インフィニットサムライズ~Destroyer&Onishimazu~   作:三途リバー

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源氏バンザイ。日常会は1回で済ますつもりだったのですが…長くなりすぎたため、分割します。出来るだけ早く戦闘に入れるよう努力しますので、引き続きよろしくお願いします源氏バンザイ。


第4幕 During a week Ⅰ

昼食を終え、クラスに戻ってきた2人。まだ始業には大分時間があるので、箒としては2人で旧交を暖めたかったのだが…

 

「島津くん!?」

 

「えっ、うそ!?教室にいて良かったー!これは勝つる!」

 

「ねぇねぇ、今暇?放課後暇?夜暇?」

 

客寄せパンダの力はスゴイ。瞬く間に豊久With箒は女子の輪に囲まれてしまった。

 

(しもうた、忘れちょった…)

 

食堂で時間を潰せば良かったと今更ながら後悔するがもう遅い。というか、今まで箒に呼び出されたり直と殴りあったりで、ほかの生徒が声を掛けるタイミングが無かったのだ。質問攻めは避けられない運命だったのであろう。

 

「島津くんってさ、剣道の全国大会二連覇してるんだよね!つまりメチャクチャ強い!?」

 

「まぁ…中学ん時じゃから突きが使えんじゃっで、高校でどげんなっかは分からんが。」

 

知らなかった生徒は『へぇー!』と驚き、強い男の子ってイイよね…と自分の世界にトリップしてらっしゃる方もチラホラ見える。

 

「良いなぁ、剣道男子…。見た目も漢って感じでカッコイイし、ISも乗れるし、しかも身内はブリュンヒルデ!優良物件もイイトコじゃない?」

 

「!!!!!!」

 

その時、箒に電撃走る。

 

(わ、私は重大な勘違いをしていた…!ここにいる女子は男性操縦者という好奇の対象として豊久を見ているとばかり思っていた…。だ、だが!!よく考えろ篠ノ之箒!豊久は普段は呆ーッとしているが勝負事になるとまるで別人!瞳はらんらんとして顔には精悍な笑顔が浮かぶ!あ、あの顔はかっ、かっこ…いや逞しい!そして普段も笑った顔は柔らかく、無意識ではあるが気遣いらしきものもできる…体付きも良く運動も無論得意…そ、それに…わ、私が惚れるほどの男だぞ!?)

 

後半は何を言っているのかほとんど分からないが、つまるところ彼女が言いたいのは、

 

(他に惚れる奴がでても、何らおかしくはない…!!!)

 

ということである。

 

「あん?何ぞ、どげんかしたか箒。顔ば赤くなったい青くなったい、えらい事んなっとるぞ。」

 

「なっ!?何でもない!!大丈夫だ、私は至って平常だ!」

 

(ま、まずい、これはまずい…!豊久が他人からの好意に気付く姿は想像できんが、それでもまずい!何かの拍子にその想いを豊久にぶつける者が出てみろ、アイツが断る保証はないっっ!!ぽっと出の輩に取られ、この想いを告げずに終わるくらいならば…お、思い切って早く言った方が良いのではないか!?!?)

 

確かに豊久が女子ウケしないわけではないが、乙女フィルターがかかった箒には彼の良さが三割増に見える。ぽっと出に取られるという被害妄想(?)まで思考がいたり、最早暴走寸前である。

 

「そう言えば、島津くんと篠ノ之さんって仲良いの?今も一緒にご飯食べてたんでしょ?」

 

「!」

 

再び顔を赤く染める箒の肩がビクンとはねた。反射的に豊久の顔を見上げる。

 

「そうじゃの。餓鬼ん時からの幼なじみじゃっで、気心ば知れちょる。仲は良かち思うが…のう、箒。」

 

箒は心配そうな顔から一転、パァっと顔を明るくして仕切りと頷き始めた。単純というか一途というか、何はともあれ苦労の多い恋する乙女…

 

「うむ!!そう、良いな!うん、私達は仲が良いぞ、豊久!」

 

「「「あー…そういう……」」」

 

その場にいる豊久以外の誰もが心中手を合わせる。

 

篠ノ之箒さん(コイスルオトメ)お疲れ様です、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこだどこだ此処はバカヤロウ!!あァ!?迷子とかふざけてんじゃねぇぞコラァ!!」

 

ふざけんなはお前である。無論、声の主は直。職員室からの帰り、物の見事に迷子になっていた。

(ちなみにお姉ちゃんがお弁当を分けてくれました)

 

「糞ッ、道に迷うとろくな事がねぇ…誰かいねぇのかオイ!」

 

無意識に飛び出た愚痴は受験会場でのこと。あの時直が道に迷わず、なおかつたまたまIS適性検査会場に辿り着かなければ今こんな所にはいない。まぁ、迷った直がわるいのだが。

