7/28編集しました。
「だいぶ歩いたな....」
俺が旅をして約1ヶ月。
大分目的地に近づいてきた....と思う。
「ん?」
なにかを感じた時にはもう遅く、気ずいたら空を見上げていた。
「.........は?」
あ、これ落とし穴か。
誰のイタズラだ、まったく。
空を飛び、落とし穴からでる。
空を飛べる俺にとって、落とし穴等無意味よ、ワハハ。
ズゴン、と音がなる。
目の前から、丸太が迫ってきていた。
「ファ?!」
ギリギリで避けるも、それだけではなかった。
空から竹槍が降ってくる。
「あぶね!」
咄嗟に氷の盾を空に生み出し、防ぐ。
と思ったら横からきた丸太に吹き飛ばされた。
「んだこれ?!」
飛ばされたとこは、溶岩。
またもギリギリで飛び、落ちるのを防ぐ。
「んったく、なんだここは…」
いや、マジでなにこれ?
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あれから約三十分後、ようやく、あの魔のトラップゾーンを抜けた俺は、目的地が見えたことに、一種の感動を覚えていた。
途中、ヤラナイカといってくる妖怪を倒し、
イキスギィとか言う色々危ない妖怪を倒し、
ハハッ僕ミッキ○マウスとか言う色々、主にD社が恐い妖怪から逃げたり。
いつぞやの宝石つけた変態から逃げたり。
と、色々なことがあった。
だが
「ようやくついたぜ.....
長野県に!」
そう、諏訪湖の前で言うのだったーーーーー
◆
ーー死体の山で、一人の男が
「ハリーハリー!もっとお茶を!」
死体の山だと言うのに、男は気にせず茶を飲む。
死体は老若男女関係なく、妖怪も人間も転生者も関係無く積み上がっている。
そんな死体の山でテーブルを用意し茶を飲む男は、狂っているのだろう。
いや、狂わないといけないのだろう。
「はてさて、諏訪大戦ももうすぐ終わり!あとは!後何かすることはあったか?!」
誰も居ないのに、誰かに問い掛けるように話す男。
「あとは……そうだ!オリジナルストーリー!
「しかし何故?どうして?奴はあんなにもくだらない物語を書いているのだ?そこが昔から理解できん」
男は、誰にも理解出来ないことを話す。
友に話すように。
「はてさて、そろそろ
男は、寂しくなるな、と小さい声で呟き。
「ではまた会えたら会おうじゃないか!
一期一会の、トウルットルー!」
男と死体の山は、消えた。