これが平成30年最後の投稿になると思います。(バイトの中……2日でもう一話かけるとは思えないし)
この投稿スピードだと……クリスマス特別編は2019年の1~2月中、正月特別編は3月~4月ごろに投稿となります。
あれ?……クリスマスと正月ってなんだ?(哲学的疑問)
来年もよろしくお願いします。よいお年を!!
リビングで寝ていた俺とリサは、かなめに『妹目覚まし(おたまでフライパンを叩く)』によって……頭痛を覚えながら起きた。
「うぅ~……頭が痛いです」
「リサ、とりあえず水とアスピリンな」
俺はリサに水の入ったコップとアスピリンの錠剤を渡した。
……新幹線でアスピリンのボトルを落とした後、代わりを薬局に行って探したっけ。アメリカほど安くないし量もないけど……それでも重宝している。
「あ、ありがとうございます」
リサは顔を真っ青にしながら、薬を飲んだ。リサは飲み干したコップをキッチンに戻そうとし……固まった。
「ん?……どうした?」
リサの視線の先をたどると……壁時計があった。時刻は7時28分。
「あ……」
何時も朝食は7時20分ぐらいに食べ始める。そしてこの時間……朝食を作る時間が無い。
「……キャァアアアア!!!」
リサの悲鳴が部屋に響き渡った。
俺達の目の前にはトーストとベーコンエッグ、サラダ、オレンジジュースが色鮮やかに広がっていた。
トーストは全粒粉を使用してある食パンを使い、ベーコンはカリカリ一歩前という絶妙な焼き加減……うん、俺の好みにベストマッチ。
「リサお姉ちゃんがぐっすり寝たから、代わりに作ったんだ」
エプロン姿のかなめはそう言いながら、全員分の料理をテーブルに置き、椅子に座った。
「かなめ様すみません。リサが飲みすぎたばっかりに……」
「……俺も止められなかったから同罪か。すいません」
……でも、昨日あの迫力。普通は止められねぇよ
俺はそう思いながら座った。テーブルにはリサの悲鳴で起きてきた面々が眠たそうに座っている。
「……いただきます」
俺はそう言ってパンに
「ほぉ?貴様……」
ネロはとてもご立腹のようだった。
「……なんでしょう?」
ニトもファラオオーラ全開でネロと張り合う。
「目玉焼きにはケチャップであろう!!」←ネロ
「ソースに決まっています!!」←ニト
俺はその
……今度クレ〇ジーソルトも試してみようかな
午前の授業中、ノートだけは取っておいた俺は急いで荷物をまとめた後着替え、学校から出ようとしていた。
「イブキ何やってんだよ、軍服なんて着て……。一緒に学食行かねぇか?」
俺は校舎を出ようとした所で武藤に捕まってしまった。
「武藤悪いが……これから用事があってな。」
「なんだよ、単位はそろってるそうじゃねぇか。連れねぇなぁ……」
「平賀さんへの代金がまだ作れなくてな……」
俺の言葉に納得したのか、武藤は‘‘なるほど’’と頷いた。
「お前って値切らないし、色も付けるからなぁ……平賀さんや貴希がお前から仕事貰うとホクホク顔してるぞ。」
「下手に値切って技術者から恨まれたくないしなぁ。……まぁ、その代わり仕様と納期を守らなかったら文句言うけど。」
……当たり前だ。わざわざ言い値で買うんだ。正当な理由がなければ、仕様以上の物で納期を守ってくれなければ困る。
俺のその言葉に武藤は顔が青くなった。
「……そうだった。お前の
ずっと前に俺の
……まぁ、高めの料金に加えて結構色を付けたが。
「あぁ、行ってくる」
俺は革靴を履き、校舎を出た。久しぶりに来た軍服は……この時期にはまだ暑かった。