 

「むむ?その声はナオシー?」

 

「あァ?」

 

ひょこっ、という効果音を伴いそうな雰囲気と共に、変なのが曲がり角からでてきた。

髪の色は赤めの茶髪、髪型は触角?2本。別段おかしな所はない。しかしながら直が変と感じたのは、制服の袖だ。

そういうファッションなのか知らないがらやたらダボダボで余っている。豊久ほどではないもののポケーッとした顔立ちをもちながら、アンバランスなのはムn

 

「失礼なこと考えてなぁい?」

 

ゴホン、見た目にそぐわず鋭いところがある少女だ。

 

「考えてねえよコノヤロウ。つーかお前は…あー…同じクラスの…」

 

「布仏本音だよー。宜しくねナオシー。」

 

余った袖を揺らし、手を振る布仏。直の叫びを聞きつけてくれたらしい。

 

「よろしくなコノヤロウ。それとその呼び方やめろコラ」

 

「えー…可愛くて良くない?ナオシーがダメなら…ナオシカ?」

 

「俺とジ〇リに喧嘩売ってんのか」

 

教室に案内して貰っている中、ところで、と布仏が直に切り出した。

 

「ナオシーはなんで最初セッシーにあんなに怒ってたの?代表決めの時はまぁ分かるけど…」

 

セッシーというのはあのクソ金髪の事だろうか。この少女、人物も分からないがネーミングセンスはもっと分からない。

 

「呼び方結局戻すのかよ。まぁ、なんだ、嫌な思い出があんだよ、外人に。特にアメリカとイギリスに、な…。」

 

ギリッ、と奥歯を噛み締める。言葉にするだけで怒りが沸騰しそうだ。強く握った手は今にも爪がくい込まんばかり。

 

「ご、ごめんね、ナオシー…」

 

別に彼女が悪い訳では無い。直は乱暴で直情型だが、外国人が絡まなければ判断能力は高い。

気にすんな、と一言言ったきりである。

しばらく2人とも無言だったが、ふと直が口を開いた。

 

「布仏。」

 

「なぁに?それと本音で良いよ?」

 

気さくな布仏改め本音は、小動物のように首を傾げる。

何か撫でたくなる雰囲気だ。当然そんなことはしないが。

直にそんなラノベ主人公スキルはない。

 

「んじゃ本音。オメェ、あのクソブリテンのことなんか知ってそうな知り合いとかいるか。」

 

国家代表候補生ともなれば、詳しい情報がネット上に転がっているとは考えられない。多少は分かることがあるかもしれないが、そんなのは雀の涙であろう。

直は相手が代表候補生だからと負けるつもりは毛頭ない。

むしろだからこそぶちのめすつもりだ。姉は感心しないだろうが、イギリスの顔に泥を塗れると考えただけでニヤケ顔が止まらない。何が何でもぶちのめさなければ。

そして、そのためには情報が必要だ。遠近どの距離を得意とするかなど基本的なことは勿論、出来れば奴の切り札もある程度知っておきたい。所詮は前情報だが、あるなしでは大きく違う。

 

「むぅぅ……セッシーの事ねぇ…うむむむむ………」

 

「ま、ねぇならそれでいいんだけどよ。無いなら無いで仕方ねぇ。当日その場でぶちのめすだけだ。」

 

この当たり、豊久と直は気が合うのではないだろうか。最善の策に固執し、実現もしない理想にばかり目を向ける凡夫とは違う。

喧嘩()慣れしているのだ。

この柔軟な思考こそが今回の決闘の鍵となるだろう。

 

(ふ〜ん。最初はナオシーは後先考えない熱血バカかと思ったけど…()()()、この子。それに恐らくはトヨトヨも。2人とも目がギラっギラだもんねぇ〜。ま、何にせよ…)

 

少女は独りごち、ほのかに笑う。瞳の奥にうつるものを伏せ隠しながら。

 

(こりゃセッシーはご愁傷さまかなぁ〜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだ、()()は。

人ができる目なのか。いや、そもそもあの者達は…

 

「ッ…!!」

 

言いようもない感覚がセシリア・オルコットの全身を包んでいた。もしも彼女が泥臭い喧嘩に慣れていれば、その正体に気づいていただろう。だが彼女はISの操縦者であり、直の様な喧嘩好きでも豊久のような戦屋でもない。

()()が恐怖だと、彼女は気づけなかったのだ。

いや、予想程度ならついていた。だが決して認められるものではない。誇り高き貴族にして国家代表候補生たる己が、一介の野蛮な男に恐れを抱くなど認めるわけにはいかないのだ。

 

菅野直。

 

怒りを超えた憎しみをいきなりぶつけてきた。それだけではない。セシリアにとって己の戦う理由たる誇りを、あぁも容易く、あぁも力強く否定した。

 

島津豊久。

 

圧倒的である筈の戦力差を理解できていない訳では無いだろう。それなのに笑った。作り笑いでも虚勢でも無く、本当に楽しそうに笑った。

 

無意識に右手のナイフをグッと握る。

 

(負けるわけにはいかないのです…『男』などと言う弱者には、決して…!!)

