仮面ライダーARTHUR 王の名を持つ仮面の騎士 作:名もなきA・弐
それでは、どうぞ。
融合を解除したタウン・エラー…『町田悟』は苛々するように周囲を歩いていた。
壮年でありながらも何処か気品のある彼もレッドゾーンと同じく、悪魔のような三人によって息子を殺されているのだ。
彼の息子が笹井たちに何をされたのかについて言及するのはあえて控える…ただ一つ言えることは、それに対して町田には復讐心が宿り、ドラグハンターに渡されたエラーカセットによって暴走したのだ。
学生たちに歴史を教えていた元教員でもある彼はレッドゾーンと共謀し、霧に包まれた街を創り上手くいっていたのだが邪魔者が現れた。
その存在に対して警戒する町田に対して、融合を解除していたレッドゾーンは立ち上がる。
「次だ…次あいつを見つけたら確実に始末する…例え、どんな犠牲を払ってもね」
「しかし、それは…」
「後一人なんだ、ここまで来て終わってたまるか……絶対に、絶対に仕留めてやる…!!」
そう言って、憎悪で瞳を輝かせる目の前の少年に町田は目を背けてしまう。
子どもに従っているからではない…自分が教鞭を取っていた少年と同年代の彼が罪を犯しているのに悲哀を感じたのだ。
(いざという時は…私一人が倒されれば良い)
この復讐が終われば、彼も年相応に笑うのかもしれない…そう思った町田は人知れず決意を固めるのであった。
門矢家へと戻った戒はウェルシュと二人きりである話をしていた。
飛鳥たちもいるが、現在は別の部屋で琴音と千歳の手当てを受けており次の戦闘に向けて鋭気を養っている最中だ。
テーブルの上に置いたミラージュカセット…シノビカセットを見てウェルシュは口を開く。
『本当なのか?身体が楽になったのは』
「間違いない。最初は激痛が走ったけど、途中からその痛みが和らいだんだ」
戒の言葉を聞いたウェルシュはディスプレイに悩んだ表情を映しながら考える。
彼の言っていることが本当だとしたら、シノビカセットには今までのミラージュカセットとは違う使い方がある。
そしてそれは戒の身体に負担を掛けずにシノビリンクを扱えるようになるのだ。
だとすれば、その使い方とは何か…。
「…なぁ、ウェルシュ。飛鳥さんたちを戦わせるのは間違っているのかな?」
『どうしたんだ、急に?』
「いや…本来ならエラーと戦うのは俺たちの役目だろ?…倒れていた飛鳥さんたちを見たら、さ……」
少し落ち込んだ様子で語る彼に、ウェルシュは黙って話を聞く。
「今回は、運が良かっただけだ…もし、今度みんながあんな目に遭って…酷いことになったら……怖くなって」
『そんなことはない』
年相応な表情を見せる戒に彼ははっきりと否定する。
今までもそんな考えがあったのだろう、いくら仮面ライダーでも戒はまだ十六…心優しい彼なりに考えていたのだ。
顔を上げた彼にウェルシュは優しく話しかける。
『君は、みんなに甘えて戦っているように思っているのかもしれないが…彼女たちは自らの意思で君と戦うことを決めたんだ。そんなことを言うのはお門違いだよ』
「だけど…」
『彼女たちだって誰かを守りたいと思ったり、君のことを信じているからこそシェアリングナイトフォースが起動したんだ…その絆を、君が得た絆は否定してはいけない』
そう語ったウェルシュに、戒はしばらく黙っていたがやがてノックされてからドアが開くと、飛鳥が顔を見せる。
「戒君っ!リアちゃんがレッドゾーンたちの反応を見つけたって!みんな待ってるから、早く!」
飛鳥が彼の手を引いて外に出ると、戒の目の前には焔と雪泉、雅緋の三人が待っていた。
呆然としている彼に対して彼女たちは軽く笑う。
