馬鹿な…男なのにISが動かせるだと?とでも言うと思ったかい?ハハッ、この程度、想定の範囲内だよぉ!ハハハッ!ハァハ!↑   作:一織

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愛してるんだ簪ちゃんを!


第4話 ご注文は楯無ですか?いいえ簪ちゃんです

前回のアーマードコア

 

 

澪人「馬鹿な…こんなことが…とでも言うと思ったかい?この程度想定の範囲内だよぉ!(財団ヴォイス)」

 

 

楯無(・8・)「ジェネレーター出力再上昇(ジョージヴォイス)」

 

 

ワンサマー「死にたく…ない…(RDヴォイス)」

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「以上で1限目を終了します。わからないところがあれば聞きに来て下さいね」

 

 

わからないところなど無いどころか座学でいえば俺は予習までしているので楽勝だ。

 

 

 

 

ただ……

 

 

 

 

何故専用機も無い俺をクラス代表に推薦するのか…

 

 

 

 

で、俺は簪さんを推薦したのだが

 

 

「まだ組み上がってないし、間に合わせるのも難しそうだから代わりに出て」

 

 

 

と言われて論破される始末

 

 

 

俺は休み時間に簪ちゃんとどうにか接触しようとした時簪ちゃんの方から話しかけてくる

 

 

 

「なんで私を推薦したの」

 

 

 

ジト目で睨まれる

好きな子に睨まれるの辛い

 

 

「いや、代表候補生と知っていて、IS稼働時間も明らかに俺より長いでしょ?」

 

と返答する。

 

 

「…普通に考えればそうだったわね…所で」

 

 

 

なんだろう?まだあるのだろうかという表情で待つ因みに内心やったぁああああああああああああああああ!簪ちゃんから話しかけてくれた;と大喜びしていた

 

 

 

「アーマードコア好きって本当?」

 

 

 

「好きだよ、と言っても最近ハマったんだけど」

 

 

 

「因みにどの作品?VDで最新作止まってるけど」

 

 

 

「最新作のVDだよ、4もFaもVも無かったからね…」

 

 

 

 

「VDは面白いよね、ストーリーがカッコイイし」

 

 

 

「そうだね、因みに好きなキャラは?」

 

 

 

 

「…私はマギーかな」

 

 

 

「俺もマギー好きだよ」

 

 

と他愛も無い話をして簪ちゃんとお近付きになって友達になった。俺はこんなにコミュ力高かったか?

 

 

 

そんなこんなで放課後

 

 

「じゃあ簪さんまた明日」

 

 

「うん…また明日」

 

 

 

最初は更識さんって呼んだらめっちゃ拒否られて名前で呼んでって言われた…そういえば原作でも苗字で呼ばれるの嫌がってたっけ…

 

 

 

気が付くと自分の部屋の前に着いていたので一応ノックしてから入ると

 

 

 

「ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」

 

 

 

 

「…簪さんとチェンジで」

 

 

 

 

思わず言った俺は悪くない

 

「その口ぶりからすると簪ちゃんと会ったのね、それも仲良くなってくれたみたいでよかったわ…」

 

 

 

 

「まあ、そんなとこです、後服制服着た方がいいですよ、春とはいえまだ肌寒いのでそんな格好してたら風邪引きますよ?」

 

 

 

「もう…つれないわね…」

 

 

 

まあ、簪ちゃんの方が好きだしな

 

 

 

「で、楯無先輩はお風呂とか食事は済ませたんですか?」

 

 

 

「お風呂は先に済ませたわ、食事はまだだけれど」

 

 

 

「そうですか、俺は冷蔵庫のもので何か作って食べようと思うんですけど楯無先輩は食堂で済ませますか?」

 

 

 

「折角だし、私の分も作って頂戴な」

 

 

 

 

まあ、この人ならそうくると思った

 

 

 

「お口に合うかわかりませんけど」

 

 

取り敢えず冷蔵庫にスパゲッティがあったので和風スパゲッティと卵が余ってたので卵焼である

 

 

 

「あら、美味しそう」

 

 

 

まあ、鍛えたからな…あの頃は酷かった…初めて自分で作った料理は自分で食って死ぬかと思ったレベルのマズさだった

 

 

 

「所で澪人君、君に専用機が来るわよ」

 

 

 

はい?なんですと!?

