ほのぼのアズカバン   作:freedom人

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ボカロって良いですよね。


一話

 

 

はいはーい、朝野 夏奈(あさの かな)と申します。

 

一応主人公です。

 

基本敬語で喋ってますが、大阪生まれです。

 

で、何故私がトリップする事になったかというと。

 

神様のダーツですw

 

たまたま当たったらしく、自宅のカオスっぷりも極まってトリップ出来るようになりました。

 

その時の会話ですけども。

 

神「ダーツで当たったからトリップ許可!願いをいくらでも叶えてやろう!」

 

自分「え、ハリーポッターの世界に私が思う設定で逝かせて下さい」

 

神「はい許可」

 

自分「え、ヴォルの姉がいい」

 

神「はい許可、逝ってらっしゃい」

 

っていう流れです。

 

今ですか?

 

えーとですねぇ。

 

「このお馬鹿さんが!配下と野望と標的は選びなさいといったでしょう!」

 

ポッター家に行って魂だけになって帰って来た我が弟に正座で説教をしているところです。

 

周りには死喰い人さん達。

 

「貴方がたも!主と定めた方にはちゃんと護衛をつけなさい!」

 

「「「はいぃぃ!!」」」

 

「姉さん、そこまでにしてくれ」

 

すっかり中二病になった弟…見苦しいことこの上ない。

 

「まぁヴォルデモートさんがいうのですから、今日は見逃しましょう」

 

とかなんとかいってたあの日々が懐かしい。

 

本当はアズカバンにいるのですよ。

 

嗚呼、ヴォルデモートさんを殴りたい…

 

とはいえ、吸魂鬼さん達とは仲良くなりましたし、それなりに楽しい監獄生活を送っています。

 

ちゃんと吸魂鬼さんにも名前はあるんですよ!

 

「ラクルさん、暇ですねえ」

 

「そうですねえって、貴方囚人じゃないですか。なんで元気なんですか」

 

「ふ、私は強いのですよw」

 

檻の外に出てラクルさんとお茶してます。

 

島の外に出る訳ではないし、大人しいので皆見逃して一緒にお茶してくれます。

 

ラクルさんも吸魂鬼ですが、結構優しいので一番の仲良しです。

 

「そういえば、あの無実のシリウスさんはどうなってますか?」

 

私の隣にいるシリウスさんの話題を出すと、空気が悲しげになります。

 

「無実だとわかってはいるんですが…命令なので、出せないんです。

 

それに、あの人はカナさん程に強くはない」

 

皆、本当は優しいんですよ?

 

本当、ヴォルデモートさんを殴りたい…

 

そんな事を思いつつアズカバンを徘徊します。

 

「ベラトリックスさん、お元気ですか?」

 

答えはありません。まぁ、私が特別なのですが。

 

チートは便利ですねぇ。

 

「シリウスさん、こんにちは」

 

こちらも返答はありません。

 

お姉さん悲しい……

 

まあそんなほのぼのしたアズカバンの日記ですね。

 

あ、今度脱獄してみようと思います。

 

シリウスさんに合わせて。




チートは最強なのですよー

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