「オラァ!」
「ぐはっ!」ピチューン
俺が飛ばした槍により、蓮は落ちた。
ーーーーーあれから一週間。
無理矢理蓮の修行に付き合わされたが、今では
受けて良かったんじゃないかとすら思っている。
理由は...わからんが。
「そろそろ終わりにしましょうか」
そんなことを考えていると、紫が変なことを言い出した。
「終わり?まだまだ改善の余地ありだと思うが?」
「えっ」
蓮が驚いてるが、キニシナーイ。
「いえ、流石にそろそろ帰らないと、心配してるんじゃないかなって」
「あー....」
紫の言葉に、蓮が納得したような声で返す。
「なに?お前彼女でも居るんですかコノヤロー」
「なっイエイエイエ!!いませんいません!!!」
「いないのか、チッ」
「....あなた今、露骨に舌打ちしたわね」
知らんな。
ーーーーーそして最後の戦いが始まった。
「よーしバッチコーイ」
「はい!お願いします!」
戦闘のお陰でで平地とかした場所で、俺と蓮は充分な距離をとり、構えていた。
「 火符
蓮のスペカ宣言と同時に、俺に向かってデカイ炎が向かってくる。
「氷符『
俺のスペカ宣言と同時に、約五十メートル程の、デカイ剣を生み出す。
そしてその剣を操り、炎を切る。
そして切られた炎は氷った。
このスペカは氷の剣を生成し、そして切った物を氷らせるというもの。
氷らせれない物はない。
そしてそのまま氷らせた炎を操作、蓮にぶつける。
が、着弾ギリギリで蓮は氷の炎を破壊。
「火波動
「あ?」
蓮の周囲に小さい波動?だったかで出来た物を六個程生成。
内2つが俺に向かってくる。
俺はそのまま氷の剣で切ろうとするが。
爆発
氷の剣は砕け散った。
「チッ氷符『
氷の剣や槍、ハンマーに楯etcetc
それらを俺の背後に生成。
そして一斉に発射。
蓮は残りの波動四個をこちらに向けて発射。
「 火符
蓮の前方に大きい花のツボミが現れる。
俺は即座に氷の武具を向けようとするが、蓮の波動により破壊される。
そしてツボミが開花し。
そこからレーザーが発射される。
「氷符
氷の壁を作り、防ごうとするが、そのまま氷の壁は溶かされーーー
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「最後のあれは予想外でした」
「HAHAHAHAまだまだ甘いな、蓮」
あのあと、そのままレーザーでやられるかと思ったが
氷符
そのまま蓮を氷らせ、俺の勝ちになった。
やったぜ
「それじゃ、開くわよ」
すると紫が俺が蓮と出会う切っ掛けになった
空間の裂け目(仮)を開いた。
「それじゃまたいつか会いましょう!師匠!!」
「ファっ?!!」
最後にとんでもなことを言い、蓮は空間の裂け目に入っていった。
「.....やられたなぁ....」
「ふふ、貴方もまだまだね」
「うっせうっせ」
ーーーーー俺達の戦いはこれからだ!
因みに氷符『
です