紫煙を薫らす   作:柴猫侍

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一話

 

 その年の梅の花が咲く前の話。

 病床に伏している母親の横に、一人の子供が寄り添っていた。風前の灯である母の下に寄り添う子供は、今にも泣き出しそうな表情で母親の手を握る。

 紫黒の長髪を髪紐で纏める子供は、翡翠色の瞳を潤ませていた。

 

 髪色や瞳の色は父親に似た子供。瞳の形は母親に似たらしく、儚げに、悩ましげな瞳の形を潤ませては、目尻から大粒の涙を零してばかり。

 もうじき梅が咲くにしては、障子の隙間から吹いてくる風は冷たい。

 気のせいか、握っている母親の手も冷たくなってきたような気がする子供は、自分の熱を分け与えようと強く握る。

 

 その健気な様相に満足そうに微笑む母親は、弱弱しく手を握り返す。

 今となっては満足に力も込められない腕で、必死に自分の存在をこの世につなぎとめられるようにと、子供の手を握り続けるが―――。

 

「―――ん」

「ッ……母上。どうかなされましたか?」

「父上を……恨んでいますか?」

 

 ヒュッと息を飲む音が響く。

 父上―――つまり、今目の前に居る子供の父の事だが、今にも妻が死にそうだというにも拘わらず傍に居てやらない。なんと薄情は夫か、と言いたくもなるが、元よりそれは叶わぬ事だ。

 彼女の夫は既にこの世を去っている。この子供が生まれるよりも前に。

 

 居ない者を恨んでも仕方ない。

 

 それを理解している子供は、フッと寂しげな笑みを浮かべてみせる。

 

「恨んでなど居りません。寂しい気はしておりますが……」

「そう……ですか。なら、是非あの子と仲良く……し……」

「……母上?」

 

 何かを伝えようとする母親であったが、次第に声が尻すぼみになっていく。その様子に、否応なしに不安を駆られる子供は、小刻みに母親の手を揺すってみる。

 何度か揺すった後に、子供は悟った。

 

―――ああ、もう旅立たれて……

 

 生気を失った母親の顔。うっすらと開かれている瞼をそっと下ろし、握っていた手を布団の上へ乗せる。

 母親が死んでから子供が考えていたのは、自身が母親になにかできたのだろうかというもの。非力な自分が、大切な人を失った彼女の為に何かできたのだろうか、と。

 だが、思い起こせば彼女は幾度となくこう告げていた。

 

『貴方が居たからこそ、私はあの人との繋がりを確りと感じ取れました』

 

 容姿が似ているからか。

 否、それ以外にも理由はあろうが、自分はどうやら母と父を繋ぐ楔となれていたようだ。ならば善し。少しばかりでも貢献できたのであれば御の字だ。

 

「ですが……せめて、今年の梅の花を母上と共に眺めたかったものです」

 

 そう言って子供は、可憐な容貌の頬に一筋の涙を流した。

 

 

 

 ***

 

 

 

 宗家と分家。

 宗家とは、ある一族、一門の本家をいうものであり、分家はその本家から分離して設立した家のことを言う。

 歴史ある名門ほど、この宗家が重んじられる傾向があるが、それはこの魂の故郷・尸魂界にも同じ事だ。尸魂界の中でも死神・貴族は住まう瀞霊廷では無数の家が存在しており、特に大きな上流貴族の家をまとめて、彼らは『四大貴族』と謳っている。

 元は五大貴族であったが、とある理由により志波家は没落。

 

 そういった訳もあり、現在は四大貴族として定着してきている。そのような四大貴族も例外に漏れず、宗家と分家がある訳だ。

 そして、彼の『天賜兵装番』と知られる四楓院家の宗家は、現在、歴代初の女性が当主となっている。『四楓院夜一』―――隠密機動総司令官及び同第一分隊『刑軍』統括軍団長を務めつつ、護廷十三隊二番隊隊長を務める女傑とあって、一時は貴族の間では彼女の話題で持ちきりであった。

 しかし―――。

 

「返せ、化け猫めッ!!」

「ふはははっ! いずれ朽木家当主ともあろう者が、女に髪紐を奪われるようではな!」

「おのれ……今に見ていろ! すぐにでも貴様を……!」

 

 如何せん、自由奔放。

 今も、彼の四大貴族の内の一つ・朽木家の名の下に産まれた少年にちょっかいをかけている。

 褐色肌でグラマラスな体をした女性―――彼女こそ四楓院夜一なのであるが、その手には一本の紐が握られていた。

 

 その持ち主である少年は、額に青筋を立てながら木刀を振り回して夜一を叩きのめそうとするも、一撃も当たりはしない。

 からかう夜一に憤慨する彼の名は朽木白哉。護廷十三隊六番隊隊長・朽木銀嶺の孫であり、同隊副隊長・朽木蒼純の息子でもある。

 

