ps今回セリフ多いです。
前回のあらすじ:
黒森「でぇじょうぶだ、死んでも社で生き返る」
「ぶち殺してくれる!!」
フオルが叫ぶ。
先程与えた筈の傷は、全てなくなっていた。
「御柱!」
そんなことは関係ないとばかりに、神奈子は御柱を放つ。
フオルに当たる瞬間、フオルが消えた。
と思ったら、蹴り飛ばされていた。
ズガガガ、と地面を抉りながら着地する神奈子。
普通に着地するフオル。
「風雷神!」
神奈子は能力を使い、台風を生み出す、
しかも出し惜しみ無しの超巨大なやつを。
そしてそれをフオルに向け、放つ。
「ちっ」
舌打ちをしながらも、フオルは能力を使い、別の場所へ転移する。
しかしそこには
「はあ!」
「ガッ!」
神奈子が居た。
そのまま避けれずに、そのままフオルは蹴り飛ばされる。
ズガガガ、と地面をえぐりながら着地するフオル。
それにたいし、普通に着地する神奈子。
「ナメるなぁ!!」
フオルが手を前につきだし、妖力をためーー
「消えてなくなれ!妖砲!!」
ーー放った。
極限まで貯めた妖力の砲撃。
所詮、レーザーというもの。
サイズは人一人覆い尽くしても余りあるほど。
それが神奈子に向けて放たれた。
「なっ!」
防御する暇もなく、レーザーに当たる神奈子。
そのままなにかできる訳もなく、死んでしまった。
まぁ、今頃社で
「ようやく、やつを殺せ」
バキ。
なにかが砕ける音が、平原に響いた。
「噛ませ犬お疲れさん、そしてさようなら」
ーーフオルが最後に見たのは、赤い服を着た男だった。
◆
「おー派手にやってるねぇ」
そして男ーーゼロ・グレイルは闇と化した世界でそう呟いた。
「流石にすこーし早かったかな?まぁいいや」
「流石にこれはやりすぎではないか?」
虚空から老人が現れる。
「でぇじょうぶだ、後でなんとかする」
「それならば、いいのだがな....」
「なーに神威ちゃん?そんなに心配?」
「いや、心配はしてないが、この世界の住人に迷惑をかけてはないか、とな」
「大丈夫大丈夫、そこまでこの世界から外れてないから、大丈夫だよ」
「ふん....」
(そんなに嫌なのかねぇ、この世界に迷惑かけんの?)
「む、終わったようだな」
「おー遅かったな、まーたあいつ遊びやがったな?」
闇と化していた世界が、光を取り戻していく。
まるでなにもなかったのかのように。
「後で叱らないとなぁ」
と、そんな呑気なことを言っていた時。
ゴゴゴゴゴ、とまるで星そのものが揺れているかのような、そんな振動がしはじめた。
「あらら、予想より早いねぇ。ま、いいか、行くよ神威ちゃん」
「ちゃん付けはやめろと言っているだろ」
やはり呑気なことを言いながら、消えた。
まるで最初から、なにも居なかったかのように。
その者達が存在したことを証明するものすらも、消えた。
どうでもいい作者の焼き土下座
ブス… ∫ ; ∫ ジジ…
ブス… _____ ; ∫
;/ へ \ ∫ ;
∫;( >-/ /_イ\ ; ←作者
;/三>、_\ >)`z,>ミ)ヨ
/三(_rL__>ミ>≦三|
囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
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