異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

79 / 96
第六十七話 脱獄

 

俺達はガイアに連れられて出口に向かっている

 

「いやーここを出たら結婚式を挙げるぞ‼」

 

うるせぇ。挙げねぇよ。

 

「マスター‥‥まさか天然女誑し‥‥?」

 

「‥‥残念な女限定な」

 

ヘルもそうだけど神ってのはまともなのいないのか?

 

「あれね‼」

 

サルキが出口を指差す

 

やっとここまできたのか‥‥

 

「んじゃ、さっさと出て結婚式挙げるかのぉ」

 

だから‥‥

 

「そこまでだ‼」

 

突如出口から数百人の兵士が出てくる

 

‥‥

 

「貴様らまさかここから出られると?」

 

隊長らしき人物がそう言う

 

「クソッ‥‥ここまで来て‥‥」

 

サルキがそう呟く

 

「相手は数百人か‥‥」

 

ガイアがそう呟く

 

まぁ‥‥突破しかないよね。

 

「‥‥月光」

 

「了解マスター」

 

そう月光が言うと、魔法を発動し、それと同時にガイアが兵士達に殴りかかる

 

「‥‥行くぞ」

 

俺が隣で呆然としているサルキに言う。

 

「え、えぇ‥‥」

 

サルキが俺の手を握り、俺が出口に向かって走り出す

 

「くっ、逃がすな‼」

 

隊長がそう指示を出すが、兵士達を月光とガイアが足止めしているため、兵士達は俺達の方にこれない

 

「‥‥よし‼」

 

そして俺達はこの監獄から脱獄した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③!▶▶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら行くぞ」

 

‥‥どこにだよガイアさん‥‥

 

「‥‥どこにだ」

 

「結婚式の場所」

 

ぶれねぇな。

 

「とりあえずヘルと合流しましょうよ。結婚式どうのこうのは後回しにして」

 

月光がそうガイアに言う。

 

「ん?ヘルじゃと?」

 

ガイアがそう首をかしげる

 

「知り合い?」

 

サルキがガイアに聞く

 

「あいつはなぁ‥‥」

 

ガイアがそう呟く

 

「何か?」

 

月光がそう聞く

 

「う~ん‥‥」

 

早く言えや。

 

「あら?脱出できたのね‥‥」

 

あっ‥‥

 

「‥‥ヘル‥‥それに麒麟とアスタロトも‥‥」

 

あかん

 

「‥‥とりあえず戻ろうか」

 

「説明‥‥するわよね?」

 

はい‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲《《○

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんたも大変だね‥‥」

 

麒麟‥‥お前ぐらいだよ‥‥わかってくれるのは

 

「まったくババアがでしゃばんじゃないわよ。あんたの時代は終わったのよ」

 

「あぁん?なんじゃとこの腐り野郎が。ぶち殺したろか?」

 

「上等よ。かかってきなさい」

 

やめんか

 

「まあまあ落ち着いて‥‥」

 

月光がまともにみえる‥‥

 

「パパ、ママ、あの二人恐い‥‥」

 

でしょうね

 

「あんたが原因でしょ?何とかしなさいよ」

 

ジャンヌが俺にそう言ってくる‥‥

 

ジャンヌ⁉

 

「‥‥お前いたのか」

 

「失礼ね‼」

 

いやー忘れてた

 

「私もいますよー」

 

大丈夫。ルナは忘れてないから。

 

「‥‥とりあえずこれからどうするかを決めるぞ」

 

これを決めようか‥‥

 

ガイアどうしよう‥‥




感想、批判等々受け付けております。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。