前編『遭遇』
｢あぁ～ねみぃ｣
夜、俺は焚き火の前でそんなことを呟いていた。
現在、俺は長野県諏訪市(仮)に向かって旅をしている。
まぁ、空から見てこっちかな。
と思った方に歩いてる為、間違ってるかも知れないが。
ーーーーああぁぁ
？なにか聞こえたような....
ーーーーあああぁぁぁ
また聞こえた、幻聴かな？
ーーーーああああぁぁぁぁ
いやこれ幻聴じゃねぇ？！誰かの悲鳴だ！？
悲鳴が聞こえる方へ走り出す。
時々でてくる
約十分程走っただろうか？
走った先に見たものは。
｢なんだこれ....｣
ーーー空間の裂け目のような、裂け目のような、よくわからないものだった。
....いやまってホント、なにこれ。
空間が裂けてるていうか...正しくそれなんだけど。
赤く、そして黒い、禍々し色の裂け目だ。
なんなのこれ？誰かの呪いですかコノヤロー。
ーーーああああああああああぁぁぁぁぁ！！
｢ぐぼぁ？！｣
突如裂け目から少年が出てきて俺の腹に頭からダイレクトアタックしやがった！
｢てメぇ！覚悟できてんだろうな？！｣
そう叫びながら、冷製に氷の剣を作り、相手を見る。
....が、五分程経っても、動かなく、気になり、少年の近くによる。
すると。
寝ていた。
｢寝てるんかい！！！｣
思わず、つっこんでしまった。
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｢はぁ.....｣
あれから約二十分後。
気絶？していた少年を連れ、キャンプ場まで戻ってきた。
｢どっこいしょ｣
と、運んで来た少年を地面におろす。
もう一度、少年を見る。
身長は170程に見える。
そして日本人特有の黒目黒髪。
そしてタキシード。
......訳がわからないよ。
なんなん？こいつなんなん？
転生者？だとしたらなぜあんな場所から？
月人？ならなぜタキシードを？
.....まじで解んないんだけど、こいつ。
｢...うっ......ここは....｣
｢あ、起きた｣
じゃあたっぷり聞きましょうか。
まず
｢あんた誰？｣
｢えっ？俺は
｢俺か？俺は
ーーーーてメぇなにもんだ？｣
そういい、俺は少年の首筋に、剣を向けるのだった。
｢はっ話合いましょう！｣
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｢で、まず自己紹介から｣
剣を向けた時、少年は凄く驚いていた....というよりは恐怖していたので。
まずは落ち着き、自己紹介から始めることにした。
まぁ不審な動きしたら殺すが。
｢えっと...まずは俺から、さっき言ったとおり
は？
え？待って、なに言ってんのこいつ？
まだ紅魔館ないよね？というか幻想卿もないよね？
｢えーじゃあ次は俺か
俺は
｢氷霧さん、ですね、失礼ですがここは何処でしょうか？見たことにい場所なので....｣
｢あー.....俺の予想だが...ここは異世界だと思うぞ？｣
｢え？｣
俺の言葉に、蓮は...
｢異世界、ですか....｣
...余り驚かなかった
｢えー普通異世界とか言われたら、驚くもんじゃね？｣
｢いえ、既に魔法とか霊力とか、色々ファンタジー的な現象にあっているので......｣
｢.....あっそう｣
なんだそれ
｢詳しい話は私がするわ！！｣
空中から胡散臭いBBAが現れた
東方波動郷から来た人は始めまして、いつも読んでくださっている方々はどうも
魔神王です
東方波動郷からきてくださった人は蓮君のキャラが違うと思うかましれません
文句は受け付けます
次回『蓮君の修行』
次回もゆっくり読んでいってね！