 まさにサラブレッドとも言うべき彼であるが、子供らしく頭に血が上り易い。更には真面目な性格も相まって、奔放な性格である夜一とはそりが合わない。度々彼女が来ては、こうしてちょっかいをされてはやり返そうとするも、何時も失敗ばかり。

 毎日鍛錬を積み重ねては『今度こそ』と意気込むも、まだ正式に護廷隊にも入っていない彼が、隊の長である彼女に敵う筈もなく、いいようにやられるのみ。

 

 今日もまた、木刀での一撃を喰らわせようと試みても、全て躱されて此方が息を切らすのみ。

 

「はぁ……はぁ……おのれ、夜一ッ……!」

「くくくッ、からかい甲斐のあるヤツよのう。今日も朽木白哉、敗れたり!」

「ま、待て! まだ私は負けを認めたつもりは……!」

 

 そう言って手を伸ばしている内に、夜一の姿は風のように消える。流石、“瞬神”の名は伊達ではない。

 しかし、それを悪戯如きに使われる身になれば、性質が悪いことこの上ないことは理解してもらえるだろうか。

 

 同世代の友が居ない白哉は、彼女への怒りをなんとか心に納める。先程まで夜一が佇んでいた屋根の上から、風に靡かれて髪紐がどこかへ飛んでいく。

 決して高い物ではないが、修行の時に髪を纏めるように愛用している物だ。

早々に回収して修行にのめり込み、悪戯の所為で無駄になった時間を取り戻そう。そう考えて、髪紐が流されていく方向へ視線を向けた。

 

「ッ……爺様! 帰っていらしていたのですね!」

「うむ。今日も夜一殿にいいように弄ばれていたようじゃな」

「……見ておられていたのですか?」

 

 隊長羽織を靡かせながら歩み寄ってくる老人。彼こそが、六番隊隊長・朽木銀嶺であり、白哉の父方の祖父である。

 白哉の尊敬する人物の一人が今目の前に居る訳であるが、白哉は自身が夜一に弄ばれていた光景を見られていたという事実に、頬を引き攣らせた。

 

 しかし、彼の背後からしゃなりしゃなりと歩み出てくるもう一人の人物に瞠目する。

 艶のある紫黒色の長髪を後頭部で纏め上げている人物。妖しげな色気を醸し出す、自身とさほど歳が変わらなそうな少年か少女か。どちらともとれる中性的な外見の人物は、容姿が非常に整っていた。

 顎や首の線の細さ。そして腕を通している羽織が、女性が好みそうな薄桜色だ。

 恐らく女性だろうと思いながら呆けていると、徐に歩み寄ってきた彼女はある物を手に取って歩み寄ってくるではないか。

 

「これは其方のか?」

「……は? あ、ああ……済まぬ」

 

 手渡されたのは、先程風に流されていった髪紐であった。

 それを受け取ると、彼女は薄い唇をやんわりと吊り上げて微笑を浮かべる。

 

「白哉。この者は、朽木家の分家の一つである柊家の当主じゃ」

(ひいらぎ)紫音(しおん)と申す。お初御目にかかる、朽木白哉殿……で、よろしいのだな?」

「ああ、私が朽木白哉だ」

 

 スッと差し出される手をとって握手を交わす白哉と紫音。

 細い指だ。毎日木刀を何百回も振るって鍛錬を欠かさない白哉とは違い、しなやかな印象を与える女性的な指。肌も絹のように滑らかであり、このまま触れていたい程の肌触りである。

 軽い挨拶を交わした後、紫音は白哉に対してにこやかな微笑を送り、銀嶺の方へと振り返った。

 

「銀嶺殿、そろそろ……」

「そうじゃったな。白哉、儂は紫音殿と話さねばならぬことがある。外すぞ」

「分かりました」

 

 どうやら、若き当主と話さなければならないことがあるらしい。

 その旨を孫に告げた銀嶺は、紫音と共に屋敷の廊下を進んでいく。

 

 彼等の背中を見送った白哉は、先程手渡された髪紐で自身の髪をまとめ上げた後、早速といった様子で鍛錬に戻る。

 再び朽木邸の庭で風を切る音が響き始めた。庭の鯉はその音に反応し、少しばかりバシャバシャと騒ぐが、すぐに落ち着きを取り戻し、庭には冒頭を振るう音だけが響き渡る。

 

(しかし……話さねばならぬこととは一体……?)