「あの……ここにイブキにぃを呼んでくれませんか?私かなめって言います。」
「‘‘イブキにぃ’’……?村田君の事かな?」
「あ、はいっ!!そうです!!」
イブキが急いでクラスから出て行ったあと、かなめが弁当を持ってここに来た。
「おい……あれって
「あれが……確か遠山の妹で、村田が育てたっていう……」
「何あの子、めっちゃ可愛い!!」
「村田……あんな顔して‘‘光源氏計画’’なんてしてやがったのか……」
「あいつ……あんな顔してそんなことを……うん、あり得るな。」
クラス内でのイブキの評価が大暴落・ストップ安にまで落ちている中、キンジはため息を吐きながらかなめの下へ向かった。
「あ、お兄ちゃん!!イブキにぃ知らない?」
かなめのその言葉に周りも色めきだつ。
「おい、マジで遠山の妹だってよ」
「ッケ……勝ち組かよ……」
「というか……村田って……ロリコン?」
「……あり得るな」
イブキの株価が大恐慌を起こしているが……それを無視して、キンジはかなめに答えた。
「あいつ、用があるって言ってどっか出かけたぞ?」
「え!?ホント!?」
そう言った後、かなめは勢いよく鼻で息を吸った。まるで何かの
「いぶきにぃは……こっちかな?」
そう言ってそのまま……臭いを
……
キンジは自分が標的にならないことに安堵していた。
俺は港区アクア・エデンに来ていた。
アクア・エデンとは、日本でカジノや風俗が許される数少ない場所の一つで……吸血鬼などの‘‘人外’’のための人口島でもある。
そのため、その人工島には身分証が無いとは入れなく、入るための交通手段が鉄道だけだ。まるで
なお、なぜか管轄は
さて、俺がここに来た主な理由は金のためである。平賀さんに頼んだ25ミリ機銃の弾(費用を抑えた方)100発(90万円)の資金が用意できない。
金がないならどうするか……90万の依頼など簡単に受けられないため、カジノで稼ぐしかない。
有難い事に、書類上では第二中隊所属であるために比較的簡単にアクア・エデンに入ることができる。
ついでに……第二中隊の面々が金に困り始めたら『敵の観察及びその他観察力の向上訓練』と称して、アクア・エデンのカジノで荒稼ぎしている。
……まぁ、それだけじゃないけどな。
ここで知り合った人達の挨拶周りや情報収集も一応は兼ねてはいる。
……藤原さんが『近々違う複数の組織が攻勢をかけてくる』と言っていた。もし俺が敵なら……東京に近く、問題を起こしやすいアクア・エデンをまずは狙う。
俺はそう思いながら周りを見る。アクア・エデンは夜の街であるため、お昼時の今は人が少ないのだが……それでも、ちょっとした町に比べたら断然人は多い。
……まぁ、まずは飯だ。
俺は空腹を訴える胃を押さえながら……目当ての店に向かって歩き始めた。
俺はアクア・エデンの一角にあるカフェバー『アレクサンドリア』の扉を開け、中に入った。
カランカラン……
扉を開け、中に入ったが……前回のように大房さんによる接客が無かった。周りを見渡してみたところ……誰もいない。
……まぁ、大房さんはいないか。
アクア・エデンは夜の街であるので……ここの住人の生活サイクルが昼夜逆転している。ここの住人からしてみれば……普通の人の昼12時が夜12時に当たるのだ。
しかし……それを考慮したとしても、誰もいないのはおかしい。
俺はいったん外に出て扉を再び確認すると……そこには‘‘OPEN’’という看板が下げられている。
……あれ?
