東方氷災録   作:魔神王

24 / 53
更新よー


閑話 ③ 都市の整備士 吉田の一日

都市にある組織の一つ、軍、それには、いくつか部がある。

 

『戦闘部』綿月嵐我をトップとし、妖怪と戦う部隊また、氷霧や隼人等もここに所属する。

 

『経営部』軍の経営を支える部隊、おもに金稼ぎをしている。

 

『技術部』軍の兵士が使う武器を作ったりする、が、最近、テーマパークを作ったりしている。

 

さて、今回のお話は、『技術部』にいる、一人の転生者のお話.......

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

side 吉田

 

パソコンや工場や機械やらがある場所。

ここは軍がもつ施設の一つ、ここは、まさにSFといった設備がある。

 

ここにくるたびに、ファンタジーどこ行ったと言いたくなるような場所だ。

 

ちなみに、俺は転生者だ。

元は某運送会社で社畜をやっていたら、神?に殺されてきた。

 

その神は「お前殺してやったぜ~ワイルドだろぉ~」と、一昔前のネタを言ってやがった。

まぁ、ムカついたので殴ったが。

そしたら、なんの説明も無しに、「お前なんて転生すればいいのよ!」と、転生させらた。

 

まぁ、社畜をやめれたので良かったが。

 

そして俺はこの都市の軍に所属し、武器を作っている。

主に妖怪用の。

 

「吉田さん!居ますか!」

 

すると、そこに綿月依姫様がきた。

 

「依姫様」

 

「もう!様づけしないでって言ったじゃないですか」

 

「ははは、すみません」

 

何故、彼女を様づけするかと言うと、彼女は、俺の上司....綿月嵐我の娘なのだ。

 

しかし、綿月依姫様と言ったら怒られるので、依姫様になっているのだ。

 

「して、依姫様、いったいなんの用で」

 

「刀が折れてしまったので、その修理にと」

 

「わかりました」

 

そう言い、刀を見る。

 

一見、普通の刀だか、違う。

 

まず、霊力増幅 これはそのままで、使用者の霊力を増幅するものだ。

次に、自動修復、これは霊力をこめることによって、自動で直る機能だ。

 

他にも、自動迎撃システムやら霊的シールド等々。

 

全くもって意味のわからない刀である。

 

まぁ、作ったのは俺だが。

 

「どうですか?」

 

「んー色々やられてますね、配線切れてますし、メインシステムも壊れてます、これ、一から作り直した方がいいですよ」

 

「そうですか...」

 

依姫様はシュンとしてしまう。

 

「ありがとうございました」

 

「いえいえ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あれから約三十分後

 

「吉田、いるか」

 

「いるぞー」

 

そこに、同じ転生者の隼人君が来た。

 

彼に聞いたところ、転生者はいっぱいいるらしい、やったぜ?

 

「お前に作ってもらったこれ、実に最高だ」

 

「そうか、それは良かった」

 

なんと、彼は転生特典を持っているらしい。

その特典は『魔力を扱う程度の能力』だ。

 

この能力の欠点として、霊力が使えないらしい。

 

正確に言えば、霊力が魔力に変換されるそうだが。

 

そんな訳で、俺は彼専用の武器を作ったのだ。

 

その名も『ショートソード』剣である。

 

まぁこれも宜しくいくつも機能がついてあるが...

 

「あっいたいた!隼人!お前総隊長に呼ばれてるぞ!!」

 

「む、そうか」

 

そこに青い髪の....たしか氷霧君だったかな。

 

「すまない、用事ができたようなので、帰らせてもらう」

 

「おう、じゃあなぁ~」

 

さてと、じゃあ.........

 

「都市の科学は世界一ぃぃぃ!!」

 

 




闇斬「おい作者、こいつ主人公より主人公らしいじゃないか、おい」

作者「気にしたら負けさ」

闇斬「というか、もう、彼が主人公でいいよ(錯乱)」

作者「最初の予定と違いすぎて草」

闇斬「次回『氷霧 、氏す』デュエルスタンバイ!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。