━━━━━━本編の前に主のどうでもいい呟き
人生山あり谷ありと言う。僕は実際に考えてみたが谷しかなかった。
喋るの面倒いし歩くの面倒臭いし食べるの面倒いし風呂へ行くのもめんどくさい、そもそもエネルギー使うのがめんどくさい。息するのも面倒臭い。生きてるのが面倒臭い………
石になりたい。
本編スタート
今日も一人万事屋に依頼者が来た。金髪のショートヘアに青のワンピースの様なノースリーブに長めのスカートを履いて肩にはケープの様なものが着せてある。
そして2人の人形が宙をういてる
アリス「貴方は坂田銀時さんね?私はアリスマーガトロイドって言うの今日は依頼があってここに来たのよ」
「いや、待て。その前に何で人形が浮いてんの?玩具?後ろに紐があってそれを引っ張ると飛ぶ仕組みになってるっていう玩具?」
銀時はまず人形が浮いてる事にツッコむ
アリス「私の魔法で動いてるのよ、それにこの子達は玩具じゃない友達よほら、挨拶しなさい上海、蓬莱」
上海「シャンハーイ」
蓬莱「ホーライ」
人形の二人の名前であるふたりは挨拶をする
「え?人形が友達って悲しいにも程があるよ。もしかしてこの子達以外友達いないの?何だろう泣けてくるよ。」
アリス「い、いるわよ!早苗だって!妖夢だって!」
早苗「え?そうなんですか?」
アリス「…いや、話したりするじゃない…?」
早苗「はい、話したりはしますよ?けど友達と思った事は1度もありませんけど?」
アリス「え…、いや…あの…ちょっと…」
アリスは言葉が詰まってしまう
そしてやがてアリスは泣きそうになりながらキョロキョロとしている。
妖夢「銀さん、アリスさん困ってますよ、早苗さんがあんな事言ってるから困ってますよ」
「おい!早苗お前いくら何でも今のは可哀想だって!ほら!もうあの子半泣きだよ!キョロキョロしちゃってるよ!」
銀時は小声でいう。
アリスは後ろを向いてしまう
「おィィィ!そっぽ向いてるよ、あれ絶対泣いてるよ。肩が震えてるよ」
早苗「私は本当の事を言っただけですよ」
妖夢「それがダメなんですよ!」
「喋ってたらいつの間にか友達だなと思うじゃん?そこはのるんだよ!実際友達じゃなくても「友達だよ」ってさ!」
妖夢「いや、貴方もひどい事言いますね!」
「あれ?何かあいつ人形に助けを求めてるよ…」
アリスは人形に手を伸ばしているが人形もそっぽを向いてしまう。アリスの手がダランとなる
それを見てた妖夢の目から涙がでてくる
妖夢「あの、銀さん私何か涙出てきましたよ…人形にまで見捨てられるなんて」
「悲しすぎんだろあれ、俺なら絶対立ち直んねぇよ、あんなんされたら3日は部屋の中だよ。」
アリス「だ、大丈夫よ…私、悲しくないから…ほら、依頼の方言うわね…」
喋るにつれ涙の量も多くなる
「いや!依頼の方聴ける雰囲気じゃないし!気まずいよ!」
早苗「アリスさん!依頼というのは何でしょうか!?依頼料はありますよね?」
妖夢「早苗さんよくこの状況でそんなこと言えますよね!自分が元凶なのに!」
早苗「だって、依頼の内容とか言うんですもん」
「強がってるだけだろんなもん!せめてそっとしといてやれよ!」
アリス「い、依頼の方言うわね…」
アリスは涙をハンカチで拭きながら喋り出す
「話すんかい!」
妖夢「あ、あの…お茶でも出しましょうか?」
妖夢が落ち着かせようとお茶を勧めるが…
アリス「ああ、私紅茶しか飲まないからいらないわ」
見た所洋風の人みたいなのでお茶は飲まない。そもそも何か合わないというかなんというか。
妖夢「そ、そうですか…」
妖夢は曲がった姿勢をただし言う
そして早苗が口を開く
早苗「それで?依頼内容は?」
アリスは深呼吸をしながら一息付き喋り出す
アリス「実はね人里で人形劇をやる事になったの」
妖夢「へぇ、アリスさんが人里でいつもは一人で自分の家でやってるのに」
アリスは頬を赤める。アリスは一人で人形と遊んでいた。それを妖夢が買い物帰りに見ていた
アリス「み、見てたの!?」
妖夢「はい!買い物帰りに!面白かったですよ?普通に」
満面の笑顔で言うが本人はとてもはずかしがってる。銀時はここで何時もなら馬鹿にするが流石に今の病み上がりの状態を攻撃するのは無理だった。
「なら、なぜ人里で人形劇をすることに?」
