相変わらずクソのような描写、そして似ても似つかないWEB版の真似、自己満足と言われてもいいくらいです。(自虐)
ターニャが存在Xのチート道具で精神汚染を受けるように、死神に目をつけられた主人公も、何らかの干渉を受けている。
戦いの最中、なんの変化が待ち受けているかは、まったく未知である。
「仲間の敵をおぉッ!!!」
「死ねぇぇぇ!!!!!」
無謀に、無遠慮に、無鉄砲にただただ爆裂術式を撃つ。弾の無駄など考えずに、ただひたすらオレに向けて、とめどなくずっと撃ちまくっている。効率に欠け、ましてや無駄遣いにしかならない奴らの行為に、頭を傾げたくなるほど、解せぬものであった。二等兵でも最低限に習っている防衛の術式を展開し、次々と弾丸を消費していく、愚かな共和国の連中を見下ろす。
高度7000、己の15%にも満たない魔力反応。魔導中隊といえど、魔導適正は精々CかDくらいだろう。まったく、我ながら舐められたものだな、連中みたいな能無しに『ネームド』を撃破できるとでも、妄想していたのか?おめでたい脳みそをした上官どもだ。
本国へ招くにも、奴らの手には掠り傷を作る
己に向かって飛んできた最後の弾丸をかわし、逆さになった状態で、連中の肩と足を撃ち抜いてやった。しかし、死に急いでる輩がいるのか、勝手に飛び回って、勝手に致命傷を負いに、弾道に飛び込んだ連中もしばしば。仕方あるまい、残りの阿呆の回収をするしかなさそうだ。
「ころ、して…やるっ!」
地面に墜落した敵兵に近付くなり、やつはおもむろに立ち上がり、ライフルの先端にある刃でオレを刺そうと突進してきた。これはこれは、急所を外したとはいえ、常人では動けずに横たわってるはずが、こいつはまだ動けるのか。
「面白い、敵でなければ、我が帝国に招きたいくらいだ」
最小限の動作で、やつの攻撃を避け、心底楽しく感じ、微笑みを顔に表す。だが、目の当たりにしたやつは、より激情に身を任せ、正確な判断などできず、オレに攻撃を当てようと突っ込んでくるばかり。
なるほど、こいつのボロボロの体を動かしているのは、憎悪か。なんとも素晴らしい!美しく、とまでいかないが、我ながら役に立つものではないか!オレに向けた、この果てしない、底の見えない憎悪、気に入った。こんなにも心を震わせる代物を見せたお前に、ほんの少し、礼を返そうではないか!
「さぁ、楽しい楽しい、虐殺をさせてくれ!」
「ひぃ…!?」
なぜ、逃げるんだ?貴殿に、まだ礼を返せていないだろう?なにをそんなに怯えている、苦痛にはもう、慣れているだろう?
「オレ、鬼ごっこは好きじゃないからな……だから、じっとしろよ?」
好物である、憎悪を見せてくれたお前に、ささやかな礼を、させて頂こう。最早、決定事項、拒否権など、存在しない。
赤、生暖かい、悲鳴、液体、感情の奔流、柔らかな感触、モノクロな世界、湧き上がる喜び、生臭くも甘い味。
ああ、本当に、
「……あれ?オレ、なにしてたんだっけ?」
ふつ気がづくと、地面には大きな血溜まりがあり、己の両腕と、体の隅々まで、赤い血が塗られていた。いつの間に、人を殺したのだろうか?なぜだか、記憶に残っていない。不思議だな。しかし任務は確実に果たしたんだ、一応報告しよう。
CPへの報告を果たしたオレに、帰還命令が出た。敵軍は怖気づき、後退していったと。追撃をかけようと提議したものの、CPは頑なにオレの帰還を強いたのだ。
『CPより、貴官には即時帰還の命令が下されている。』
『リーパー04より、追撃をかければ、相手に甚大な損傷を与えられる事が可能だ。追撃の許可を。』
『CPより、遺憾ながら許可できない。後退した敵は、フェアリー08が掃討に当たる。リーパー04、直ちに帰還せよ。オーバー』
フェアリー08、オレの知ってる限りでは、このコードはターニャを示していると記憶している。担当がターニャなら、オレも大人しく引き下がるしかないだろう、彼女も、評価や昇進を酷く気にしているだろう。こちらも支障が出ないよう、命令に従おう。
『リーパー04了解、これより帰還する。オーバー』
内心、ターニャが良き戦果を挙げる事を祈り(勿論神になど祈らん)、帰還に応じると通信を終える。
「……早く風呂に入りたいな」
いつまでもこの
死神の干渉=殺しに喜びを感じ、且つ、血を好むようになっていく(ただし人間に限る)
干渉された時は、記憶が曖昧になるのが、最大の瑕
どうしようもないクソのような駄文で、お目を汚して、本当に申し訳ありません……(自虐)