 

 一礼をし去っていく

 

 小傘は銀時を追い、追いついた

 

 小傘「銀さん待ってください!あなたに渡したいものがあります!来てください!「村正」を倒すには必要だと思う刀です」

 

 ピクッとなるそしてついていく

 

 ついたのは小傘の営んでる鍛冶屋、奥から何やら刀を持ってくる。鞘の色は黒、柄の部分は白そして鞘から抜くと銀色に輝く眩しい程に立派な刀だった

 

 小傘「この刀は「村雨」憎みながら刀を打って作った村正とは違って喜んで欲しい、笑って欲しいとその気持ちを込めて打った刀さ、邪を打ち払ってくれるかな、銀さん」

 

 「任せろ、この俺がぶっ倒してやる。もう好きにはさせねぇよ彼奴には絶対に…ちょっとカップ麺でも作って待っていやがれ、三分で終わらせてくる」

 

 銀時はその場を立ち去る

 

 小傘「銀さん…

 

 

 

 

 三分って言ったて移動時間で潰れちゃうよ…」

 

 そう言い小傘もついていく

 

 *****************

 その頃早苗達は紅桜と戦っている。人里離れた場所で戦っている。四方八方から弾幕を撃ち続けるが超人の如く紅桜は弾き返す

 

 霊夢「私の初めての戦闘シーンよ!この機を逃してはいけない!主人公奪還のチャンス!」

 

 魔理沙「まずは結界の心配するんだぜ!霊夢!」

 

 早苗「私より出番の少ない偽マ○オは黙っててください!主人公はこの私です!」

 

 霊夢「何それ!私に喧嘩売ってんの?ル○ージの分際で緑の分際で!」

 

 標的を変え早苗に弾幕を打つ

 

 早苗に見事にあたり悲鳴をあげる

 

 早苗「へぇ!やるんだ!やったって事は嫉妬してるんだ!出番の多い私に嫉妬してるんだ!」

 

 霊夢「ぬー!このこのこの!」

 

 

 弾幕を撃ち続けるが避けられる

 

 妖夢「やめてください!二人共、早苗さんもそんなに煽らないでください!霊夢さんもムキになってはいけません!敵はあっち!あっちですから!」

 

 

 霊夢「それもそうだったわね、さてとめんどくさいから一気にきめるわよ!」

 

 霊夢「夢想封印!」

 

 魔理沙「恋符「ファイナルマスタースパーク!」」

 

 妖夢「人符「現世斬」!」

 

 早苗「奇跡「神の風」!」

 

 それぞれの本気の技がぶつかるまともに受けた紅桜、それを見てやったと思う。勝ったと確信した。あんだけの大技を食らったんだから勝てた…だがそう上手くは行かない

 

 紅桜「何だ?そのチクチクする攻撃は、俺はな元々は刀だ。うまく力は出せないが人になって本気の力を出せる、そろそろお前らを片付けてやろう。弱い者には消えてもらおう」

 

 紅桜はそういいつつ魔理沙の目の前に距離を詰めたそして刀で叩き落とす。続いて霊夢を掴み地面へ落とす

 

 そして早苗、妖夢の方へ向き向かってくる

 

 とその時木刀が紅桜の前をかすめる

 

 紅桜は木刀が向かってきた方向を見るとそこには銀髪の侍が見えた

 *********

 

 紅桜側

 

 まただ、また銀の光が見えてるあの時も同じだ岡田の時も妖忌の時もいつもあいつらに邪魔をされる。あの銀の光が俺を阻む。うっとおしいんだよ。あの銀の光を見てると俺はとてもムカっとくるんだよ

 頼むから消えてくれやめてくれその光を輝かせるのは…

 

 **************

 

 現在へ戻る

 

 「ヒーローは遅れてやってくるってか、坂田銀時再び見参」

 

 銀時はあの時のように背に持ちニヤッとした顔で手を振る。

 

 二人「銀さん!!」

 

 銀時は二人の方を向く

 

 「よう、遅くなっちまったな」

 

 二人は銀時に向かって走っていく

 

 そしてそこで他のアニメなら抱きついたりするが

 

 二人は違う行動をとる

 

 二人「なんで起きてくるんだァ!安静にしてろやぁ!」

 

 二人は銀時を蹴り飛ばすそして上に乗っかって銀時の顔を殴打する

 

 早苗「貴方、病人ですよね!?病人ならさっさと寝ていてくださいよ!それとも私が強制的にねむらせてやろうか!」

 

 小傘「やめてください!二人共!本当に強制的にあの世へいってしまいます!」

 

 早苗「こちとら、重い思いをしててめぇを運んでんだよ!あれ?今のダジャレ?

 

 小傘「あの、早苗さん重かったのは分かりますけどキャラ変わってます、凄い豹変してます。」

 

 「すまねぇって!本当に!けどよ!あいつは俺がやらなきゃなんねぇんだ!俺たちの世界から来た奴なんだから、頼むって!」

 

 妖夢「知ったこっちやないですよ!」

 

 早苗「そうだよ、知ったこっちゃないんですよ!あなたの世界だろうが何だろうが今は幻想郷での敵なのですよ!」

 

 「人の頼みきけぇ!そこは引き下がる所だろぉ!」

 

 紅桜「そうだよ、そこは引き下がるところ、こいつは俺の獲物でなぁ、傷つけないでやってくれよ、弱らせたらこっちの楽しみがなくなる。」

 

 紅桜はこちらへと向かって早苗と妖夢を突き飛ばし銀時に刃を向ける銀時は咄嗟に村雨をだす。

 

