異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

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第七十九話 天罰

 

「…ここは?」

 

サルキは目を覚ました。

 

…目の前には血の海に横たわる赤い髪の狂人

 

そして…

 

「…てめぇ…よくもおいていきやがったな?」

 

すごく起こっているデュラハンがいた

 

「…すんませんでしたぁぁぁぁ‼」

 

そしてジャンピング土下座

 

「あぁ⁉土下座で許されると思っとんのかど阿呆‼お前がおいていくからめちゃくちゃ迷ったじゃねぇか‼」

 

「ヒィィィィィィィィ‼」

 

「落ち着いてくださいマスター‼」

 

月光がデュラハンを静める

 

「…まぁその事は後にするとして、だ。こいつ誰?」

 

デュラハンは狂人を指差す

 

「あ、あぁ…そいつは狂人。サイコパスのクレイジー野郎よ。私もそいつに刺されて…あれ?」

 

そういえば私の傷が塞がってる…だと?

 

「刺されたって…傷がないじゃないのよ」

 

麒麟が私に聞いてくる。

 

こっちが聞きたいわ。

 

「…やっと止まりましたか…」

 

金髪の幼女がそんなことを言いながら入ってくる

 

「あっ…」

 

なに『あっ…』って

 

「そこのエルフもこいつらの仲間か…」

 

まぁ今は仲間だね。

 

ん~?なんか幼女が槍を構えたぞ~?

 

「なら死ね。ここで」

 

「…はい?」

 

ドゴォ‼

 

「…」

 

幼女がおもいっきり槍を降り下ろし、床を破壊する

 

「…外したか…次は当てる」

 

いやいやいや!

 

「ちょっ…あんた達なんかしたの⁉」

 

私は隣で逃げようとしているデュラハンに聞く

 

「…さぁ?」

 

えぇ…

 

「奥の扉が空いてます‼飛び込みましょう‼」

 

月光がそう言ったので、私と麒麟、デュラハンが扉が空いている部屋に飛び込む

 

ドガラガッシャァン‼

 

飛び込むと同時に先程までいた場所に槍が刺さる

 

…あぶねぇ‼

 

こいつら何であんなヤバイ奴を敵にまわしたんだよ‼

 

「…何者‼」

 

飛び込んだ先の部屋で私は槍を向けられた

 

アルェ~?助かってない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

》》》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今焦っている

 

別に金髪幼女の攻撃の破壊力が強すぎたからとかじゃない

 

…飛び込んだ先の部屋で槍を向けられてることだよ。

 

「何者だ貴様ら」

 

「…名乗るならまず自分からと…習わなかったのか?」

 

俺は反射的にそう言ってしまう

 

「マスター、この人神です‼」

 

月光が小声で俺に言ってくる

 

「ほぉ?私に対してそのような大口を叩いた魔族は貴様ぐらいだ。我が名はアテナ。勝利の女神だ」

 

…アテナ…だと?

 

まーたビッグネームだよ。

 

「マスター…詰みました」

 

え?

 

俺は後ろを向く

 

そこには槍を向けているヴァルキリーがいた

 

「さぁ、詰みだ」

 

あかん。

 

詰んでいる。

 

どうしよっかな?

 

「もし無駄な動きをしたら…わかるな?」

 

ヴァルキリーの殺る気がMAXじゃないですかヤダー。

 

 




FGO フェスは行けなかったよ…

夏ですね。

エアコンが全く効かねぇなって思ってフィルターを見てみたらホコリまみれ。

洗って付けたらすごい効くようになりました。

定期的に掃除しなければ…

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