二対の斬魄刀   作:タカ0610

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本日2回目の投稿となります。 急いで書いてしまった部分があるかと思いますが 目を通して頂けたらと思います。
それでは、第三話 よろしくお願いします。


第3話

 

 

 ルキアと恋路と帰路に着いた

 

 

その1カ月後 、 荷物をまとめ、今まで育ててもらった両親にお礼を言い 死神になる為に北流魂街の門の前に立っていた。

すると門と同じくらいの高さの門番がドッシリと構えていた。

 

「 おい そこに突っ立ってなにしている 目障りだからどっか行け ゼロ の身分でこの場所に近寄るところではないんだ‼︎

俺の視界に入ら無いところにいろ。 門を眺めるのはタダだからな 」

 

 ゲラゲラと馬鹿にするように笑っていた。

 

「俺、候補生に選ばれたから死神界に入りたいんだよ 門を開けてくれ 」

 

「お前のような ひよっ子 が選ばれるわけないだろ ゼロの身分でに何言ってるんだ 」

 

「 俺がこの北地区 第1号 の候補生なんだ 」

 

 

「 その子を内側へ入れてやってくれんかのぉ 」

 

元柳斎が突如現れた

 

「 総帥⁉︎ お久しぶりです! どうしてこの様な場に⁉︎ このガキを通すんですかい?

またご冗談を… ここが 何地区 か お忘れですか ? クズの集まるゴミ溜めですよ 」

 

「 そうじゃのぅ 年寄りのきまぐれじゃよ ほっほっほ 。 ゼロ からの逆転があってもよかろう? わしの権限で通させてもらうぞ ‼︎  よいな! 神よ早く行くぞ 着いて参れ 」

 

柛は返事をした後、 門番に向かってドヤ顔で通ったのだった 。

 

「へぇ 門の内側はこんな感じになってるのか 前来た時は暗かったしあんま覚えて無いな 」

 

 白を基調とした塀や建物がずらりと並んでいた。

 

「 なぜ死神界と留魂街を分けているか知っておるか小僧 」

 

「 そりゃ区別だろ 勝ち組と負け組の構図だろ? この世界に入れば退屈だった日々を変えられる ルキア達とも離れ離れにならなくて済むしな 」

 

「そう思われてもしかたがないかのぉ

ワシからしてみれば北も南も霊力の差など感じないに等しい 」

 

「 んなはずないだろ 俺は元は ゼロ だし… でも、ルキア達は霊力結構あるんだぞ ‼︎ 」

 

友をバカにされた様で少し腹が立った。

 

「 それなら、 このワシの霊力を感じてもか? ふぬぅ‼︎ 」

 

元柳斎の霊力を解放すると 地面が揺れ 空気が鉛のように重く柛は立つことができず膝を着いてしまった。

 

くそっ! なんだこれは 身体が重い 息が 息ができない く、苦しい 何なんだこのジジイ

 

辛く顔を歪めた神を見て元柳斎は霊力を解放するのを止めた 途端さっきまでの何事もなかった状態へ戻った。

 

はぁ はぁ クソったれ ‼︎ なんなんだよ

 

「 さっきのを肌で感じて小僧の友達とやらと比べてどうじゃ? 」

 

「 さっきと比べろって⁈ そうなったらさっき言っていた 対して変わらない と感じるかもな 爺さん 俺みたいな腕輪なんかしてないのにどうして霊力抑えれるんだ? 」

 

「 そんな物に頼らんでもこの歳になればできるもんじゃよ ほっほっほ 気絶せんかったのだけ 褒めてやろう 」

 

「 いきなりやりやがって 後で… 」

 

「 後で腕輪を外して同じ様に霊圧で苦しめてやろう … じゃな? 小童 約束を忘れたわけではあるまいな! 許可なく腕輪は外してはならん とな 」

 

凄まじい覇気に圧倒された。

 

 

( んなわけないだろ じいさん 汗)

 

 

「 決して外してはならんからのぉ お主にはまだ早いのじゃ 」

 

 

一番対宿舎に到着し 副隊長が出迎えてくれた。

 

 

「 おかえりなさいませ 元柳斎先生 」

 

「うむ ご苦労だった。 昨日伝えた通り 小童を一カ月宿舎で管理する 」

 

「 それでは早速修行を開始する。 まずは先程の霊圧に耐えれる様にせよ! 敵と対峙して動けなくなっては使い物にならぬからな ある程度慣れたら斬魄刀を使って戦闘訓練じゃ 」

 

 

そう言い終わると 霊圧で俺を潰しにきやがった

最初の頃は、30分で気絶していたが、霊圧に耐える訓練を一週間続けるとだいぶ慣れてきた。

 