「あれぐらいじゃ、私たちはやられないさ」
「いつでも行けます」
「さぁ、あいつに借りを返そうじゃないか」
彼女たちは、戒の力があるからエラーと戦っていたわけではない…彼と同じく誰かを守るため、もしくは恩を返すために共に戦ってくれるのだ。
そのことを改めて認識した戒はいつもの笑みを見せる。
「こっちも休憩が終わりましたし…始めますかっ!!」
その言葉に、全員が頷くと同時にウェルシュが持っていたシノビカセットが淡く輝き出した。
タウン・エラーは怯えながら歩く笹井の様子を監視していた。
病院で警察が護衛をしていると事前に情報を得たタウンはすぐさまエラーカセットを使って融合するとそのまま監視を行っていたのだ。
あれから警察が護衛をしていたが、彼女自身が警察を信用出来なくなったのか隙を見て逃げ出した。
ポロシャツとミニスカート、ハット帽と言った地味な格好だったが、あの特徴的な茶髪を目に焼き付けていたタウンはレッドゾーンに連絡する。
連絡を終えたタウンは結界を張り、霧に包まれた街を創造すると行く手を阻むように人間態であるレッドゾーンが現れる。
「さっ、覚悟は良いかな?笹井のお姉ちゃん♪」
そう楽しそうに笑ったレッドゾーンがエラーカセットを取り出した時だった。
徐に彼女はハット帽を取り払うと、茶髪を掴んで思い切り引っ張った。
「んなっ!?」
「あら?私の顔をお忘れで?」
おどけるように両足をクロスさせた笹井…否、門矢戒(意外と似合う女装姿)を見たレッドゾーンは絶句する。
何で、どうして、笹井は何処に……。
そんな思考が混ざり合って混乱する彼に、一瞬で元の服装へと戻った戒は思い出したように口を開く。
「笹井なら、今も入院してるぜ。まさかこんな単純な作戦に引っ掛かるとは思わなかったけどな」
その言葉と同時に飛鳥たちが姿を見せる。
自分たちが騙されたことに気づいたタウンは隣にいたレッドゾーンに声を掛けるが、当の本人は笑みを崩していない。
「だったら何だよ?お前たちを始末して、あいつを始末すれば良いだけだっ!!」
【RED ZONE!!】
そう叫んで、体中にパイプが配置された機械生命体のようなイラストのレッドゾーンカセットを起動した彼はエラーブレスのスロットへためらいもなくセットする。
【LOADING…~♪!RIDE UP! RED ZONE! BAD and DEAD END! THE ERROR…!!】
エンジン音と電子音声が同時に辺りを響かせると、ノイズのようなデータ状の魔力に包まれ、レース用カートを人型にしたレッドゾーン・エラーへと姿を変貌させた。
『もう手加減はしねぇ…ここで叩き潰してやるっ!!』
大剣を地面に叩きつけるレッドゾーンに便乗するように、タウンも両手に魔力を宿して街の景色を変動させる。
その光景を見ながらも戒は、アーサードライバーをセットしてからミラージュカセットを取り出した。
「さぁ、こっからが本番だぜっ!!」
【SHINOVI!!】
戒が宣言したと同時にシノビカセットを起動させると、同じ形をしたミラージュカセットが飛鳥、焔、雪泉、雅緋の四人の手に集まる。
突如……自分の手に渡ったシノビカセットに困惑しながらも彼女たちはスイッチを起動させた。
【【【【SHINOVI!!】】】】
「変身っ!!」
「「「「忍・転身っ!!」」」」
戒は、『チャンバラ無双ゲームアプリ』の術式を組み込んだシノビカセットをアーサードライバーの左スロットにセットしてからサイドグリップのトリガーを引く。
【RIDE UP! SHINOVI! 旋風無双!HIGH SPEED CHAMBARA!!】