 ギィィィィィンと金属音がお互いの刀から響く。銀時は姿勢を直し紅桜の刀を弾き腹を突くが紙一重の所で手で掴み銀時を引き寄せ蹴る

 

 すると腹に受けた傷が開く

 銀時は腹を抱えるが刀を支えに立ち直す

 よろよろとはするが刀を地から抜き構える

 

 紅桜「よくその体で動けるものだ普通の奴なら激痛に耐えきれなく気を失うが。確かオメェは守るという魂が折れちまえば侍として死ぬんだっけか、ならやってみようとするか。お前の仲間を使ってな」

 

 紅桜は起き上がろうとする妖夢に走っていく。

 妖夢はそれに気付いたがそれは遅かった。

 切り掛る体制に入ってる

 妖夢は目を瞑る

 

 「妖夢ぅぅぅぅーー!!!」

 

 銀時は血相を変え叫び妖夢に駆け寄る

 早苗も倒れながらその状況にただ驚いてる

 

 その時だった、再び金属音がなった。カタカタカタカタカタカタと刀が震える音がする

 

 妖夢が目を開けると銀時が刀を受け止めていた。けど走ってたようで血がぼとぼとぼとと流れている

 

 「何、戦闘中に逃げてんだ…ハァ…何戦闘に逃げてんだァ…!!」

 

 紅桜「ふふっ、魂は頑丈らしい。逃げたのではない試したのだよ。」

 

 「おめぇよ、俺の部下に手ぇ出したからにはそれ相応の報いは受けてもらうぜ、こいつも俺の(護ってる中)の一人なんでねぇ」

 

 銀時の顔は怒った表情だった

 目は死んでもいない真っ直ぐな目だった

 

 妖夢「銀さん…」

 

 紅桜「なら、かかってこいよ、その報いってやつぶつけて見ろよ!俺のお前を憎む力とその報いって奴の力どっちが強ぇかやってみようじゃねぇか!」

 

 競り合ってた刀を両者は弾き打ち合う。スキがあれば攻撃し防御し両者それを繰り返していく。殴りあったり蹴ったりした。

 打ち合ってるがついに銀時の攻撃が紅桜に当たる、負けじと攻撃するが避けられ蹴られる。

 

 紅桜(ちくしょう…何故だ…何故なんだァ!)

 ********

 紅桜の回想

 

 まただ、あの時の強い光だ…俺が押される時うっとおしいようにまとわりつく光がうざったい、憎い!憎い!憎すぎる!坂田銀時!

 

 *******

 

 気付いた時には紅桜は倒れていた

 

 「オメェは俺には勝てねぇ。オメェだけは絶対に許せねぇ!どんだけのお菓子を渡されても絶対にゆるせねぇ」

 

 紅桜は歯を食いしばり地面を叩く

 

 紅桜「クソッ糞があああああ!!」

 

 そして叫ぶ。するとどうだ刀が黒みを帯びている。どうやら憎しみを力に変えているそしてその黒みは消えた

 刀の色はどす黒くなって

 小傘は恐れている

 

 小傘「憎しみが…MAXになった…」

 

 「何!!?」

 

 

 そして紅桜は立ち煙を出し人里へと刀を向けたするとどうだろう。刀から出た煙が人里を覆う。

 

 人里ではその黒い煙が出た瞬間狂い出した。暴走し殴り合いなどしたりしている。慧音達は無事の様だ。口をハンカチで防いでる。

 

 霊夢達も起き上がり人里の方を見る

 

 霊夢「あれは…!?凄い霊気…」

 

 魔理沙「もしかして紅桜が」

 

 紅桜「ちくしょうぅぅぅぅ!!」

 

 紅桜は刀で全然誰もいないところを斬る

 すると次元の扉みたいなのが出てきた。そう結界が破られた。紅桜はそれに入ってしまう。そして次元の扉はしまった

 

 「あっ!クソっ!逃がしてしまった!こんな所に入られたらもうどこに行ったのか…」

 

 その時紫が出てくる

 

 紫「江戸よ、あなたの住んでる街歌舞伎町にあいつはいるよ」

 

 「なっ!!」

 

 そう奴は歌舞伎町へと逃げていってしまった。

 

 紫「銀時!あいつを止めて!あの黒い霧、あいつを倒せばなおるから!早く!貴方が、守るべき者もいるのでしょ?さっ!はやく!」

 

 紫はスキマを作る。今は開けないはずだが緊急事態なのでやむを得なかった。

 

 「妖夢に、早苗に、霊夢と…後は…えーと」

 

 魔理沙「霧雨魔理沙だ!」

 

 「あっ魔理沙!人里の方は頼む。あれ止めるのは俺には無理だから、避難させるなり止めるなりしてくれ!妖夢、早苗、俺に付いてくるな?社長めいれいだぞ!これは、給料へらすかんな?付いてきたら」

 

 二人「減らす給料なんてないでしょ!とにかく分かりました!けど一つだけ約束してください…決して死んではダメですよ。死んだら冥界で貴方を死人として迎え説教ですからね」

 

 「ああ、死人にはならねぇ生身で戻ってくるから、安心しな」

 

 小傘「私も行きます!私は村正の最後を見る義務というものがありますから」

 

 「好きにしろ!」

 

 

 2人は隙間へ入っていく。

 

 お互い振り向かず自分の役割を果たそうと頑張ろうとしている。

 

 「黒色の妖刀編」ラストスパート

 

 舞台は江戸へと変わる…




ラストスパートです!みんな読んでください!(言うのおせーよ!)

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