 

そこでふと彼女は気付いた。気付いてしまった。

()()()()()()()()()()()()()()()事に。()()()()()()()()()()()()()()()

 

「わ、わたくし、は…!」

 

絞り出された震え声は、誰に届くでも無く喧騒に紛れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………はい、では今日の授業はここまでです。皆さん初日お疲れ様でした〜。」

 

麻耶の声に続き、教室のあちこちから私語が聞こえ始める。IS学園1年1組、激動?の1日がようやく終わりを迎えた。

 

「ふむ、さっぱい分からん。」

 

あっさりと降参宣言をしたのは豊久。彼は元来学問的に頭が良い訳では無い。というより古典以外は悪い。倍率一万倍を超えるというIS学園の授業についていけるはずも無く、最早無我の境地に入っていた。

 

「お前の姉ちゃんはその道のプロどころか世界最強だろうが、教えてもらえよ。つか、予習の教材読まなかったのかよ。」

 

逆に、直は実は頭が良い。天才の類ではなく、努力家なのだ。二ヶ月の間にISの基本制動、それに基礎理論を詰め込もうというあほらしいカリキュラム(とすら呼べない代物)をやってのけたのがその証左。

 

「姉上か?あんお人は俺と同じで実践向きじゃ、教師なぞ絶対合わん。賭けてんよかど、教えっのは素人じゃ。」

 

「ほう…?誰が何の素人だと…?」

 

あガガガ、とアイアンクローを受ける豊久を尻目に、苦笑しながら麻耶が口を開く。

 

「えと、2人の専用機なんですが、昼間島津先生が仰った通り直ちゃんのしか出来上がっていません。島津くんの開発元が倉持技研から十月機関の直属技術部門に変更になったせいかと…」

 

元々、直の専用機は国が用意する事になっていた。しかしながら豊久がIS適正を見せたのはそれより後だった為、日本有数のIS開発社が食指を動かしたのだが…

 

「しかし、こんなことなら倉持にやらせれば良かったかもしれんなぁ。なんで断ったんだオマエ。」

 

そう、信長が言ったように()()()()を知るや否や豊久自ら変更したのだ。それにより手続きやら開発順序やらで遅れが生じ、結果現在に至る。

 

「倉持めが、他ん奴の専用機ば作っちょるんを凍結して進めるち吐きよった。俺は天上人かなんぞではなか。」

 

「「「はぁ〜〜〜………」」」

 

「何ぞ文句あんのかクラァ!?聞いといて何じゃそん態度ォ!首もぐぞ信長てめぇぇ!!」

 

豊久は気遣いが出来るのか出来ないのか、優しいのか優しくないのかますます分からなくなっていく。

 

 

 

 

「クシュンッ!誰か…噂…?まぁ…本音、かな…?」

 

 

 

 

 

その時、隣の隣の隣のクラスで何かを察知した国家代表候補生がいたとかいなかったとか。

 

 

 

 

 

 

「まぁ、愚弟(豊久)の教師の呼び捨てはスルーするとしてだ。」

 

「オイちょっと待てやコラ」

 

信長の抗議をあっさりとシカトし、千冬が顔を引き締める。

 

「豊久、お前このままだと訓練機で決闘するハメになりかねんぞ。十月の奴らもだいぶ参っている。『打鉄』で専用機に勝てるなどと、自分の力を過信している訳ではないだろう。」

 

「己で決めた事じゃ。今更泣き言は言わん。間に合わんなら『打鉄』でやれっとこまでやる、間に合うたならばぶっつけじゃな。…過信はしとらん、じゃっどんそいで負けるとも思ってなか。」

 

豊久の顔には悲嘆の色が全く見えない。流石に余裕を持っている訳では無いが、彼は諦めが良い。かと言って、甘んじて負けを認めるつもりなぞ毛頭ないが。

 

「ふん、言ったな馬鹿者め。姉に恥をかかせる無様ななりは見せるなよ。」

 

そう答えた千冬の声音がどことなく嬉しそうなのは、傍からは感じられない。だが彼女に養育され、鍛えられてきた豊久には手に取るように分かる。

 

「応。美事な武者働きば、お目にかけてみせもそ。」

 

姉の不器用な心配と期待を、嬉しそうに受け止めた。

 

「ところで…のぅ、直。」

 

