馬鹿な…男なのにISが動かせるだと?とでも言うと思ったかい?ハハッ、この程度、想定の範囲内だよぉ!ハハハッ!ハァハ!↑ 作:一織
前回のアーマードコォア…
澪人「依頼はごく単純こちらが用意した戦力この「
一夏「話が……違うっすよ……」
神「神様は人g(Dooooooooom)
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「で、この俺には何の後ろ盾もないから、更識である貴女が俺の護衛にと?」
「このIS学園の生徒会長には様々なことが求められるけども、最も重要なこと…それは…」
「「最強であるべし」」
楯無先輩に台詞をかぶせる流石に少し驚いたのか扇子を広げ『お見事』と扇子の文字を見せる
「納得してくれた?」
「ええ、納得しました。因みに俺は4組なんで「簪ちゃんと同じクラスなの!!!?」
「あ、そういえば楯無先輩に似た子がいましたけどまさか…」
「この子が簪ちゃんよ」
そう言い楯無先輩がスマホを起動して僕に見せてくる
やっぱりこうして見ると微妙に似てるなあ…
「で、その簪さんがなにか……?」
「実はね…」
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「という訳なのよ…」
つまり楯無先輩の言う事はこうだ。
初のIS男性搭乗者であるワンサマーの機体開発を簪ちゃんの機体をほっといて開発→さらにほかのところに頼もうとしたらまさかの2人目である俺の登場により開発が停止状態に→簪ちゃんは自分一人で組むと言い出す。→教室でもIS組んでて浮いちゃう→イマココ
「で…友達になって欲しいと?」
「あのー…簪ちゃんアニメとかゲーム好きだから話合うかなって…」
乗らない手はないが…流石に無償でとは行かないので一つ提案をする。
「友達には言われなくてもなりたいのでご安心を、ただちょっとお願いが…」
「お願い…?簪ちゃんと友達になってくれるならなんでもするわ!!」
その発言は危ないので辞めましょうねー…俺がクズだったらどうするんだか…いや、でも学園最強で暗部の更識楯無なら大丈夫だろう
「……楯無先輩俺にIS操縦とIS関連の座学を教えてください!!」
まあ、当然お願いはこれしかないが
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因みに私は基礎体力はある方だ。スポーツテストで毎度の如く上位だったからね。前世ではあまりスポーツテストは好きじゃなかったけど、折角なら体力あった方がいいだろうと思って小さい時から運動やら訓練してた甲斐があった。
剣道も柔道も格闘技系は全般できるが、突出しないので器用貧乏だと俺は思ってる。
「因みに君はどんな専用機が良いの?」
「うーん…できれば射撃主体が良いですけど…剣も捨て難い…結局なんか色々考えても器用貧乏なので纏まらなくて」
と、そんな時スマホに連絡が入るなんだ?と思うとクラスの女子かららしい。因みに澪人はクラス全員と連絡先を交換した。
理由は誰か数人だけと交換しようものなら、あられもない噂を建てられそうだったからである。
因みに内容はどんなアニメ見たりゲームしたりするの?だったので素直にアニメはガンダム、ゲームはアーマードコアと返信し、スマホを閉じてポケットにしまう。
「さて、楯無先輩先にシャワー浴びていいですよ。」
「君が先で良いわよ~私は生徒会室に行って少し仕事しなくちゃいけないし。」
「そうですか、ではお先に失礼しますね、生徒会のお仕事頑張った下さい」
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更識楯無は生徒会室で一人悶々としていた。それは同居人である志渡神澪人についてだ。
学園に提出されているデータによるとIS適正はB+身体能力は全体的に高め、学力も然りだ、だがだからこそおかしいのだ
(……突出しているものが何もなく能力が全て等しく高い…それを彼は器用貧乏と言ったの!?)
確かに突出しているものは無い。だが、彼の能力は“全てが突出していて平均に見える”のだ。
「でも…どうして何の後ろ盾も無いのかしらね…」
そんな事を考えている楯無をよそに澪人はと言うとシャワーを浴びながら
「なんで簪ちゃんと同じ部屋じゃないんだよぉおおおおおおお!」
神に嘆いたという…
次回予告
澪人「ワンサマーを抹殺する…」
神「頑張ってねーwwwww」
簪「昔話をしてあげる」
次回 『ご注文は楯無ですか?いいえ、簪ちゃんです』
お楽しみはこれからだ!!