ほのぼのアズカバン   作:freedom人

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特に無し。


二話

まぁ、ちょっとしたお出かけとかお泊りみたいなものなので、一応ラクルさんに言って

 

おいた方がいいですね。

 

お、ラクルさん発見です。

 

「ラクルさーん、お泊りに行って来て良いですか?」

 

「一週間以内に帰って来てくれるなら良いですよ」

 

あっさり許可もらっちゃいましたよ。

 

これでいいんですかアズカバン。

 

まぁ駄目と言われても行きますけどね!

 

「ていうか、いきなりなんですか?」

 

ラクルさんに聞かれました。

 

「あ、シリウスさんがハリーさんの所に行くので、心配だからこっそりついていって様子をみます」

 

「そうですか、シリウスさんの事お願いしますね」

 

貴方は保護者ですか。保護者でした。

 

「それじゃあ、一ヶ月後にお泊りに行きます」

 

それだけ言うと、私はシリウスさんの様子を見に行きました。

 

だって心配じゃないですか。

 

「シリウスさーん、大丈夫ですかー?」

 

返答無し。スルー良くない。

 

「悲しい、お姉さん泣いちゃう」

 

あ、口に出てました。でも反応はないです。

 

仕方ない、掃除しますか!

 

始めに見た時、汚かったので牢から出て掃除してたとこを見つかったのは良い思い出です。

 

モップを持ってきて、きちんと掃いて行きます。

 

出たゴミは私の力で作りだした異空間に持って行って廃棄します。

 

チートって便利。

 

その後、吸魂鬼の皆さんを話し合った結果、皆さんを人の姿にしてクィディッチをやろうと

 

いう事になりました。

 

大事な事なのでもう一回言います。

 

チートって便利。

 

皆さんを人の姿にしてから、マイ異空間にコートを作ります。

 

ラクルさんはショタでした。可愛いなぁ可愛いなぁ

 

「カナさん、準備出来ました!」

 

ちなみに、チームはホグワーツの寮の名前をとって「スリザリン」と

 

「グリフィンドール」です。

 

審判は20代後半の女性の姿をした吸魂鬼、ナミーさんです。

 

私ですか?参加はしません。

 

「開始ぃ!」

 

お、ラクルさんがスリザリンのシーカーですか。

 

え?え?ちょ、スニッチあっちにあるじゃないですか!

 

上空に浮かんでスニッチを探すラクルさん。

 

そんなとこも可愛いです。カメラ何処やったかな…

 

言っている間に、スリザリンが70点を入れられます。

 

お、ブラッジャーが飛びまわってます。

 

ビーターは何をしてるんでしょうか。

 

アルさーん(吸魂鬼、18歳くらいの少女の姿)、ブラッジャーありますよー。

 

あ、見つけました。

 

「みーっつけたー」

 

ニヤリと不敵な笑みをみせるアルさん。

 

ガンッとブラッジャーを相手チームのシーカーに向けて打ちました。

 

「ふぇぇ!?」

 

レコさん(11歳の少年?少女?、グリフィンドールのシーカー)がギリギリ回避するも

 

しつこくブラッジャーはレコさんを狙います。

 

「おっと、その間にラクルさんがスニッチを見つけました!

 

レコさんも見つけたようです!

 

凄いスピードでスニッチを追います!」

 

そう、私は実況者です。

 

「いけますか!?いけますか!?いきましたー!!

 

ラクルさん、スニッチをとりましたー!!

 

スリザリンの勝利です!!」

 

わあああああ、とスリザリンのサポーターが歓声を上げます。

 

そう、この試合、4000近い吸魂鬼さんが見に来てくれてるんです!

 

有り難い限りです…

 

 




吸魂鬼のクィディッチは箒は使わず、カナさんの力でふよふよ浮いて試合をします。

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