都市にある組織の一つ、軍、それには、いくつか部がある。
『戦闘部』綿月嵐我をトップとし、妖怪と戦う部隊また、氷霧や隼人等もここに所属する。
『経営部』軍の経営を支える部隊、おもに金稼ぎをしている。
『技術部』軍の兵士が使う武器を作ったりする、が、最近、テーマパークを作ったりしている。
さて、今回のお話は、『技術部』にいる、一人の転生者のお話.......
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side 吉田
パソコンや工場や機械やらがある場所。
ここは軍がもつ施設の一つ、ここは、まさにSFといった設備がある。
ここにくるたびに、ファンタジーどこ行ったと言いたくなるような場所だ。
ちなみに、俺は転生者だ。
元は某運送会社で社畜をやっていたら、神?に殺されてきた。
その神は「お前殺してやったぜ~ワイルドだろぉ~」と、一昔前のネタを言ってやがった。
まぁ、ムカついたので殴ったが。
そしたら、なんの説明も無しに、「お前なんて転生すればいいのよ!」と、転生させらた。
まぁ、社畜をやめれたので良かったが。
そして俺はこの都市の軍に所属し、武器を作っている。
主に妖怪用の。
「吉田さん!居ますか!」
すると、そこに綿月依姫様がきた。
「依姫様」
「もう!様づけしないでって言ったじゃないですか」
「ははは、すみません」
何故、彼女を様づけするかと言うと、彼女は、俺の上司....綿月嵐我の娘なのだ。
しかし、綿月依姫様と言ったら怒られるので、依姫様になっているのだ。
「して、依姫様、いったいなんの用で」
「刀が折れてしまったので、その修理にと」
「わかりました」
そう言い、刀を見る。
一見、普通の刀だか、違う。
まず、霊力増幅 これはそのままで、使用者の霊力を増幅するものだ。
次に、自動修復、これは霊力をこめることによって、自動で直る機能だ。
他にも、自動迎撃システムやら霊的シールド等々。
全くもって意味のわからない刀である。
まぁ、作ったのは俺だが。
「どうですか?」
「んー色々やられてますね、配線切れてますし、メインシステムも壊れてます、これ、一から作り直した方がいいですよ」
「そうですか...」
依姫様はシュンとしてしまう。
「ありがとうございました」
「いえいえ」
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あれから約三十分後
「吉田、いるか」
「いるぞー」
そこに、同じ転生者の隼人君が来た。
彼に聞いたところ、転生者はいっぱいいるらしい、やったぜ?
「お前に作ってもらったこれ、実に最高だ」
「そうか、それは良かった」
なんと、彼は転生特典を持っているらしい。
その特典は『魔力を扱う程度の能力』だ。
この能力の欠点として、霊力が使えないらしい。
正確に言えば、霊力が魔力に変換されるそうだが。
そんな訳で、俺は彼専用の武器を作ったのだ。
その名も『ショートソード』剣である。
まぁこれも宜しくいくつも機能がついてあるが...
「あっいたいた!隼人!お前総隊長に呼ばれてるぞ!!」
「む、そうか」
そこに青い髪の....たしか氷霧君だったかな。
「すまない、用事ができたようなので、帰らせてもらう」
「おう、じゃあなぁ~」
さてと、じゃあ.........
「都市の科学は世界一ぃぃぃ!!」
闇斬「おい作者、こいつ主人公より主人公らしいじゃないか、おい」
作者「気にしたら負けさ」
闇斬「というか、もう、彼が主人公でいいよ(錯乱)」
作者「最初の予定と違いすぎて草」
闇斬「次回『氷霧 、氏す』デュエルスタンバイ!」