イントルード・デイモン   作:捻れ骨子

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おまけ・こっそりとオリキャラの紹介なんかしてみちゃったり

 

 

 

 

 

 ランディール・マーカス

 

 

 鉄血原作の展開に「これはひどい」と絶望した筆者の心から生まれた乱入者。

 

 元ギャラルホルンMSパイロットの傭兵で、機体に施すエンブレムから通称【リボン付きの悪魔】と呼ばれる凄腕。士官学校ではマクギリスやガエリオ、カルタらの先輩であった。

 マルバとバルバトスを買い取る話を進めていたが、コーラルの指示による襲撃でCGSが壊滅的被害を受けたと聞き慌てて飛んできたところで鉄華団の面子と遭遇。少年達を気に入りかつ利用価値があると踏んだ彼は、自らを売り込み雇われることとなった。

 

 能力は天才的だが人格は破綻している、実はエースパイロットにありがちな人物。(ほらどこぞの閣下とか大空の侍とか)ギャラルホルン時代からやらかしまくった挙げ句謀殺されかけ、それすらも利用して乗機をパクり逐電。傭兵家業に身をやつしながら『嫌がらせ』に打って出る機会を虎視眈々と狙っていた。

 パイロットとしての腕もさることながら、彼が恐ろしいのは『戦術的な心理戦に長けているところ』。敵を小馬鹿にしつつおちょくっているように見せながら、冷静に罠に嵌め恐怖の渦に引き込んでいく、非常にいやらしい戦術を得意とする。彼にとっては圧倒的に有利な状況と四角四面のやり方になれているギャラルホルンは良いカモでしかない。なお真っ正面から闘っても鬼のように強い。上記の戦術をとるのは、現時点だけでなく将来的にも有利な状況を生み出すためと言うこともあるが、多分に趣味なのでは無かろうか。

 

 こんな人格でありながら意外に世話好きな部分があり、閑職であったかつての同僚達や鉄華団の少年達を鍛え上げ、短期間でエース級に匹敵する技量に至らせた。ただし彼が鍛え上げ技量が上がると正比例して性格が汚染されていく傾向にある。実際かつての職場であった通称【標的艦隊】の面子は、かなりイイ空気吸ってる連中に成り下がってしまった。鉄華団の将来が非常に危ぶまれるにげてー。

 

 現在の所ギャラルホルンからパクったシュヴァルベ・グレイズを駆る。機体の外見などはほとんど変わらないが、セッティングが控えめに言っても狂っているとしか言いようがないほどにピーキーかつシビア。反応速度は桁違いで、かなり真っ当じゃない人間でもなかなか扱えない。逆に言えば彼のセッティングを扱える者は同等以上のエースかその素質があると言うことになる。

 

 ちなみに彼の出身地はオセアニア連邦のとある港町であるが、そこはロシア系の女マフィアや中華系グラサンマフィアなどが銃撃戦したり二丁拳銃の女ガンマンが銃撃戦したり娼館を兼ねた酒場が月に一度くらい銃撃戦の果てに吹っ飛ぶような悪徳の都だったりする。そんなところで公然と違法の商売とかしてるジャンク屋のせがれでしたそりゃこうなるわ。

 

 なお本来のキャラクターモデルはガンダム系ではなく、漫画【愛気】の主人公【承久 國俊】。原典よりは若干マイルドになっている。

 

 もう一度言う。 若 干 マ イ ル ド に な っ て い る 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワン・チャン

 

 

 歳星にて武器店を営む人物。(この話の中では、歳星は交易拠点としての側面もあり、結構外部の人間が出入りしているという設定)いかにもな外見、変な言葉遣いなど、どうみても怪しい中国人にしか見えないおっさん。つまようじから宇宙戦艦まで、およそ武器になりそうなものはなんでも扱うところから、おそらくは独自の広大なコネクションがあるのではと推測される。

 ランディ等とも顔見知りでその人脈は広く、その上マクマードをマクちゃんなどと気安く呼ぶところからテイワズでもかなり古株で重要視されている様子。ただの変なおっさんではなさそうだ。

 

 モデルはゲーム【ガンパレードマーチ】の【裏マーケットの親父】。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地球外縁軌道統制統合艦隊の皆さん(主にコーリス・ステンジャ)

 

 

 別にオリキャラではないが、なんか「だれだこれェ!?」状態になってしまっているので記す。

 

 過去に標的艦隊(ってかランディ)との演習でボッコにされた挙げ句勝ちを譲られ、プライドをべっきべきにへし折られたが、不屈のカルタ様に率いられ訓練や戦術の根幹から徹底的な見直しが計られ、徹底的に心身を鍛え直し強者集団と化した。

 

 特にコーリス。実は士官学校でランディの同期であり、その時点でモブ扱いで色々やられ恨みを募らせていたのだが、好機と思っていた演習で完膚無きまでにフルボッコ。心をへし折られてしまったが、カルタの不屈の意志に感銘を受け再起。以後自分自身を厳しく鍛え上げる。その結果忠誠心が高く強敵にも敬意を払う好漢と成ってしまった。なんだ全部ランディのせいじゃないか。

 

 ともかくその錬度は原作に比べても高い。降下強襲戦闘に置いてはアリアンロッドをも凌ぐ。もし鉄華団が原作のままでランディいなかったら、軌道上の攻防で確実に止められていた。カルタ様だけ見ても、1対1なら原作状態の三日月では勝てない。もっよこモードでなんとかなるかと言ったところ。逃げ延びられるのは原作通りに出し抜けたユージン以下イサリビ組だけである。そう考えるとすげえなユージン。

 

 残念ながら後一歩と言うところで鉄華団を止められなかったが、その戦力のほとんどは健在で、カルタも重傷を負ったとはいえ生きている。今後の彼らの動向が、物語の鍵を握るのかも知れない……などと適当に思わせぶりなことを言ったりして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 うん済まない。今年最後の更新だと言っていたが済まない。これやんのを忘れてた。

 と言うわけで帰省直前にオリキャラ紹介でございます。いやー危なかった。完璧にぽっくり忘れて帰るところでしたわ。まあ別に年明けてからやっても良かったんですけど、こう、思い出したら収まりがつきませんやん? そう言うことで年末の忙しさ中超特急でこれだけ仕上げて私は帰省します。決して連日の忘年会でアルコールが脳に回りきった勢いでこんな事をやっているのではありません。信じれ。

 ともあれそんなこんなで。
 来年も、良い年でありますように。

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