俺は立ち往生していると、店の奥から物音が聞こえた。音が聞こえて十秒もしないうちに、店の奥から赤みがかった茶髪で細目の色っぽいお姉さんが来た。
彼女は『アレクサンドリア』のマスター・
「イブキ君、久しぶりね。まだ開店前なんだけど……」
「え?すでに‘‘OPEN’’になってましたよ?」
「間違えちゃったのかしら?……まぁ良いわ。そろそろ開店時間だし。」
淡路さんは首をかしげながら、カウンターに水の入ったコップを置いた。
「すいません、開店前に……。BLTサンド4人前と紅茶をお願いします。」
「はいはい」
数分後、俺の目の前にはうまそうなサンドイッチが山になっていた。昼はまだ食べていないので……腹がペコペコだ。
俺がBLTサンドにかぶりついて数分、すでに山は消え去り、サンドイッチは残り一つになっていた。
「相変わらず食べるのが早いのね」
「まぁ、仕事柄そうなんで……。ところで、
「……イブキ君、ここは一応カフェバーなんだけど?」
淡路さんは肩をすくめ、
ここのマスター・淡路さんはアクア・エデンで知らないことがない、情報のプロでもある。
「いつもここに来たらそう言うわね。……まぁいいわ。ここ最近だと……新興の麻薬組織が潰れたぐらいね。」
……その麻薬組織は潰されたのだから、脅威ではないはず。
「あと、最近は中国系や多国籍の人達が何かコソコソしているみたいね。」
「……そうですか。」
藤原さんが言っていた事と関係ないといいが……
「そう言えばイブキ君、
俺はその言葉で思考を止め……思わず拳銃に手が伸びた。
「
「えぇ、全く……」
俺は警戒しながら……拳銃にそえた手を戻す。彼女の表情は変わっていないが……殺気はない。
俺はため息を吐きながら残りのサンドイッチを一気に食べ、紅茶を流し込んだ。
「お詫びに一つ、重要なことをお姉さんが教えてあげる。」
「……。」
俺は淡路さんの目を見た。彼女の顔は微笑んでいるが……彼女の細目は笑っていない。
「イブキ君の相棒が近々来るそうよ?……お願いだから来る間は
……何を言っているんだ?
俺は淡路さんの顔をジッと見た。……彼女の目は真剣だ。
「流石に
俺は勘定を済ませ、店を出た。
俺は『アレクサンドリア』から『ピラミディオン』のカジノへ向けて歩いている途中……淡路さんの言葉の意味を考えていた。
……俺の相棒だって?しかも近々来る?
今までの中で、‘‘海外在住で一緒に戦った人間’’を思い出してみた。
最初に思いついたのは……初めて一緒に戦い、その後重大事件に一緒に巻き込まれるあの疫病神。ニューヨーク市警の‘‘
確かに、
だが……俺が
次に……俺・理子と一緒にイ・ウーのボストーク号へ潜入した‘‘ハンナ・ウルリーケ・ルーデル’’を思い出した。
彼女は
俺達と一緒にボストーク号へ潜入した後、日本と司法取引をし、本国へ帰ったと聞いている。彼女の性格からしてひょっこり日本へ来そうではあるが、アクア・エデンを沈めるほどの戦力ではないはず……ないよね、ないといいな……うん。
ロサンゼルスでの
……ハンナだったら面倒事は起きるとは思うが、流石に命のやり取りにまで発展することはないか。心配して損したぜ。
俺は薄暗い思考から脱却し、
十数日後、俺の予想を大きく裏切り、最悪な事件に巻き込まれることになるとは……この時、俺は想像もできなかった。
その後、俺は『ピラミディオン』のカジノのルーレットで大勝した。平賀さんへの代金を差し引いても十分に遊べる量だ。
……さて、今日は色々遊べるな。
俺はその余ったチップの一つを
「だぁあああ!!!これでどうだぁ!!!」
「あ、両さん悪いね。また僕の勝ち。」
「うわぁああああ!!!」
聞きなれた声がカジノで響き渡った。俺はその声の方向へ向かうと……そこにはOTLの状態で号泣する両川さんとホクホク顔でチップを取っていく山本さんがいた。