 

 だが、白哉の脳裏には妖しい美貌の持ち主が過ってばかりで、普段のように鍛錬に身が入る事は無かった。

 

 

 

 ***

 

 

 

「―――そうか。葬式は滞りなく終わったか」

「はい」

 

 対面して座る銀嶺と紫音。畳が敷かれている広間にポツンと座る二人は、どこか哀愁を漂わせていた。

 銀嶺の背面には、これまでの朽木家当主の遺影が飾られている仏壇がある。

 天寿を全うした者から、病死した者、戦死した者など様々だが、紫音にとっては至ってどうでもよいことであった。

 

 紫音の母親は先日死んだ。老衰ではなく、精神的な衰弱によるものである。彼女の希望もあり、式は屋敷内の者だけで慎ましやかに行われたが―――。

 

「儂を薄情だと思うか?」

「いいえ。母上が望んだことです。銀嶺殿に迷惑を掛けたくなかったのでしょう」

 

 銀嶺の問いに対し、紫音は間を開けずに答える。

 どこか余所余所しい口調の紫音に銀嶺はなんとも言えない表情を浮かべ、顎に手を当てた。

 分家の当主の母。それほどの者の葬式であるのであれば、宗家の当主である銀嶺も顔を出すことが筋だったであろう。だが、彼女の意思を尊重した上で銀嶺は赴かなかったのだ。

 それでも銀嶺の心中には、少しばかりでも顔を出せば、という後悔が胸を渦巻いていた。

 すると銀嶺は、続けざまにある問いを投げかけてみる。

 

「お主は儂を恨んでいるか?」

「いいえ、と言えば嘘になるでしょう。父上を正しく導かなかった銀嶺殿のお蔭で、私は父親の導きというものを知らずに育ってしまいました」

「……そうか」

「恨む理由があるとすればそれだけ。しかし……これ以上は言わずとも良いでしょう」

「そうじゃな」

 

 そう言いながら、ズズッと茶を啜る銀嶺。

 この話題はこれまで、ということなのだろう。紫音も気分転換とばかりに茶に口を付けて、熱い茶で喉を潤す。

 

「して、お主は来年に霊術院に入るのじゃな?」

「はい。面子というものを守るのであれば、死神となって上位の席に身を置くのが手っ取り早いでしょう」

「成程。白哉も来年に霊術院に入れるつもりじゃ。仲良くしてくれると嬉しい限りじゃ」

「銀嶺殿の申しつけとあれば……」

 

 すると紫音は徐に立ち上がり、廊下の方へと向かって行く。何処に行くのかと銀嶺が瞳で訴えると、その視線に気付いた紫音が振り返り、フッと笑みを浮かべながら口を開いた。

 

「白哉の下に赴きます」

「……そうか」

「では」

 

 一礼し、静かに障子を開けて廊下へ出て行く紫音。

 その背中を見届けた銀嶺は、蓄えた髭を撫でながら、先程まで紫音が腰かけていた座布団を見つめる。

 

「ふむ……儂を祖父とは呼ばなんだ」

 

 

 

 ***

 

 

 

 足袋を履いた足で、廊下を擦るように歩んでいく紫音は、先程の庭までたどり着いて木刀を振るう白哉の姿を捉えた。

 一心不乱に木刀を振るう白哉は、後ろから歩み寄る紫音などには一切気が付かない。白哉自身、霊圧知覚が乏しいという訳ではないが、紫音がわざと自身の霊圧を極限まで抑えている為、鍛錬に集中している白哉は紫音に気が付かないという寸法だ。

 そっと後ろから歩み寄る紫音は、これから悪戯を仕掛ける子供のような笑みを浮かべて、汗水たらして鍛錬に明け暮れる少年の背後から声を掛ける。

 

「白哉殿」

「おぉッ!? ……なんだ、其方か。驚かせないでくれ」

「くっくっく。余りにも鍛錬に身を入れているようだったから、少し茶々を入れてみたかったのだ」

「……はぁ。何用だ?」

「次期朽木家当主の其方と、少し話をしたいと思ってな」

「うむ……相分かった。ならば、其処の縁側に腰を掛けてで良いか?」

「ああ。時間をとらせて済まないな」

 

 手拭いで汗を拭き取る白哉は、そのまま紫音と並んで近くの縁側に腰掛ける。自身とそれほど歳の違わない者との談話など、何時振りだろうか。

 気が付いたら鍛錬に明け暮れてばかりで、友人付き合いなどしていなかった気がする。

 そんなことを考えつつ、クツクツと笑みを浮かべている紫音の隣に腰掛けた白哉は早速口を開いた。

 

「それで、話とはなんだ?」

「なあに、大したことではない。私は来年彼の山本元柳斎重國殿が設立なされた真央霊術院に入るつもりでな。其方も来年入ると銀嶺殿に窺い、彼に其方をよろしく頼むと言われたのでな。改めてよろしく頼む、白哉殿」

「成程、そういう訳か。ならば『白哉』でいい。学友となる者に『殿』を付けられるとなると、堅苦しくて敵わぬ」

「そうか。ならば私も『紫音』でいい。よろしく頼むぞ、白哉」

「ああ、紫音」

 

