こんなつまらない小説と言えるのかもわからないものですがよろしくお願いいたします。
‥‥こんなんかな?
イヤー二桁はびびりますよ。いやまじで。
アルビダ帝国王城にて‥‥
「勇者ケンが敗北しただと⁉」
「はい、現在他の勇者に運ばれています。まもなく戻ってくる頃かと‥‥」
城の一室‥‥王室にて王が頭を抱えた
「‥‥今いるなかの最強勇者でも勝てなかったのか‥‥どうするか‥‥」
隣に立っている秘書が言う
「とりあえずは、勇者達の訓練でしょうね。懸賞首になっている、価格の低いものから倒させて行く‥‥なんかはどうでしょうか?」
‥‥今、それを言っても‥‥
「‥‥チッ、とりあえず勇者達に数日の休暇を‥‥まず休ませるぞ」
「了解」
そう言って秘書は部屋を出ていく。
秘書が部屋を出ていったあと、王は深いため息をついた
(‥‥勇者ケンが負けたとなると‥‥対抗できそうなのが勇者リンぐらいしかいない‥‥むむむ、どうしたものか‥‥)
王は再び頭を抱えた
◇◁◆◇
‥‥俺は‥‥負けたのか?
あの首無しのアンデットに‥‥
俺‥‥ケンは目を覚ましてここが王城なのだと理解した。
そして奴に負けたということも理解した。
‥‥俺の魔法が奴には効かなかった?あり得ない‥‥俺の持つ光魔法はすべてのアンデットやゴースト、魔獣などに効き、今までのモンスター達もこれで倒せた‥‥
だが奴には効かなかった。
‥‥俺はあのときのことを思い出した
▲▲▲▲
「ハァ‼」
俺の剣が奴の鎧を掠める
俺の剣は女神様から直々にもらった《エクス・カリバープロトタイプ》という剣である。
これはかつてアーサー王が使用したと言われている❬エクス・カリバー❭を再現しようとした結果、できたものである
通常の剣より切れ味がよく、剣に魔法を伝達することができるという上物だ。
対して奴が持っている剣は、侍などが使ってそうな刀である。
そんな刀で俺を倒そうだと⁉バカにしているのか?
そんなことを考えながら剣を交えていたが一向にダメージを与えられない‥‥
俺は少し腹がたち、一撃で沈めようと思った
「光魔法‼《ライジング・ストーム》」
俺は魔法を唱えた
ライジング・ストームは周囲の空気から雷を生み出し、敵に落とすという魔法だ。
威力は絶大でこの前なんかも山にいたオーク・ジャックを一撃で沈めた魔法だ。
これで沈んだだろうと俺はそう思っていた。
‥‥奴の声を聞くまでは‥‥
「闇魔法《ゼロ・グラビティ》」
奴はそう魔法を唱えた。
その瞬間俺は息苦しくなりその場に膝をついた。
ハァハァと俺が息を落ち着けていると奴が近づいてきた。
「ハァハァ‥‥なん‥‥用だ‥‥」
息も途切れ途切れに奴に問う
「‥‥簡単なことだ。少し空気と重力をいじらせてもらった‥‥」
そう奴は言った。
◆◇❱◆◇◇
‥‥俺は腹がたった。
こいつは俺より優れている。俺より優れたモンスターなんて必要無いんだよ‥‥殺してやろうと思った時、再び奴は俺に話しかけてきた
その内容はあまり覚えていない‥‥確か弱きものよ‥‥みたいな感じにだった。
‥‥俺にとって敗北というのは絶対にあってはならないものだった。
俺は完璧でなければならない‥‥だから俺の完璧を崩した奴を殺す!絶対に‼
‥‥とりあえず傷を直そう‥‥
▲▼▲▼
「‥‥チッこれも違う‥‥」
私は今日も本を読み漁る‥‥
大体これで千はいったかもね。でも禁忌死者蘇生に関する書はなかった‥‥
‥‥最近夢を見る。アイツに似たデュラハンが出てくる夢。そのデュラハンはアイツと同じように口では強がっていた。
その夢を見たあと、私は一人ベッドで泣いてしまう‥‥早く帰ってきてよ‥‥
だが私が弱気でどうする。
私は気合いを入れ直し再び本を読み漁る作業へ戻るのだった‥‥
へいへいへーい‥‥麒麟ちゃんをまた出したぜ。
今回は負けた後のケンの話を少ししました。
次回からまたあいつらサイドに戻りますよー
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