「今月のワシの給料が……」
「フワァ~……。カンキチは弱いから勝負しなきゃいいのに。」
「う、うるせぇ!!男が負けっぱなしでいられるか!!」
ディーラーの銀髪少女・エリナがアクビ交じりに言った言葉がグサリと刺さったのだろう。両川さんは顔を真っ赤にして反論した。
この様子から考えるに……両川さんはまた給料をスッたのだろう。まぁ、いつもの事でもある。
「山本!!もう一回勝負だ!!」
「……でも両さん、
「うっ……」
両川さんはその言葉でつまり、助けを求めるように周りを見回し始め……
……ヤバい、目が合った。
「おい、村田ぁ!!ちょっとでいい、10万……いや3万でいい、金を貸してくれ!!」
この場の全員が俺に目をやった。
「いや……両川さん、前貸した100万そろそろ返してくださいよ。その100万がないせいで今日稼ぎに来たんですから」
「ちゃ、ちゃんと返す、返すから……3万、いや!!2万でいい、貸してくれ!!」
両川さんはそう言って俺の足にすがり付いた。両川さんが大声で言うため……この様子を見に客が来るわ来るわ……。
「……はぁ。」
俺は両川さんに5万円分のチップを握らせた。この5万、ドブに捨てたと思おう。
「さっすが村田だぜ!!さぁ、山本もう一丁勝負だ!!!」
両川さんはそう言って席に着き、テーブルにそのチップをバーンと置いた。
「俺も入らせてもらっていいですか?」
エリナに山本さん……強敵ぞろいだ。絶対に気分よく遊べるはずだ。
「もちろんだ、村田君!!……5月の例の件以来だっけ?君の腕が
山本さんは快くテーブルに入れてくれ……
「イブキー!!全然来なかったから寂しかったんだよ!!」
エリナは頬を膨らましていた。
「アメリカで人質救出した時ケガしたって聞いたから……心配だったんだよ!!」
「いや、一応メールで『大丈夫です』って送ったけど……」
「メールだけじゃなくて……直接顔を出して欲しかったよ!!」
「まぁまぁ落ち着いて……」
山本さんがエリナをなだめ、渋々エリナはディーラーをやり始めた。
「何する?……さっきまでポーカーやってたけど……」
エリナはご機嫌斜めな態度をとりながら聞いてきた。
「そりゃ、ポーk……」←両川さん
「ブラックジャックで行こうか」←山本さん
「ブラックジャックがいいな」←俺
見事に意見が分かれたようだ。
「さっきまでポーカーやってたんだ、ポーカーでいいじゃねぇか」
「いや、村田君とやるならブラックジャックじゃないと……」
「俺も山本さん相手じゃブラックジャックじゃないといい勝負ができませんよ……あっ!」
俺は思わず山本さんの顔を見た。山本さんも俺の顔を見てにやりと笑う。意見が一致したようだ。
「「そう言えば両川さん(両さん)、お金返してk……」」
「そうだな!!ブラックジャックだよな!!ポーカー飽きちゃったしな!!」
さて、4人でブラックジャックを1時間ほど楽しんだ。結果は……
俺:ギリギリ黒字、トントン
山本さん:ボロ勝ち。8万ちょっとの黒字
両川さん:大負け。9万の赤字(途中で足りなくなったため、
さて、もう一勝負行こうとした所……山本さんに向かって
その不機嫌そうな
「長かn……大しょ……山本さん、また抜け出したんですか。ハァ……仕事してください。」
「宇垣君……もう一勝負、もう一勝負だけだから……」
「長かn……大しょ……山本さんがいないと会議が進まないので……行きますよ。」
不機嫌
「ちょ、ちょっと待って!!せめてチップは回収させt……」
「黒島と三和が回収するので……。長かn……大しょ……山本さん、駄々こねないでください…‥行きますよ。」
「行く、行くから!!せめて立たせてぇえええ!!!!」
山本さんは鉄仮面不機嫌
このまま解散かなぁ……と思いながら周りを見ると……両川さんがいない!?