 再び差し出される手に対し、白哉は一度掌に滲み出た汗を袴で拭ってから、握手に応える。

 

「それにしても、私とさほど変わらぬというのに当主とは……立派なものだな」

「身内に不幸があっただけだ。当主に見合うだけの立ち振る舞いは、これからじっくりと時間をかけ身に着けていくつもりだ」

「そうであったのか……うむ、だがあの化け猫などよりも、其方の方がよっぽど立派だ」

「化け猫?」

「四楓院夜一のことだ。彼奴(きゃつ)め……暇を見つけては私のことをからかいに来おって、当主としての自覚が足りぬのだ! 四楓院家初の女当主であるからと、調子に乗っているのではないかと疑いたくなる!」

「くっくっく、随分な言い様だな。化け猫とは」

 

 顔を赤くして憤慨する白哉の様相に、人差し指の第二間接を唇に当ててクツクツと妖しく笑う紫音。

 一通り自身の憤りを吐き出した白哉は、大分すっきりとした面持ちになった。

 

「ふぅ……私は将来、あの化け猫を反面教師として朽木家の家名に恥じぬ当主となるつもりだ。分家の当主の其方とは、是非仲良くやっていきたい」

「同感だ」

「其方も、女の当主で大変なこともあろう。私にも手伝えることがあれば、微力ながら手助けしよう」

「……なに?」

「む? いや、其方も女当主で―――」

「私は男だぞ?」

 

 静寂。

 ピタリと時が止まったかのように動かなくなる二人。遠方から、鹿威しの音が響いてくる。

 目が点になった白哉は、今一度紫音の全身をじっくりと観察し始めた。髪、目、唇、顎など到る所を見回した白哉の顔は、先程と違った感情で顔を赤く染め上げていく。

 

 まさか、男を女と見間違えていたとは。

 彼女を―――否、彼を美しいと感じてしまった過去の自分が恥ずかしいと、白哉は顔を手で覆い隠す。

 

「……くっくっく、はーはっはっは! そうか、其方は私を女と見間違えていたのか。まあ無理もない。このような格好ではな。如何にも女物の羽織を着ていれば、女だと見間違えても致し方ないだろう」

(いや、それ以外にも色々あるのだがな)

「なんだ? 私が女であれば手を出そうとでも思っていたか? ん?」

「……五月蠅い」

「成程、現世で昔は男と男がまぐわうのは珍しいことでもなかったらしい。其方が、私が男でも良いというのであれば、考えてやらんでもないぞ?」

「五月蠅いと言っている! 誰が男などと!」

「ああ、そうだな。私もまぐわうのであれば女が良い。お互い普遍的な性的感覚で良かったな。貞操は守れそうだ」

 

 笑いが治まらない紫音は、未だににやけた顔で赤面している白哉に視線を送る。

 宗家次期当主と、分家現当主による猥談。歳相応の男子の話と言えば、確かに歳相応だととれるかもしれない。

 

 普段、猥談をしない男児が顔を赤くし、少々性的知識を有す男児が得意げな笑みを浮かべながら語る。何時になっても変わらぬ光景が此処に。

 

 暫し声を荒げて男色を否定していた白哉は、大分落ち着いたのか息を切らしながら縁側に腰を掛ける。

 それを見計らった紫音は、未だににやけた面を浮かべながら『それでは』と腰を上げた。

 突然立ち上がった彼にどうしたものかと眉を顰める白哉。一方紫音は、笑い過ぎて赤く染まった頬を引き攣らせながら、白哉を見下ろした。

 

「短い時間であったが楽しかったぞ、白哉。私は用事があるから家に戻る」

「む……そうか」

「今度また会いに来よう。その時は、年頃の男児らしく好みの女性についてでも語らおうか」

「ッ……私に色恋沙汰などはまだ必要ない!」

「いや、いずれは其方も妻を娶らねばならぬ者だろう。大人になった時、良い女を紹介しあえるように、互いの好みを知っておいた方が便利なのではないか?」

「自分の妻ぐらい自分で見つけるわ、戯け!」

「むぅ……堅いヤツだな、其方は。まあ、これから仲良くやっていこうではないか。それでは、失礼するぞ」

「あ、ああ……」

 

 踵を返し、門の方へ歩み去って行く紫音。振り返りざまに漂ってきた香りは、どのような御香を使っているのか気になるような品のあるものであった。

 と、言うよりも―――。

 

(……どこか懐かしい香りがしたのは気のせいか?)

 

 御香の香りではない。

 彼自身から振り撒かれる香りに、白哉はどこか懐かしい気分に浸ってしまうのであった。

 

 

 

 

 





 活動報告の方に、本作についてのことを書いていますので、そちらの方を一読のほう宜しくお願い致します。

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