電子音声が鳴り響くと周囲を覆う強烈な風の渦が吹き上がり、黒とアメジストカラーの和風の軽鎧に身を包み、マスクの下部にはクラッシャーに上部には金色のバイザー…シノビリンクへと変身する。
それと同時に、忍の少女たちの姿も変わった。
飛鳥は学生服をイメージした白い手袋を着用し、白を基調としたセーラー服に黄色と飾り紐とネクタイ、黒いソックスと茶色いブーツを履いた忍衣装に…。
焔はオレンジ色のラインが入ったフード付きの赤いジャージの忍衣装へと変わり、紅蓮隊のマークが背中にある。
雪泉は大正ロマンの和洋折衷を彷彿させるフリルの付いた白い着物と、たすき…そして藍色の手甲に白い手袋を着用した白いグラデーションにある桜と水色の袴ズボンの忍衣装へ…。
雅緋は紫色のシャツと黒いネクタイの上に黒い軍服と軍帽、蛇女のエンブレムがあるバックルに膝までのロングブーツから紫色のニーソが見えており、白い手袋を装備している忍衣装へと姿を変えた。
これこそがシノビカセットの本来能力…シノビリンクは心を通わせた忍たちに、爆発して増幅させた魔力や能力を分け与えることが出来るのだ。
「さぁ、お前たちの物語…ここで終わらせるっ!!」
『ほざくなぁっ!!』
その宣言を聞いて叫んだレッドゾーンが大剣を構えてタウンと共に突進すると同時に、アーサーたちも各々の武器を構えて激突する。
まずはアーサーが先制してタウンとレッドゾーンに突風を纏った居合と足技で攻撃した後、飛鳥と焔の攻撃が彼らを襲うと雪泉と雅緋が氷と黒炎で追撃する。
威力こそ落ちたものの、体力の消耗は極限まで抑えられアーサーは今までは違う動きで相手を翻弄し、代わりに魔力と能力を与えられた忍たちがダメージを与えて行く。
レッドゾーンの攻撃を跳躍して躱した飛鳥の斬撃がレッドゾーンの胸を切り裂くと、建造物の壁を走ってから跳躍した焔が武器を振り下ろす。
『ぐぅっ…くそがぁっ!!』
「そこですっ!秘伝忍法『黒氷』っ!」
雪泉は生成した五つの氷弾を一つに合わせた鋭い氷塊を前方に飛ばすが、レッドゾーンはそれを剛腕で粉砕する。
しかし、目の前の氷塊を破壊したことで視界が奪われてしまい、飛鳥とアーサーたちに懐へ入り込まれてしまう。
「「合体秘伝忍法『三刀繚斬』っ!!」」
『ぐおおおおおおおおおお……!!』
三つの斬撃がレッドゾーンに直撃するが、両腕を交差させた彼はそれを地面を踏み締めて耐え切る。
その間にも、焔と雅緋はタウンを追い詰めており自身の能力を駆使しようにも隙のない連続攻撃にどうすることも出来ない。
「もらった!秘伝忍法『悦ばしきInferno』ッ!!」
『ぐっ!?このっ!!』
雅緋が素早く連続してふるった五回の連撃がタウンを襲い、反撃をしようとモノアイからエネルギー弾を飛ばす。
しかし、それを焔が六刀流で防ぎアーサーと雪泉の一撃が彼を地面へと転がす。
【CRITICAL ARTS! COMBO STRIKE! SHINOVI!!】
「焔さんっ!」
「息を合わせろっ!!」
「「合体秘伝忍法『
両腕で構えた焔の六刀に纏った炎を斬撃として飛ばし、突風を纏ったアーサーの斬撃によって威力を上げる。
そして、真っ直ぐに放たれた炎と風の斬撃が避けることも出来なかったタウンへと直撃した。
『がああああああああああああああああっっっ!!?』
絶叫と共にタウン・エラーは爆散、砕けたエラーカセット共に融合を解除されて元の姿へと戻った町田が地面に転がる。
仲間を倒されたレッドゾーンは、憤怒の叫びをあげながらパワーを増幅させた大剣から斬撃を飛ばす。
「おっと」
【ATACK ARTS! DENKOUSEKKA!!】
超加速を発動させるとアーサーは焔を担いで、その場から退散する。
