ほのぼのアズカバン   作:freedom人

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吸魂鬼の能力はオンオフが出来ます。
多分。


四話

 

 

ごそごそと懐を探って、石もどきをとりだしました。

 

「それでは、ラクルさんに連絡とピーターさんの受け渡しをしておきますね」

 

言えば、バシュンと石もどきとピーターさんが消えます。

 

「んあ?」

 

杖が私に向かっています。

 

「…何をしに来た」

 

「え、ピーターさんを捕まえに来ました。

 

貴方達に危害を加えるつもりはありません」

 

…その様子だと信じてもらえてませんね。

 

「あーもう面倒ですね」

 

イライラするのでスネイプさんを気絶させました。ザマァ(←)

 

「さて、こっからどうしますかね」

 

今のでうっかりハリーさんを敵に回しちゃいました。

 

「お前は、敵だ!」

 

失神呪文をかけられるもスルー。

 

最強ともなればこんなもんききませんよ?

 

「おや?」

 

ハリーさんの精神に誰かが入ってきてますね。

 

乗っ取られました。

 

「アバダ ケダブラ」

 

死の呪いをくらっちゃいました。

 

バランスを崩して倒れ込みます。

 

勿論演出ですよ!これくらいで死ぬ訳ないじゃないですか!!

 

「…死んだの?」

 

ハーマイオニーさんが恐る恐る近寄ってきます。

 

驚かしてやろうかな?

 

ハリーさんも近付いてきた所でわぁっと行きますか。

 

 

 

とか思ってた私が馬鹿でした。

 

ハリーさんは乗っ取られてるんでした。

 

「もう死ぬのか?」

 

言いながら私の腹を蹴るハリーさん…いえ、ナコトさん。

 

むくっと起き上がって服に着いた汚れを払います。

 

「ナコトさん、さすがに死の呪いはないですよ?死にますか?」

 

「遠慮しておくよ。それにそんな事したらハリーが死ぬよ」

 

「あぁ、忘れてました。後、ハリーさんを乗っ取らないでください。

 

精神を殺しましょうか?」

 

「えー」

 

イラッとしたので元の計画通り、全員の記憶を改竄しました。

 

原作の通りに。

 

だってその方が面白いじゃないですか。

 

まぁ私は全てのイベントに介入しますがね。

 

うふふのふ。

 

さて、時を速めておいとましますか。

 

数日後、シリウスさんが逃げた後に。

 

 

 

 

「ただいまですー!」

 

「おかえりですー!」

 

「ラクルさん、ピーターさんはどうなりました?」

 

「こっそりカナさんの異空間に閉じ込めておきましたw」

 

「ざまぁみろですよww」

 

「「あはははははははwww」」

 

私とラクルさんの共通点は、性格が悪い事なのかもしれませんね。

 

まぁ私が性格悪いのは元からです。

 

それでも、前に比べたら良くなったほうなんですよ。

 

前の世界で私は嫌われるというお約束の経験をしているので、

 

すっごい性格悪かったんです。

 

それはもう、石投げられたら落とし穴に突き落として身体が

 

半分埋まるくらいまで土をかけるような事してましたからねw

 


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