東方氷災録   作:魔神王

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更新遅れてすみませんでしたぁ!!
ps今回セリフ多いです。

前回のあらすじ:

黒森「でぇじょうぶだ、死んでも社で生き返る」


第九話『神奈子』

「ぶち殺してくれる!!」

 

フオルが叫ぶ。

先程与えた筈の傷は、全てなくなっていた。

 

「御柱!」

 

そんなことは関係ないとばかりに、神奈子は御柱を放つ。

フオルに当たる瞬間、フオルが消えた。

 

と思ったら、蹴り飛ばされていた。

 

ズガガガ、と地面を抉りながら着地する神奈子。

 

普通に着地するフオル。

 

「風雷神!」

 

神奈子は能力を使い、台風を生み出す、

しかも出し惜しみ無しの超巨大なやつを。

 

そしてそれをフオルに向け、放つ。

 

「ちっ」

 

舌打ちをしながらも、フオルは能力を使い、別の場所へ転移する。

 

しかしそこには

 

「はあ!」

 

「ガッ!」

 

神奈子が居た。

そのまま避けれずに、そのままフオルは蹴り飛ばされる。

 

ズガガガ、と地面をえぐりながら着地するフオル。

それにたいし、普通に着地する神奈子。

 

「ナメるなぁ!!」

 

フオルが手を前につきだし、妖力をためーー

 

「消えてなくなれ!妖砲!!」

 

ーー放った。

 

極限まで貯めた妖力の砲撃。

所詮、レーザーというもの。

サイズは人一人覆い尽くしても余りあるほど。

 

それが神奈子に向けて放たれた。

 

「なっ!」

 

防御する暇もなく、レーザーに当たる神奈子。

そのままなにかできる訳もなく、死んでしまった。

 

まぁ、今頃社で復活 (リスポーン)しているだろうが。

 

「ようやく、やつを殺せ」

 

バキ。

 

なにかが砕ける音が、平原に響いた。

 

「噛ませ犬お疲れさん、そしてさようなら」

 

ーーフオルが最後に見たのは、赤い服を着た男だった。

 

 

 

 

 

 

 

「おー派手にやってるねぇ」

 

 

そして男ーーゼロ・グレイルは闇と化した世界でそう呟いた。

 

「流石にすこーし早かったかな?まぁいいや」

 

「流石にこれはやりすぎではないか?」

 

虚空から老人が現れる。

 

「でぇじょうぶだ、後でなんとかする」

 

「それならば、いいのだがな....」

 

「なーに神威ちゃん?そんなに心配?」

 

「いや、心配はしてないが、この世界の住人に迷惑をかけてはないか、とな」

 

「大丈夫大丈夫、そこまでこの世界から外れてないから、大丈夫だよ」

 

「ふん....」

 

(そんなに嫌なのかねぇ、この世界に迷惑かけんの?)

 

「む、終わったようだな」

 

「おー遅かったな、まーたあいつ遊びやがったな?」

 

闇と化していた世界が、光を取り戻していく。

 

まるでなにもなかったのかのように。

 

「後で叱らないとなぁ」

 

と、そんな呑気なことを言っていた時。

 

ゴゴゴゴゴ、とまるで星そのものが揺れているかのような、そんな振動がしはじめた。

 

 

「あらら、予想より早いねぇ。ま、いいか、行くよ神威ちゃん」

 

「ちゃん付けはやめろと言っているだろ」

 

やはり呑気なことを言いながら、消えた。

 

まるで最初から、なにも居なかったかのように。

その者達が存在したことを証明するものすらも、消えた。




どうでもいい作者の焼き土下座

 ブス… ∫ ; ∫ ジジ…
ブス… _____ ;  ∫
  ;/  へ \ ∫ ;
∫;(  >-/ /_イ\ ; ←作者
;/三>、_\ >)`z,>ミ)ヨ
/三(_rL__>ミ>≦三|
囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
囮災炎災炎炙災炒炎炭囮
◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎

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