 

 

 

と 、 そこへ

 

 

「 元柳斎先生 お久しぶりです。 お顔を見に参りました 」

 

「 山じい元気かーーい ? 美味い酒持ってきたぞ!」

「浮竹、 山じいの霊力が漏れてるんだが機嫌が悪い時に来たんじゃないかい? 」

 

「 山じいと呼ぶのはやめるんだ 京楽 失礼だろ‼︎ いつになったら直るんだ 。

確かにいつもこれ程の霊圧は出さないから何かあるんだろうけど ここまで来たからね 早めに退散するとしようか 京楽 」

 

 

「ほっほっほ 来たか小僧共 」

 

「おう 来てやったぞ 山じい っと そこの子供は 流石に山じいの子供ではないよな どうなんだい? 」

 

「 まあそのその様なものじゃな 」

 

「 おい ジジイの息子にもなったつもりはないぞ‼︎ 」

 

「君! 先生に向かって何ていう口の利き方をしているんだい 直しなさい‼︎ 」

 

「 ジジイ 髭オカマ みたいなのと ヒョロい棒がなんか言ってるぞ」

 

「 ほっほっほ こやつらもワシが幼い頃から面倒をみてやっとったからのぉ お主ら、結界は張っておるから小童に隊長格の威厳を見せてはくれまいか? 」

 

「 こんな子供にですか? 幾ら何でもそれは流石にですね… ですが、 先生がそうおっしゃるなら しかたがないですね …… はっ! 」

「 やれやれ面倒だねぇ …… よっと! 」

 

途端に霊圧が膨れ上がった

 

くっ …… 確かに重いな 一週間耐え切ったからか最初頃のように気絶することはなかった。 しかし、2人の隊長の霊圧は凄まじかったが 耐えることができそうだ。

 

「 おじさん達 隊長なのに 霊圧はこんなもんなの? こんなのでこの世界は守れるのか… 」

立っているのがやっとの柛だが、1週間山じいの訓練に耐えた自負もある。 少し虚勢を張った、

 

「 な、なに? 平気なのか まだ子供なのに

そんなはずは… 」

 

「やるねぇ 少しは見込みあるかもねぇ

山じいの 連れ だし何かあるかもね 」

 

「 ほっほっほ 小童 やるのぉ シゴきがいがあるわい 飲み込みが早くて楽しいのぅ この場に隊長格が3人おるしのぅ 暴走しても止められるから 小童 腕輪外してよいぞ こ奴らにも知っておいて貰うと 後々 楽じゃ 」

「 分かったよ ビビんなよ お二人さん 」

 

 

腕輪を外すと一気に霊圧が膨れ上がった。

 

 「これはたまげたねぇ 隊長格並みかい? こんな小さな子供が あの北地区に紛れていた とは… これはかなりの原石を山じいは見つけたねぇ 」

(僕らもそれなりの神童として通ってきたん

だけどねぇ それ以上とは妬けるねぇ

これは将来………… )

 

「京楽、凄いぞ 是非とも13番隊に入って

欲しいね 僕達も負けていられない 霊圧を

上げt ゴホッ ゴホッ 」 バタン

 

「 ちょっと⁉︎ オカマ隊長、そこの棒が血を

吐いて倒れたんだけど……

血が床に染みるから早く外へ出して貰いた

いんだけど 朝 掃除したばかりだからさ

あーーー また掃除やり直しかよ くそっ 」

 

「 心配するのはそっちかい こいつは大物

だねぇ 浮竹もはしゃぎ過ぎだよ まったく…  四番隊の所へ行くよ 邪魔したね。

山じい また日を改めて来るよ 」

 

「 明日は2人共 暇じゃな 」

 

「 いや、浮竹は知らないけど 僕は明日は

暇ではn …. 「「暇じゃな! 」

 

「 あぁ 暇だったよ 忘れてた 」

 

「 明日の朝から小童の特訓に付き合え

お主らも 舐められたままではいられぬ

であろう? 」

 

「 面白そうだね 分かったよ 後で目を覚ました浮竹にも伝えておくとするよ 」

 

そう言い残して浮竹を担いで去っていった。

 

 

 

  すると、

 

「 小童 何をしておる 床拭きがまだで

あろう? ボケっとするな 」

 

「 忘れてたーー あいつら何しに来たんだよ

クソがぁーーー 」

 

 

と道場内に響いた。




いかがでしたでしょうか なかなか先に進まないです もっとどうでも良いような会話など省くべきなのかとも 思いますが…
何かあれば感想等 頂けたら幸いです。

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