二対の斬魄刀   作:タカ0610

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長らく投稿できなくてすみませんでした。
仕事が忙しくこっちにこれなかったです。 申し訳ありませんでした。
仕事の最中でも 小説のこと考えてアイデア浮かんだらメモとったりしてました。 繋がりがあるか分かりませんが これからも書いていこうと思うのでよろしくお願いします。



第5話

 

 

 

次の日もルキアに会いに行ったが会うことは出来なかった。

 

「ごめんなさいね せっかく来て貰ったのに … そうだ! あの子のこと教えてくれないかしら いろいろあって幼い頃 ルキアと離れ離れになってしまって、 恥ずかしい話だけれど 妹なのに何も知らないの… だから 少しでも 分かりたいの 」

 

「 そうですね。 自分が知っている ルキア についてなら 何でもはなしますよ! まず、そうですね………」

 

ルキアとの出会いやその後の恋次と3人でバカやったり ルキアが自信を持って大丈夫だ! と言い張って 食べた 笑い茸 事件 などを話して緋真さんと一緒に笑った。

 

「 なんで、お姉様とあんなに楽しそうに笑っておるのだ 私だって本当は 柛 と話したいこと沢山あるのに… 」

 

ルキアの声は柛には届かなかった。

 

 

その後も、朽木家の屋敷には通ったが ルキアとは会えなかった。

 

 

 

 

 

「恋次、ルキアと話さなくなってから4カ月か…」

「そうだな あいつは大丈夫なのか?」

「分からない 屋敷に行っても話せないんだ… 緋真さんとルキアについて昔話したりしか出来てない。」

 

「やっぱり貴族は貴族専用クラスだしな 俺たちのクラスとは訳が違うんだ。 ルキアは違う世界に行ったんだな。」

「恋次… 本当にルキアは幸せなのかな? 急に貴族になってさ お付きの人がいて身動き取れなくて 校舎が隣でも スゴく遠い存在だ。 前みたいに一緒になってバカなことやれたらいいなって あいつが居なくなって初めて分かった… 当たり前の事がいつまで続くかなんて誰にも分からないんだって 」

 

 

 

 

この前の見た? あの成り上がりでしょ? なんの努力もしないで四大貴族の仲間入りするから 他の貴族から虐められるのよ 怖いわね。

でも、当然の事よ 四大貴族って名前だけで成り上がり自体に中身はないもの

 

 

⁉︎ ルキアが虐められてる だと?

「どういう事だ おい それは本当か!」

恋次は噂話をしていた 女性に問いただした。

 

「ほ、本当よ! 貴族の人達にとって異分子が入るのは嫌うでしょ 格好の的なのよ 朽木ルキアの 成り上がり の存在は…」

 

「なんだと… 入学してから4ヶ月、ルキアが朽木家に行ったのは更に3ヶ月前 ルキアはそんな状態だったのか…」

 

先ずは、 ルキアに会って確かめてからでも遅くはないはず

屋敷の前で待ち伏せしてみた。

 

あれ? 今日はお付きの人はいないのか? 今しかない

 

「久しぶりだな ルキア ずっとお前と話したかったんだ」

 

「 し、柛 ‼︎」

 

 

「ルキア、学校で貴族達に虐められてるのは本当か? たまたまその噂を聞いたから 確認したくて」

 

「……… 」

 

「無言の肯定と受け取ってもいいのか? ルキア 」

 

「 ……… 貴様には関係のない事だ もう、此処に来るな 毎回屋敷に来ても話す事など何もない」

 

「 お前が笑顔なら俺は安心できる。 例え俺たちとは別の次元にいても … お前がいつも辛そうな顔してるから 無理しているルキアをほっとけるわけないだろ‼︎ 今のお前の気持ちが知りたい 」

 

…………

 

 

「 朽木家にまた不純物が入った と 罵られ 屋敷を出るにしても何十人も護衛がいて 身動きが取れない 周りからも陰口をたたかれ

クラスからも陰湿ないじめを受けて どうしたらいいのか分からなかった。 誰にも頼れなかった… 周りに頼れる人なんて誰一人いない環境で お姉様にもお兄様にも心配かけることは出来ない 。

 

でも、私だけの力では何もできない。 山での野生の熊との件、候補生になる前の虚との戦いだって いつも お前達 が助けてくれた。 いつも守られているだけの私だ… いつまでもお前達に頼ってばかりはいられない」

 

「 そんなことないだろ‼︎ 頼ってくれて構わない。 お前には俺がいるだろ ‼︎ 恋次もいる 1人じゃねーんだ 。 ルキアと俺では 確かに身分は違う… 北地区の候補生なんて この世界じゃゴミ同然だ でもな、誰が否定しようと俺は、 ルキア お前の味方だ! 」

 

「 柛、ありがとう 助けて欲しい……」

 

「あぁ、分かってる 恋次もいいな? コソコソ隠れてんなよ!」

 

「 ちっ バレてたか ルキア ようやく本音ぶつけてくれたな 」

 

「俺たちや緋真さん達も助けてくれる そうですよね緋真さん? 隊長?」

 

「 そうね ルキアに 妹に そんな辛い思いさせてたなんて ごめんなさい 謝ってすむ問題ではないけれど … あなた この問題 頼んでもいいかしら?」

 

「 あぁ…… 」

 

や、やばい 朽木隊長の殺気が駄々漏れだ。

 

 

 

 

翌日、校門前にて

 

「 おはよう 柛、恋次」

「 おはよ 護衛はもう付かないんだな」

「 あれから、お兄様とお姉様に今までの辛かったことを話すことができた。お付きの者たちがいて身動き取れなかったこと とかを話したら 私の意見も取り入れて貰えた。 二人とも ありがとう。」

「そか。 良かったな。 これからは何かあったらすぐに教えてくれよ クラスは違うけど 俺たちは仲間だ」

 

 

ルキアの笑顔何ヶ月ぶりに見るかな? とりあえずこの件は朽木隊長にお任せするしかないか。

早く強くなりたいな… 大切な人を護れる力が欲しい。

 

 

数日後 、 朽木家の家政婦達は総入れ替え クラスの貴族達はお家取り潰しとまではいかないものもそれなりのキツイ罰を受けたみたいだ その後、ルキアへの陰口等もなくなった。

 

 

 

 

 




ご覧いただきありがとうございました。
不慣れな所ばかりですがこれからも頑張って書いていこうと思います。
ご意見、ご感想 いただければ今後の励みとなりますのでよろしくお願いします。

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