東方氷災録   作:魔神王

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閑話集 一
閑話 ① 『転生の団』


「おい、ミアプラ、何故転移させた」

 

転生の団の会議で、一人の存在が話題に挙がっていた。

 

「なに、『封印』状態の君じゃあ勝つのは難しいと思ってね」

 

「別に勝てない訳じゃなかったはずだ」

 

「.....任務を忘れてないかい?君の任務は『ゼロ・グレイル』を探すこと、それなのに戦闘をするのはこっちにとっ「あーはいはいわかりましたよ」

 

「....わかっているのなら追求はしないでおこう」

 

「てか、ゼロの奴ホントにいるのかぁ?」

 

「さぁ、一度反応があっただけだからね、確信はない」

 

「まぁ、一様捜索は続けたらいいんじゃないかな☆」

 

「....それもそうか、なら、誰が捜索する?」

 

「ロードは駄目だろ、任務忘れて戦うからな」

 

「ちっ」

 

「捜索するのはいいが、こっちに研究資金をよこせ、まだたらん」

 

「別にいいが、なにを作っているんだ?」

 

「なに、ただの大量殺戮兵器さ」

 

「殺戮兵器....何に使うんだい?」

 

「なに、念のため作っているだけだ」

 

「念のために作るものじゃねえよな、それ」

 

「気にするな」

 

「気にするわ!!!」

 

「アホばっかりね......」

 

最高幹部の唯一の女は、そんなことを言っていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あぁ.....疲れた......」

 

会議が終わり、それぞれが自分の部屋に戻ったあと、自室で、倒れている者がいた。

 

「キャラ....変えようかなぁ....」

 

ーーーーーミルザムである

 

彼はキャラを作り、ウザイキャラでとうしてあるのだ。

まぁ中身はただの一般人であるが。

 

「入りますヨット」

 

そして、ノックもせずに何者かが入ってきた。

 

「...なっ?!ゼロ・グレイル?!!」

 

先程の会議で、問題視されていたゼロ・グレイルである。

 

「はじめまして、ミルザム君、そして君に相談があるんだけどーーー」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ここはこうして....いやここはこうした方が効率が...」

 

SFアニメの研究室のような場所。

ここは転生の団にある研究室、そこで『アンダレス』が会議で言っていた機械を作っていた

 

「やぁアンダレス、少しいいかな☆」

 

「むっミルザムか」

 

「君が作っている機械、貸して☆」

 

「ふむ.....まだ稼働実験もなにもしてないので、嫌なのだが......」

 

彼が作っている機械は、まだ完成されていなかった。

 

「じゃあ僕が稼働実験とかやるからさ☆」

 

「.....なら、いいか」

 

「ありがと☆」

 

........彼等は知らなかった、この選択が、更なる絶望を呼ぶことになることをーーーー

 

 




作者「そんなこんなで閑話です!」

闇斬「で、なんかフラグみたいなのたってるけどどうなんの?」

作者「まぁ、フラグではありますけど気にしないでいいですよ」

闇斬「そんなんでいいのか....」

作者「次回『力を持つ金持ちと不運な転生者』お楽しみに!」

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