東方氷災録   作:魔神王

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更新遅れてすみませんm(_ _)m

前回のあらすじ:

氷霧「ダンジョンを攻略したいなら、ダンジョンを壊せばいいじゃない」

妖王「ふざけるなぁ!」


第五話『かつての敵』

「よくもやってくれたな、貴様ラ....」

 

ーー怒り顔の、黒い服を着た男が現れた。

 

さて、どうするか。

こいつが噂の妖王なのだろうか?

見た目は....黒い。

これでもかってくらい黒い。

黒い服に黒いズボン、そして黒いコート。

 

そして黒い目に黒い髪。

 

真っ黒くろすけだな。

 

「フオル!黒森!こいつらを殺せ!!」

 

妖王は仲間を呼んだ!

 

っと、ふざけてる場合じゃない、奇襲に備えなければーー

 

ーーは?

 

嘘だろおい、何で生きてるの?

 

「久し振りだなぁ...氷霧!!」

 

ーー人妖大戦の時に戦った骸骨が現れた。

 

 

 

「なんで...お前が..」

 

ーーあり得ない。

 

こいつは俺が殺した筈だ。

死体も砕いた筈。

 

なのになんで生きている?

 

いや、考えてる暇はねぇ、とりあえず剣を..!

 

ーードン、と重いものが落ちた音がした。

ーーこいつも知っている。

あの時...軍の卒業試験の時に現れた鬼だ。

あの時と同じ、黒い着物を着ている。

しかしなぜいる?綿月隊長に殺されたハズ。

いや、生きていたとしても数億年経ってるんだぞ?

 

ああ、もうわからん、とりあ..

 

ーー腹を強く殴られた、気がした。

 

 

 

 

「氷霧!」

 

最初に反応したのは、諏訪子だった。

妖王が氷霧を殴り飛ばしたのだ。

 

その瞬間、諏訪子達にむかって妖力の玉が打ち出された。

 

が、諏訪子は地面を操作し壁を生成し、神奈子と天照は神力を使い防ぐ。

 

「とっとと終わらせてもらうぞ...」

 

「.....」

 

もちろんこれをしたのはフオルと黒森だ。

しかし何故か黒森は暗い顔をしている。

 

「とっとと貴様ラを殺し、氷霧を殺させてもらうぞ!」

 

「っ神奈子さん!諏訪子さん!こいつらは任せました!わたっ?!」

 

「私は氷霧さんに加勢しにいきます」そう言う前に、何者かが天照を蹴り飛ばした。

 

「天照ちゃんの相手はこの僕と★」

 

「この俺だ....」

 

ーー現れたのは数億年前、氷霧とゲームをしていた男と。

青い服を着た男の二人組だ。

 

「さぁて、死にたくないからガンバリマスヨ☆」

 

ーー絶望的な戦いが、始まった。

 

 

 

「が、ハァ!」

 

口から血が出た。

意識が飛ばなかっただけ、ましか。

クソ、なんだよあのスピード、馬鹿げている。

あんなんチートだろチート。

あれか?あいつの能力は『高速で動く程度の能力』とか、そんな感じか?

 

「ふん...この程度か...」

 

すると、妖王がゆっくりとした足取りで、こっちに来た。

 

「なめるなぁ?!!氷結されし世界(アイシクル・ワールド)

 

あの時と同じく、高速で動くなら避けれない攻撃をすればいいというもの。

 

 

「『それ』の対策はしている」

 

妖王の回りに炎が現れ、氷を溶かした。

 

...いや、可笑しいだろ?!

あれ霊力をこれでもかってくらい込めて発動したんだぞ?!

しかも範囲100キロというやつだぞ?!何ですべての (・・・)氷を溶かしているんだ?!

 

「クソガ!」

 

「さぁ、始めようか、氷霧 (憎き相手)

 

 




妖王は出荷よー(´・ω・`)

遅れて本当に申し訳ございませんでした

土下座するんで許してください

OTL

PS誤字、脱字修正、前回のあらすじ書きました。

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