 

 

おい、神ー

 

 

神<なんじゃ?わしが勝手に力を使ったとでも?

 

 

 

いや、なんとなく聞いてみたんだが

 

 

神<力は使っ取らんよ、ただ…わしの使いがその会社にいただけじゃよ

 

 

 

ええー…何やってんすか神よ…

 

 

 

神<偶然じゃよ…わしの使いが提案したら通っただけじゃよ…

 

 

 

はぁ…仕方ないなぁ…

 

 

 

 

「で、専用機なんだけどねなんでもリミッターがかかってるらしいの」

 

 

 

「何故ですか?リミッターを掛けなければいけないほど強力なISを俺に寄越す理由は?」

 

 

 

「君には何の後ろ盾も無いわ…それは普通の専用機を貰ったとしても変わらない、だからリミッターが必要なISなのだと思うけれど…」

 

 

「逆に色々な所から目をつけられそうですね…」

 

 

 

「そうなのよねぇ…」

 

 

全く意味がわからない…政府は馬鹿なんだろうか?リミッターが必要な専用機とか絶対ろくなもの積んでないだろう…原作でいうラウラのシュヴァルツェア・レーゲンとかな、しかも高性能なISを送ってこられても私が使えなければ意味が無いだろうに…

 

 

 

 

「で、そのISっていつ届くんでしょうか?」

 

 

 

「今週末には織斑先生から渡されると思うわ」

 

 

 

マジかよ…なんでぇ…せめて…せめて山田先生にしてくれ悟空…

 

 

 

 

神<その願叶えてやろう

 

 

 

神龍かよ!?まあ、似たようなもんだけどさ…

 

 

神<だっておぬし神の力持ってても使わないんだもん…わし暇なんだもん…だから使え!さもなくば勝手にハーレムにするぞ!

 

 

 

使うのでそれだけはやめろください

 

 

 

神<分かればいいのじゃ、というかおぬしがほぼ完璧なせいでわしのする事がないんじゃよ…人間として完璧すぎるんじゃよおぬしは…

 

 

 

そうでもないと思うんだがなぁ…

 

 

神<おぬしが普通とか言ったらほかの人間なんて穴だらけじゃぞい…

 

 

 

さいですか、俺はそろそろ眠いので寝ます

 

 

 

神<うむ。ではまたの

 

 

 

澪人「さて、洗い物とかしとくんで先に寝ててください」

 

 

 

楯無「洗い物は私がするから先にシャワー浴びて来なさいな」

 

 

こういう純粋な行為は受け取るべきだと私は思っているので素直にお言葉に甘えてと言ってシャワーに向かう

 

 

 

楯無視点

 

 

 

(リミッターを掛けなくてはいけないIS…か)

 

 

私は洗い物をしながら考えていた。

リミッターを掛けなくていけないのはもしかすると彼自身が強すぎるからなのではと思ってしまう

 

 

(学校に提出されていたIS適正ではB+ってなっていたけれど…明らかに訓練機で私と打ち合った時はS…いいえSランク以上と言っても差し支えない…彼の動きに機体がついていけなくてその時は私が勝ったのだが、かなり危なかった)

 

 

(彼は一体何者なの…?平凡な家庭に生まれて普通に育ったとしか言えない家庭環境…それであの強さ…中学時代の部活動はそれでいて帰宅部と書いてあった)

 

 

 

楯無「はぁー…わけがわからないよ」

 

 

ちょっと前に簪ちゃんが見てたアニメのマスコットキャラっぽく呟く

 

 

 

「楯無先輩その台詞は俺に効くからやめて下さい」

 

 

 

「あら、上がったのね」

 

 

 

「まあ、男の風呂なんてそんなに時間かかるものじゃありませんからね、明日に備えて俺はもう寝ますけど、楯無先輩はまだ寝ないんですか?」

 

 

 

「流石に私も寝るわ、疲れているし」

 

 

 

「そうですか、ではおやすみなさい。」




Scary! Oh I'm scary! So,I'm scary!

(訳:怖いよぉー、批判されるの怖いよぉー…



次回予告


澪人「僕からすればイカレてるのは全部だ」


簪「お姉ちゃん…私行くわ」


澪人「歓迎するよ日本代表候補生さん、狙いはあのワンサマーかい?それとも、ひょっとしてボクかな?
なんでも構わないよ、滅茶苦茶にしてくれれば」


次回 機械化された記憶

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