同時に、左右から現れた飛鳥と雪泉が秘伝忍法による攻撃を浴びせて地面を転がってしまう。
『こんな、こんなことがあってたまるかあああああああああああっっ!!!』
レッドゾーンは己にある憎悪や憤怒を精霊の身となった赤い身体に魔力として取り込み、赤熱化して最大限の攻撃を浴びせる。
振り下ろされた斬撃が五人へと迫るが、突風操作を行ったアーサーがグレンバーンを地面へと突き立てた瞬間、巨大な風の障壁となって防御する。
『そ、んな……』
「これが、憎悪だけで戦ったお前の力だ」
そう宣言したアーサーは、シノビカセットを必殺技のホルダーに装填して緑色のボタンを押す。
【CRITICAL ARTS! COMBO BREAK! SHINOVI!!】
電子音声が鳴り響いたのを確認したアーサーは高く跳躍する。
それと同時に、飛鳥たちも各々の武器を構えて魔力をチャージする。
「絶・秘伝忍法『深淵のParadiso』ッ!!」
最初に攻撃したのは雅緋だ、六枚の羽根を出し宙に浮いてから前方を剣で左右方向に斬り、止めとばかりに直下して叩きつける。
火花を散らすレッドゾーンに焔が七本目の太刀を抜くと、自分の周辺で六本の刀を回転させて前進すると、連続攻撃を浴びせる。
「絶・秘伝忍法『蓮』っ!!」
その後、停止して炎を巻き上げてレッドゾーンを吹き飛ばした。
扇を広げて魔力を練り終えた雪泉は閉じていた目を開く。
「絶・秘伝忍法『雪蜘蛛』…!!」
自身の精霊である氷の蜘蛛を召喚すると、回転して自分を中心に竜巻で周辺を巻き起こしてレッドゾーンの身体を凍てつかせる。
『な、何だ…身体が…!?』
突然、自分の身体が皹割れ始めたことに困惑する…レッドゾーンは知る由もなかったがこれは「ヒートショック」と呼ばれる現象である。
加熱してから冷やすことで大きくなった温度差によって割れやすくなる現象のことであり、自身の赤熱化と焔の斬撃によって急激な上がった身体を雪泉の攻撃によって生じた極端な温度差によって身体がもろくなったのだ。
困惑するレッドゾーンを気にせず、飛鳥が印を結び己の魔力を解放する。
「絶・秘伝忍法『ガマ召喚』っ!!!」
飛鳥が自身に乗ったのを確認した精霊…ガマはムチのようにしならせた舌で前方を薙ぎ払うようにレッドゾーンを吹き飛ばした。
そして、吹き飛ばれた先は……。
「我流秘伝忍法『旋風脚』っ!!」
『ぐっ、ぐううううううううううううっっ!!!』
アーサーが空を跳んだ場所での丁度真下…。
自由落下+爆発的なまでに高められた魔力を纏った跳び蹴りをレッドゾーンは防ぐ、しかしアーサーは更に風を纏わせて回転するように身体を捻った。
「はああああああああああああああっっ!!!」
『ぎゃああああああああああああああああああっっ!!』
地面へと叩きつけられたレッドゾーン・エラーは大規模な爆発を起こす。
着地したアーサーの元に飛鳥たちが駆け寄る。
「ぐっ、あぁ…畜生ぉ…!!」
人間態へと戻ったレッドゾーンはなおも立ち上がろうとするが、レッドゾーンカセットに皹が入る。
それに気づいた彼は、何処か諦めたようにカセットを落とす。
「あーあ…負けちった…」
呟きながら、アーサーたちに視線を向ける。
その目には、今まで自分に向けていた年相応のものでも先ほどまでの憎悪が籠った視線でもない。
全てから解放されたような、安らかな笑顔だった。
「ありがとう…ごめんね、お姉ちゃん……」
自分を解き放ってくれた仮面ライダーたちに、そして遺言を守らなかった最愛の家族へ謝罪の言葉を漏らした瞬間、レッドゾーンカセットが砕けた。
【GAME OVER】
レッドゾーン…『森伸介』が消滅するのを、変身を解除したアーサーと飛鳥たちはその場で黙とうを捧げる。
