異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

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最近FGO ガチャが単発の方が出るんじゃねぇかと思ってきた。

実際キアラさんとメルトリリス、パッションリップは単発で来たから‥‥

あれ?


第六十一話 脱獄道中

 

「どうすんのよ‼」

 

サルキが走りながら俺にそう言ってくる。

 

「‥‥出口を探せ‼」

 

俺がサルキにそう言い返す。

 

「あぁ~もう‼しつこい‼」

 

月光が少しイライラしながら追ってくる兵士に斬撃を飛ばす

 

「グァッ‼」

 

兵士の何人かが倒れるが、また次から次へと来る

 

「追え‼絶対に逃がすな‼」

 

‥‥しつこい‼

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ハァハァ‥‥出口どこよ‥‥」

 

サルキが壁に寄りかかり、そう言う。

 

「‥‥仮にも元女王だろ?わからんのか」

 

俺がサルキにそう聞く

 

「だからわからないって言ったでしょ⁉聞いてなかったの⁉」

 

声でかいよ

 

「落ち着いてサルキ。あまり大きな声をだすとバレますよ?」

 

月光がそう言う。

 

現在俺達は休憩のため、牢屋の影で休んでいる。

 

‥‥体力持たんよ‥‥

 

「‥‥とりあえず、だ。出口を見つけるぞ」

 

それを第一にしないと脱獄できんぞ

 

「あれじゃないですか?兵士達が来るところが出口じゃないんですか?」

 

‥‥

 

「「それだ(よ)‼」」

 

俺とサルキの声がかぶる

 

てかなんでそんなことを思い付かなかったんだ‼

 

「‥‥よし、あそこだな‥‥」

 

俺達は兵士達が出てくる場所を見た

 

「階段‥‥ね」

 

上へと上がれる階段がそこにはあった

 

「よし、じゃああそこにいる兵士を殺して来ますね」

 

月光がそう言う。

 

まてまてまて

 

「‥‥全力であそこを突破するぞ」

 

俺が二人にそう言う。

 

「了解マスター」

 

月光が俺にそう言い、階段付近にいる兵士の群れに突っ込んだ

 

「‥‥俺達も続くぞ‼」

 

俺がサルキにそう言うと、サルキが頷き、二人で月光の後を追う

 

「いたぞ~‼此方だ‼」

 

バレたか‼だが突っ込むぞ‼

 

「なっ、あいつら‥‥階段を上らせるな‼」

 

兵士の一人がそう言う。

 

だが‥‥もう遅い‼

 

「上がれ‼」

 

俺達は階段を全力で上る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「逃がしたか‥‥」

 

あの二人と刀‥‥

 

「‥‥どうします?」

 

隊員の一人が俺にそう聞いてくる

 

「逃がしたものは追うしかないだろ。‥‥半数は引き続き奴らを追え。半数は俺と来い」

 

俺が隊員に指示を出す

 

「どうするつもりで?」

 

決まってるだろ?

 

「ここの施設の出口で待機だ」

 

所謂出待ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇❭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥‥大丈夫かしらね?」

 

ヘルが私にそう聞いてくる

 

「わからないわよ‥‥だけど信じるしかないでしょ‥‥」

 

私は膝で寝ているアスタロトを撫でながらそう返す

 

「まっ、あの二人なら大丈夫でしょ。それより‥‥」

 

そう言い、ヘルは何かを取り出す

 

「‥‥何これ?」

 

「食糧よ。腹がへってはなんとやらでしょ?」

 

この得体のしれないキノコが食糧‥‥

 

「あいつの心配するより自分の心配した方がいいかも‥‥」

 

「ん?なんか言った?」

 

あぁ‥‥早く戻って来ないかな‥‥




特になし

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