アリス「実はね久しぶりに飲み過ぎてひどく酔ってたのよ。そしてよってた勢いでカーネル・サ○ダース像に「あさって人里で人形劇をやりまーす!」って書いちゃったのよね」
「おい!待て!何でカーネル・サ○ダース像!?」
アリス「すると文屋にそれが知れてしまって記事に書かれてもう後戻り出来ない状態なのよ、でね、上海は大丈夫何だけど蓬莱の方が出ようとしないのよ。そこで貴方達に手伝って欲しいの。裏方と隠居した爺さん役で」
妖夢「なるほど、人手不足って訳ですね、どうします?銀さん」
「まぁ、何か断るのも可哀想だしな引き受けるか。」
早苗「なら、まずは何て劇をするんですか?」
アリス「上海の初めての狩りよ」
「初めての狩りねシナリオの方は?」
アリス「狩り人を隠居したお爺さんの後を継ごうと上海が狩りを頑張る話」
「お爺さん役は?誰がやる?」
アリス「あなたに決まってるじゃない。ほら、この髭付けて」
銀時は今回ばかりは嫌がらず付ける。
ヒゲは鼻の下から口を避ける様に伸びていて首のど真ん中位に先端が位置する髭だった。そして何故か似合うという。
それからアリス達は練習し本番を迎えた
人里では沢山の人がいる。アリスは舞台の裏でそれを見ていた。
アリス「どうしょう、緊張してきた。私やっぱり帰る!」
アリスは緊張のせいか帰ろうとするが妖夢に止められる
妖夢「落ち着いてください!アリスさん!大丈夫ですよ!貴方は隠れて上海の声を出してればいいんですから!」
アリスは上海のセリフをいう役に回ってる。上海は動けるも言葉は喋れない。
「よし、そろそろ始めるか。オメェらは裏方しっかりやれよ」
銀時とアリスと上海は舞台へ出ていく。
人里の人達は凄い拍手で迎える。
ナレーターは早苗
早苗「あーあーマイクマイクテストー」
妖夢「いや!今やるんですか!」
早苗「昔、昔あるアルプスの山に2人の人間がいました。1人は銃を持った老人、1人はそれを見ている少女って設定の人でした」
妖夢「設定とか言っちゃ駄目ですよ!」
「いいか、上海狩りの仕方をよーく見ておれ、まずはあの鳥から撃ち落とす。まずは狙いを定めるんじゃこの時忘れちゃいかんのが感謝の気持ちじゃ、狙いを定めながら心から私達の生命源になってくれてありがとうと気持ちを込め引き金を引く。そして打つのじゃ」
銃の弾は何故か実弾それしかなかったらしい、その弾は玩具の鳥に当たり落ちていく
「ほれ、どうじゃ」
上海「うわー!お爺さんすごーい!」
「ほれ、お前もやってみなさい、まずはあの鹿からじゃ、ちゃんと感謝の気持ちと狙いを定めるんじゃ。」
上海は言われた通りにし撃つと命中した。
上海「やった!お爺さんやったよ!」
「流石じゃ、すまんが後はお前さん一人でやってくれ、お爺さんもう年じゃから外にいるのは辛くて仕方ない」
早苗「こうして、お爺さんは家へと戻っていく。上海は言われた通り狩猟の練習をしていた。」
人里の人達も楽しそうに見ていた。
1方裏の方では
「ふぃー疲れた疲れた。髭が暑くて仕方ねぇ。真夏に髭なんて、夏にストーブ焚くのと同じだよ」
妖夢「裏方も大変ですよ、持ってるだけなんて意外と辛いものです。」
「あー、あっちぃなぁー、なぁ、妖夢少し触らせてくれよ、こっちは暑いんだ」
銀時は妖夢の体に手を近付けるが妖夢は避ける
妖夢「嫌ですよ!何であなたに触られなきゃならないんですか!」
けど銀時はしつこい、そのしつこさが後に仇となって返ってくる
「触らせろよ!てめっ!こっちは暑いんだよ!てめぇだけで涼むなんてツッコミの分際でセコイぞ!」
妖夢「やめてください!本当に!」
妖夢は銀時の手を叩きながら叫ぶ。するとどうだ銀時の手が妖夢の胸へと当たってしまう。銀時もあって顔をするがモニュモニュしてる。段々妖夢の顔が赤くなっていく。
「あれ?硬いというか柔らかいというかぺチャパi…」
言い切る前にアッパーで銀時を投げ飛ばすが銀時は舞台に出てしまう。
その頃舞台では、
上海「よーし!そろそろ鳥を撃ってみましょう!狙いを定めてー!撃つ!」
パァァァァァンと銃声が鳴り響く。鳥を撃つつもりだったがそこに髭を付けていた銀時が落ちて来る丁度よく腹に銃弾が当たる。
「うげぇあふっ!」
観客も驚く撃たれたことじゃない何故空から落ちてきたって事に
観客「「なぜ空から爺さん降ってきた!?」」
アリスや上海も驚く台本にはない設定だから、妖夢を見る
アリス(ちょ!なんで銀さんが空から落ちてきてるの!?)
