異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

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もう四月も終わりですね。

今年のゴールデンウィークはなかなかいい感じの配置なんじゃないかなと思います。


第四十三話 これでも冥界の女王

 

「‥‥誰が夫だ‥‥」

 

俺は問題発言をした、麒麟にそう言う。

 

「仕方ないでしょ‼あいつらめんどくさいんだから‼」

 

麒麟がそう俺に耳打ちしてくる。

 

だけどな麒麟、もっとめんどくさくなってんだよ。

 

「こいつ‥‥洗脳までして無理矢理自分のものに‥‥」

 

勇者の一人がそんなことを言う。

 

違うからな?洗脳なんてしてないし、そもそもそんなことできないから。

 

「おーい、なんでもいいから殺るなら殺ろうぜ~?」

 

タケミカズチ、少し黙ってろ。

 

「‥‥あなた?浮気でもしてるの?」

 

⁉すごい殺意⁉

 

ハッとして振り向くと、黒いオーラを出しているヘルがいた。

 

「いやいや、浮気ってなんだよ‥‥大体俺ら夫婦でもないだろ‥‥」

 

そう俺が言うと、

 

「だって、家族だっていったじゃないの。まさか忘れたとは言わせないわよ?」

 

言いました。いってました。

 

「‥‥と、とりあえずこの場だけでもそういうことにしてくれ‥‥頼む」

 

俺がそう言うと、ヘルは怪しい笑顔を浮かばせて、

 

「いいわよ?そのかわり、後で‥‥ね?」

 

コワッ‼怖いよ‼ホラーだよ‼

 

「お、おう‥‥」

 

「さて、ルナはこっちで避難しましょうか」

 

あ、いつものヘルに戻った

 

「‥‥あんなんでしたっけ‥‥」

 

そう言うのは、月光だ。

 

「‥‥人って変わるもんですね‥‥」

 

すまん。たぶん原因俺だわ。

 

「どりゃぁぁぁあ‼」

 

そんなことを考えていると、近くからそんな叫び声か聞こえた。

 

「オラオラ‼どうした?その程度か⁉アァン‼」

 

タケミカズチがはっちゃけていました。

 

勇者がメチャメチャビビってる。

 

「く‥‥これが神の力‥‥」

 

勇者ケンがタケミカズチの攻撃を見てそう呟く。

 

まぁ、日の陣営の切り札だった神ですし。

 

「‥‥情けない。もっとシャキッとしなさいよ」

 

そう言ったのは、高校で❬学校一の美少女❭と言われていた、勇者リンだ。

 

「んぁ?なんかさっきの奴等とは違うようだな?」

 

これにはタケミカズチも反応

 

「どうだ?俺と手合わせしないか?」

 

いやいや、どう考えても受けないだろ。

 

「いいわよ?日の陣営の切り札さん」

 

いいんだ⁉

 

「‥‥マスター、ここはタケミカズチと麒麟に任せて、ヘルの方に行きましょう」

 

月光が俺にそう言う。

 

「‥‥わかった。任せるぞ」

 

俺が麒麟とタケミカズチにそう言うと、二人が

 

「了解」

 

「わかったわ」

 

と返す。

 

 

 

 

 

 

 

[[[③▲

 

 

 

 

 

 

「さて、麒麟よ。我が前衛をする。麒麟は援護を頼む」

 

タケミカズチがそう言うと、麒麟は

 

「わかったわ。‥‥当たったらごめんなさい」

 

そういい、構える。

 

さぁ、戦いの始まりだ‼




バルス

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