俺は急いで探すと……イソイソとカジノを出る両川さんがいた。
……あのどさくさに紛れて逃げる気だな。すでに大分距離はあるし、人ゴミを分けなきゃいけない。これは追いつけねぇな。
俺はため息を吐きながら席を立った。もう3時半、金の用意ができたし……帰って平賀さんに代金を払おう。
「イブキ―」
「ん?」
エリナは寂しげな表情のまま、イタズラを思いついた時の様なワクワクした声で俺を呼び止めた。
「イブキがケガしたって聞いて……ミウもアズサもリオもニコラも……みんな心配してたんだよ?」
「お、おう……」
エリナがそのチグハグな表情と声のまま……俺に近づいてくる。
「だから……寮に来て顔を出すぐらいしてもいいと思うんだよ?」
エリナはグッと俺の襟元を掴み、至近距離で言ってきた。
俺が武偵高に出向する前、テロリスト狩りの任務でアクア・エデン潜入のためにアクア・エデンの学校(人外も可)に転入したことがある。その時エリナ達と同じ寮で2~3週間一緒に過ごしたのだが……今は部外者だ。流石に寮の出入りはマズいだろう。
(その時、俺は‘‘吸血鬼’’として入寮し、寮の全員に‘‘人間’’とバレた経緯がある)
「い、いや……流石に急に行くのはマズいだろ。もう部外者だぞ?」
「イブキの部屋は残ってるし……リオも時々間違ってイブキの分、作るんだよ?」
リオとは
そして、
……でも、なんだって俺の分作るんだよ。寮を出てもう一年は経ってるぞ?
「いや……流石に急に行ったら迷惑だろ……」
「……コナイノ?」
俺が答えた瞬間、エリナの瞳はハイライトが消えた。俺は背筋が凍るような……恐ろしい雰囲気を感じる。
「い、いや……流石に迷惑だし………いいかなって……」
「イブキ―……迷惑ト思ッテナイヨ?ダカラ……来テ?」
「……は、はっ!!」
俺は思わずエリナに敬礼した。おかしい、エリナはこんな子じゃなかったような気がする。
「ダー、じゃぁエリナも仕事終わりだし……着替えてくるから、待っててね?」
「りょ、了解!!」
そして、エリナ満面の笑みを浮かばせ、その後『STAFF ONLY』 と書かれた扉をあけ、向こう側へ行ってしまった。
俺はエリナの姿を敬礼しながら見送った後、姿勢を崩した。
「やっぱりあれか?あまり会ってなかったからk……ッ!?」
俺は……一瞬殺気を感じ、感じた方向を見たが……そこには誰もいなかった。
……まさか、監視されていたりしてな。
俺はその考えを明後日の方向に投げ捨て、ため息を吐きながら歩き始めた。警戒のしすぎだろう……そうに決まってる。
……『ピラミディオン』のロビーで待っていよう。後、リサに帰るのが遅くなるって伝えるか。
「お、おい……」
「このスロット……なんか潰されてるぞ!?」
「しかも……なんか人が無理やり握りつぶしたような感じが……」
「ば、馬鹿野郎!!人間が
……ん?なんか後ろが騒がしいが……どうしたんだろう?
目玉焼きに何をかけるか……ネロはローマ(イタリア)なのでケチャップ、ニトクリスはなんとなくソースになりました。
自分ですか?キッコーマンのしょうゆ派です(減塩や出汁入り・真空パックではない普通の醤油派)。時々わさび醤油・ショウガ醤油です。
久しぶりにゆずソフト様の『DRACU-RIOT!』の登場人物、淡路さん・エリナ等が登場!!
これらを伏線に……できるといいなぁ。
そして……両川勘吉と山本さんの登場。山本さんを連れ戻す
Next Ibuki's HINT!! 「リハビリ」