妖夢(ごめんなさい、胸触られたもので…つい…飛ばしてしまいました)
妖夢は手を合わせ礼をする
アリス(どうするのよ!これ!軽く所か凄い放送事故ならぬ劇場事故よ!)
早苗(落ち着いてください!ここはアドリブで行きましょう!)
上海はその間に銀時に駆け寄る。
妖夢(上海が銀さんに駆け寄りました!アリスさん!セリフ!)
アリス(そうね!)
上海「爺さん!大丈夫!?怪我はない?!爺ちゃん!ごめんなさい!私!なんて事を!」
観客(怪我ない?って重症だよ!それに空から落ちてきた事にツッコメよ!!)
妖夢「と、とりあえず!!き、曲を!悲しい曲を!」
ラジカセをオンにするとこ○亀の両津が何かやらかした時のサントラが聴こえてくる
妖夢「しまったぁぁぁ!間違えた!」
観客(いや!待て!何でこの状況でこ○亀の両津が何かやらかした時のサントラ流れてるんだ!おかしいだろ!もう、一週間後には復活してるようなサントラだよ!)
妖夢は急いでラジカセの音楽を変え悲しい曲を流す
早苗「え、えーとまずは何から言おう…アドり…じゃなくて…コホンッ!」
1度咳払いをする
観客(今完全にアドリブって言おうとしたよね?)
早苗「えー、突如撃たれてしまった爺さん、それに駆け寄る上海は大粒の涙を流してる。お爺さんは泣く上海の頭に手を置き何かを呟こうとする」
「大丈夫じゃ、上海…これが正解だったんじゃ…私は多くの生物を殺めてきた…動物にとってはワシはただの悪魔。ワシはいつの日かそう捉えてしまっての、隠居を考えたが…今答えが出たようじゃ自然からのお告げじゃ…隠居より消滅させた方がいいとな…」
上海「爺さん…」
上海は目を閉じて涙を浮かべる
「泣くな上海、ふっ、本当に腕を上げたな…お前の銃弾相当効いたぞ…」
腹に手を当て血を確認する。そしてニヤッと笑い
「元気でな上海…ワシは何時でも…」
その時スッとロウソクが消えてしまうアクシデントが発生する。アドリブで緊張してたせいかアリス、妖夢は慌ててしまう。そして近くにあった舞台の幕を下げたりする紐を蹴り飛ばしてしまう
銀時はセリフを言おうとしたその時何かが首に巻きついて吊られてしまう。
あがいて白目になりながらも喋る
その時早苗がロウソクを灯すそれは上海、銀時のいる近くのロウソクだけ
「お前のそばでお前を見守ってやる…」
白目を向きながらも頑張って最後だったつもりのセリフを言い切る。しかし観客にはそれがただの幽霊にしか見えなかった
観客「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
観客は悲鳴を上げ場内から逃げていってしまう。
そしてロウソクが全てにつけ終わる時には人がいなかった。
銀時も縄を何とか外され解放された
アリスは落ち込んでいた。
アリス「あぁ、失敗だ…初めての人形劇が台無しに…」
その時横から声がする
それは白黒の魔法使いである魔理沙だった
魔理沙「そんな事ないぜ!アリス!」
アリス「ま、魔理沙!?なんでここに?!」
魔理沙「友の初舞台なんだから見に来るの当たり前だろ?」
アリス「友達…?」
魔理沙「友達だろ?にしてもお前ってすげぇな!人前であんなに話すなんてさ!」
2人が喋ってるのを見届ける3人
「いるじゃねぇか友達、いい友達だよ、あれ、俺の友達なんかあれだぞ?ヤクルコ代を十年たっても支払え支払えうるさい奴らだぞ?」
妖夢「そうですね、ここは私達のいるところじゃないですね」
早苗「帰りましょう!」
3人は汗を流しながら歩いて帰ってくその足が段々早歩きになっていく
魔理沙「それに引き換えこの劇を台無しにした奴らもいるけどな!」
走って帰る3人に八卦路を向けビーム(マスタースパーク)を出す
それは3人に激突し爆発する
3人「「「あああぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
3人は悲鳴をあげる
めでたしめでたし
高校の時の文化祭で準備サボってゼルダの伝説 時のオカリナしてたのはいい思い出3年生で同じ事をしょうと思ったけど禁止令が出された。ゼル伝は謎解き要素があるから時間を潰せる。