「あんだよオッサン。」

 

「おま、もう少し年長者に尊敬をだなぁ…あー、もうええわい。んで、お前どんなビックリドッキリメカをパイオツ機関に頼んだんだ?電話口で涙声だったぞ、あっちの技術者。まぁそりゃあ豊の方もだったが…」

 

「細けぇとこまでは指定してねぇ。取り敢えず手数と速さで圧倒できる奴って言っといた。」

 

 

手数と速さで圧倒する。言葉にすれば簡単だろう。相手がIS以外の兵器ならば簡単とは行かずとも実行は可能だろう。しかし、この場合相手は同等以上の性能を持つ最強の軍事兵器だ。戦闘機以上の機動力を持ち、人間並みの不規則な回避行動を取るISに、そんな事が通用するとは思えない。

 

「はー…まぁた開発者泣かせな事を…んで、豊は?」

 

「刀ば振り回せて、速さがあれば後は俺ん方で何とかするち言うた。」

 

「「「「はぁぁぁぁァァァ!?!?!?!?!?」」」」

 

「だから何だァ、そん反応は!?そげんにおかしか事ば言うたか!?」

 

「言ったよやったよやらかしたよ!!もうやだこの薩人マシーン…」

 

自称第六天魔王、織田信長49歳。この1年が、己の教師生活でぶっちぎりの最悪なものだと気付き始めたのは、ここのあたりであった。

 

「代表候補生相手に、本気で勝つつもりでいるの2人とも?」

 

と、そこへクラスの面々が会話に加わってくる。入学初日で素人が国家代表候補生に喧嘩を売ったのだ、気にならないはずが無い。

 

「相手は国の名前を背負ってるエリートだよ?いくら何でも無謀だとおもうけどなぁ。確かに高飛車でヤな感じだけど油断なんかしないと思うし…それに、男が女より強いっていうのはもう昔の話だからねぇ。今からでも遅くないよ、ハンデの一つ二つ付けて貰ったら?」

 

1人の言葉に同調するかのように、クスクスと笑いが少なからず起こる。繰り返すが世は女尊男卑。この風潮は最早滅多なことでは消えないであろう。この決闘で、そんな考えを少しでも改められたらと千冬や麻耶はかんがえているのだが。

 

「「プッ……」」

 

『え?』

 

「「はっはっはっはっはっ!!」」

 

このバカ2人の頭の中に、男女どうこうは全くもって入っていない。

 

「「はっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!」」

 

狂ったように……ではなく、豊久と直はさも可笑しそうに、陽気に笑う。面白い冗談を聞いたと言わんばかりの笑いっぷりに、周り

 

「なぁんが、俺らを男ん代表ち勘違いしとるんか?そがいなもん、俺らが知った事かァ!俺らは俺らん為にあ奴めの首を獲る!そいに、功名首に箔がついとるなぞ願ってんなか好機でなかが!何としても()()とらねばのう!」

 

『――――ッッ!』

 

「男だろうが、女だろうが、外人だったらぶっ飛ばす!代表がどうした練度がどうしたァ!墜すだけだよバカヤロウ!」

 

「「はっはっはっはっはっはっはっ!!!!」」

 

お2人が楽しそうでなにより。

ここまで来るともう狂人レベルである。

 

だが、織田信長の見立ては違った。

 

(こやつら…場の雰囲気に流されて戦の意義を見失ってねぇ。アレだけ煽りともとれる言葉を聞かされても一片の動揺もねぇ。)

 

シワだらけの顔をくしゃりと歪め、ご満悦だ。

今更ながら、豊久が感じたように彼は一介の教師ではない。魔王などと言う大層な二つ名を自称するだけの才人である。

こと策謀や人の器を見抜く力は当代きってと言って良いだろう。その慧眼が豊久と直の2人を捉え、離さない。

 

(ふひひ…面白ぇなぁ、戦屋ってのは。堪らんなぁ。さぁさぁ2人とも、アホどもに見せて示して顕してやれ。闘争の真の姿を、生死の狭間の美しさを。)

 

様々な思惑が絡まり、交錯し、IS学園の1日は過ぎてゆく。

 




はい、すいません。主人公2人、特に豊久の笑顔について多少やりすぎた感がありますねぇ…。でも、ヒラコーキャラの共通した魅力ってイッちゃった笑みだと思うんですよ。旦那にしてもアンデルセンにしても、よいっちーとかにしても。みんなステキな笑顔。ンなわけでこれでもかってくらい笑顔を強調。

あと、豊久が簪からの恨まれフラグをへし折りました。流石空気を読まない蛮族。しかし別な意味のフラグを建てるかも。そしてのほほんさん魔改造?

次回

同室



怪しいヤツら


『During a week Ⅱ』

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