前回のあらすじ:
氷霧「ダンジョンを攻略したいなら、ダンジョンを壊せばいいじゃない」
妖王「ふざけるなぁ!」
「よくもやってくれたな、貴様ラ....」
ーー怒り顔の、黒い服を着た男が現れた。
さて、どうするか。
こいつが噂の妖王なのだろうか?
見た目は....黒い。
これでもかってくらい黒い。
黒い服に黒いズボン、そして黒いコート。
そして黒い目に黒い髪。
真っ黒くろすけだな。
「フオル!黒森!こいつらを殺せ!!」
妖王は仲間を呼んだ!
っと、ふざけてる場合じゃない、奇襲に備えなければーー
ーーは?
嘘だろおい、何で生きてるの?
「久し振りだなぁ...氷霧!!」
ーー人妖大戦の時に戦った骸骨が現れた。
「なんで...お前が..」
ーーあり得ない。
こいつは俺が殺した筈だ。
死体も砕いた筈。
なのになんで生きている?
いや、考えてる暇はねぇ、とりあえず剣を..!
ーードン、と重いものが落ちた音がした。
ーーこいつも知っている。
あの時...軍の卒業試験の時に現れた鬼だ。
あの時と同じ、黒い着物を着ている。
しかしなぜいる?綿月隊長に殺されたハズ。
いや、生きていたとしても数億年経ってるんだぞ?
ああ、もうわからん、とりあ..
ーー腹を強く殴られた、気がした。
◆
「氷霧!」
最初に反応したのは、諏訪子だった。
妖王が氷霧を殴り飛ばしたのだ。
その瞬間、諏訪子達にむかって妖力の玉が打ち出された。
が、諏訪子は地面を操作し壁を生成し、神奈子と天照は神力を使い防ぐ。
「とっとと終わらせてもらうぞ...」
「.....」
もちろんこれをしたのはフオルと黒森だ。
しかし何故か黒森は暗い顔をしている。
「とっとと貴様ラを殺し、氷霧を殺させてもらうぞ!」
「っ神奈子さん!諏訪子さん!こいつらは任せました!わたっ?!」
「私は氷霧さんに加勢しにいきます」そう言う前に、何者かが天照を蹴り飛ばした。
「天照ちゃんの相手はこの僕と★」
「この俺だ....」
ーー現れたのは数億年前、氷霧とゲームをしていた男と。
青い服を着た男の二人組だ。
「さぁて、死にたくないからガンバリマスヨ☆」
ーー絶望的な戦いが、始まった。
◆
「が、ハァ!」
口から血が出た。
意識が飛ばなかっただけ、ましか。
クソ、なんだよあのスピード、馬鹿げている。
あんなんチートだろチート。
あれか?あいつの能力は『高速で動く程度の能力』とか、そんな感じか?
「ふん...この程度か...」
すると、妖王がゆっくりとした足取りで、こっちに来た。
「なめるなぁ?!!
あの時と同じく、高速で動くなら避けれない攻撃をすればいいというもの。
が
「『それ』の対策はしている」
妖王の回りに炎が現れ、氷を溶かした。
...いや、可笑しいだろ?!
あれ霊力をこれでもかってくらい込めて発動したんだぞ?!
しかも範囲100キロというやつだぞ?!何で
「クソガ!」
「さぁ、始めようか、
妖王は出荷よー(´・ω・`)
遅れて本当に申し訳ございませんでした
土下座するんで許してください
OTL
PS誤字、脱字修正、前回のあらすじ書きました。