異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

82 / 96
第七十話 乗っ取り

 

「‥‥おい」

 

俺はサルキに聞く

 

「ん?何よ?」

 

サルキは俺にそう言う

 

「‥‥乗っ取りってなんだよ」

 

俺がサルキにそう聞くと、サルキはビクッと肩を動かす

 

「な、何のこと?」

 

おい、とぼけんな

 

「‥‥お前さっきこの国は乗っ取られてるからとか言ったよな?」

 

「さ、さぁ?」

 

「‥‥どういうことか。説明するよな?」

 

「‥‥はい‥‥」

 

やっと認めたわこの元女王

 

「ん?革命じゃなかったんですか?」

 

月光がサルキにそう聞く

 

「革命ということになっているけども本当は侵略よ。侵略」

 

‥‥ならはじめからそう言ってくれよ

 

「え~と‥‥つまり?」

 

「なんか魔王軍とかいう奴等に乗っ取られたのよ。んで、私は島流し。みたいな?」

 

また魔王軍か

 

「えぇ‥‥」

 

これにはヘルも呆れる

 

「だからこの国を取り返すって言ってたのよ」

 

言ってたっけ?

 

「てかそうなら早くそう言いなさいよ」

 

ジャンヌがそう言う。

 

ほんとそれ

 

「‥‥これでこの国を滅ぼす理由が出来たというわけだ」

 

俺がそういうとガイアが俺に

 

「いや、今きずいたじゃろ‥‥」

 

と、言う。

 

こまけぇこたぁいいんだよ

 

「さてと、じゃあ行きますか。首都に」

 

月光がそう言うと、皆が立ち上がる

 

「‥‥んじゃ、案内よろしく」

 

「ん。了解」

 

さて、進軍だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❭❭》》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスターは絶対女垂らしだ。

 

ヘルしかり麒麟しかりアスタロトしかりサルキしかり

 

あれ?多くね。

 

てか私の居場所がないじゃないですか‼

 

え?月光はマスコット?

 

うるせぇ‼てかマスコットはルナだろ⁉

 

‥‥ふぅ‥‥落ち着け

 

マスターは無意識で落としていると思うんですよ

 

本人は自覚ないっぽいし

 

普通私が一番始めにマスターと一緒にいたんだから私がヒロインのはずですよね?

 

だけどマスターは私には目もくれない

 

いや確かに私は刀の精霊で他の奴等とは違うけども

 

少しはなんかあってもいいじゃん?

 

だけどないのよ。これが。

 

そこで私は一つの結論に至った

 

❬マスターってもしかして‥‥女?❭

 

いやあり得ないけど。

 

でもそうとしか考えられん。

 

だってこの私に‼超絶可愛い月光に興味も持たないからな‼

 

‥‥自分で超絶可愛いとか‥‥

 

悲しくなってきますよ

 

これからサルキの故郷の首都に向かうようですけど

 

死ぬ気かな?

 

いやもう死んでるか

 

サルキの話だとそこに魔王軍がいるらしい

 

もうあいつら死ねよ

 

いやほんと。

 

竜の神域でもあいつらだったしな

 

マスターは死なないだろうし、私も刀さえ終わらなければ死なない。

 

ましてやヘルは死んでも蘇るだろ。

 

‥‥今思ったけど仲間増えたな‥‥

 

始めなんて私とヘルだけだったのに。

 

これもマスターの人望故か‥‥

 

てか勇者より勇者してるんじゃね?

 

もう魔王倒すのがマスターな気がしてきた。

 

長々と話しましたが‥‥

 

マスターは有能ですよ。多分

 

 




後半はやけくそでやった。

感想、批判等々受け付けております。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。