東方氷災録   作:魔神王

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初めましての方は初めまして、『東方氷災録』作者の魔神王です。

そんなこんなでコラボストーリー一話、どうぞ。
時系列は東方博麗伝は二十話ぐらいの時間で、東方氷災録は第二十六話(第二章二話)です


番外編『東方博麗伝』とのコラボ!
前編『少年』


「あ~ねみぃ」

 

夜、俺は焚き火の前でだら~としていた。

 

なぜかというとさっき釣った魚を焼いているのである。

しかし、なかなか釣れなかったため、こうして夜に焼くはめになったのである。

 

解せぬ

 

しかし、それはおいておこう。

 

「おっ焼けてきたな」

 

なに?寄生虫とかそういうのは?だって?

 

全部霊力ぶちこんで殺しましたがなにか?

正確には霊術だが。

 

そんなことを考えていると、目の前に目がいっぱいある、気持ち悪いものが現れた。

 

ていうかこれ、スキマじゃん、何であるの?

まだ紫は生まれてないと思うが。

 

「よいしょと」

 

スキマから少年が現れた。

 

年は...15か16だろうか?だいたいそれくらいっぽい。

腰のところに陰陽玉だったかがデザインされた帯を巻いた赤い装束に、白い袴を身に纏っている。

白い袖は服と切り離れており、赤い細身のベルトでずり落ちない様に留めている。

髪はかなり長い、腰の少し上くらいまである。

首辺りのところの髪を赤い布切れでリボンの様に纏めている。

 

そしてイケメンである。

 

イケメンである(大事なこと(re

 

そしてまたスキマからBBA...じゃなかった、八雲 紫が現れた。

 

はて、これはめんどうことの予感。

まぁ、楽しそうだったら嫌でも絡むか。

 

「初めまして、氷霧 零さん」

 

「あ?」

 

何でこのガキ、俺のこと...いや、紫から聞いたのか。

 

「貴方に話があるの」

 

そう、BBAは言ってきた。

 

 

 

「まずは自己紹介から、俺は博麗・八雲 笑夢 (はくれい・やくも えむ)です

博麗の巫女、博麗 霊夢の弟で、妖怪の賢者、八雲 紫の養子です、よろしくお願いします」

 

「は?」

 

え?待って?いやマジわからん。

霊夢の弟はギリギリいい、だが紫の養子ってなんだ養子って。

マジ無理わかんない。

 

仮に考えるならオリキャラか転生者か、はたまたIF世界 (パワレルワールド)の住人か....

 

「貴方が考えていることは正しいと思うわよ、それで、自己紹介は?」

 

心読むなし。

そして俺もするのかよ。

てっきり知ってるもんだとおもってたが。

 

「えー俺は氷霧 零 (ひょうきり れい)、旅する一般人だ、夜露死苦」

 

「は、はあ」

 

あ、困惑してる。

ということは転生者ではないかな?

まだわからんが。

 

そんなどうでもいいことを考えていると、紫が語り出した。

 

「零、貴方に訪ねたのは笑夢ちゃんの修行に付き合ってほしいのよ」

 

あらやだ面倒ことの予感。

 

「ダンジョンを攻略して欲しいのよ」

 

「詳しく」

 

「ええ、ある雪山にある宝玉をとって来てほしいのよ」

 

「それの助っ人が俺、ということか」

 

「あら、察しがいいのね」

 

「は、数億年も生きてれば察しもよくなるわ」

 

「決まりね、じゃあ、ダンジョン『雪山』攻略開始!」

 

ーーこうして、俺は雪山攻略をすることになったのだった。




なに?文字が少ない、だって?

......気にするな!

なに?笑夢がほぼ空気?

....次回は空気じゃないから、許してください(ビクビク)

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