そして、『霧の中にある都市事件』は解決した。
事件から数週間後…美海の報告では、町田は警察に身柄を拘束されている。
エラーカセットが破壊されたことで、幾分か毒気が抜けたのか素直に取り調べに応じているらしい。
幹部の一人を倒すことが出来たが、彼もまたエラーカセットに人間を捨てた被害者の一人…エラー自体がいなくなったわけではないので戒とウェルシュは人知れず覚悟を決める。
そして、平日の半蔵学院の忍教室では。
「ほら見て、葛姉っ!女装した戒君だよ、ほら!」
「おー…これはかなり良いですなぁ。元々似合うとは思っていたけど…良い」
飛鳥がスマホで写メをしており、その写真を見ている葛城はニヤニヤと楽しそうに笑っている。
戒の女装はほんの一瞬だけだったのだがその様子を飛鳥が写し、生徒たちに見せていたのだ。
それを見た琴音は苦笑いし、注意しようとした斑鳩は写真を見て「…良いかも」と頬を染めて凝視している。
「すごーい!戒君お姫様みたい!!」
「……良い///」
雲雀が純粋に感動し、柳生がマジトーンで呟いている様子を見て戒は項垂れるしかない。
囮でやるしかなかったのは重々承知しているが、まさか写真を撮られているは予想外…どんな時でも遊び心を忘れない飛鳥に戒は机に顔を突っ伏すことしか行動に移せない。
「ねぇねぇ戒君っ!今度忍務の時には女子の制服で…」
「やめたげてよぉっ!!」
とんでもないことを提案する彼女と、賛同している他のメンバーに対して戒は涙を流すことしか出来なかった。
「うーん、次の話はどうしようか…」
焔紅蓮隊の一人…未来はアジトの周辺にある川辺で自作小説の構想に考えていた。
Web上で公表している小説を書いている彼女はアルバイトをしながらも、こうして外で考えていることがあるのだ。
「ネタの神様が下りてくれないかな」と思いながら、川辺を歩いていた時だった。
「えっ?」
思わず目を丸くした。
なぜなら、川辺にはこの場所には不釣り合いな物体があったのだ。
いや、それは物ではなく人…ボロボロになっている青年が川辺で横たわっていたのだ。
「わっ、あわわ…!!」
そこに倒れていた見知らぬ青年に驚きながらも、未来は彼に駆け寄って安否を確かめる。
呼吸が微かに聞こえることから息があることが分かるが、このままでは危ない……。
そう判断した未来は、彼を揺すって必死に声を掛ける。
「ねぇ!ちょっと!?大丈夫!ねぇっ!!」
「未来ちゃん。どうしましたの?」
「詠お姉ちゃん!!人が、人が倒れてる!」
「えぇっ!?」
未来に昼食の時間と呼びに来た詠が声を掛けるが、彼女は人が倒れていることを教えるとそれに驚いた詠は口元に手を当てる。
「まだ息があるから、運ぶのお願いっ!私はみんなに知らせてくるっ!」
「わ、分かりましたわ」
詠は彼女に言われた通り、青年の身体をおぶって運ぶ。
彼女たちが気付くはずもなかったが、青年の懐には歯車と中央に長方形を縦にしたようなディスプレイがある…メカニカルなデザインをした青と白のバックルが微かに光った。
NORMAL COMBOⅡ……GAME CLEAR。
→To be Next Stage……。
さて、これがシノビリンクの本来の能力です。絆を紡いだ忍たちに自分の爆発させている魔力をミラージュカセットとして譲渡し、能力と魔力を与えることが出来ます。
ちなみに、忍衣装は『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』の衣装がイメージとなっております。
ライダー紹介でシノビリンクについての説明を行います。ではでは。ノシ