馬鹿な…男なのにISが動かせるだと?とでも言うと思ったかい?ハハッ、この程度、想定の範囲内だよぉ!ハハハッ!ハァハ!↑ 作:一織
日常回です。
※本音 もうISってどんなストーリーだったか忘れた。
平和な日常。
普通の人からすれば退屈な日々かも知れない。でも考えても見てほしい。
逆に毎日が事件の連続だったら?
はっきり言って身が持ちません。
何故こんな事を考えているかって?
私、志渡神 澪人は平和な日常が恋しいからです!!
なんなんだろうね?
平和に過ごすつもり(多分ISの世界に転生した時点で無理)だったのに
今や、立派な人外認定を受けました。(笑)
転生前はこんなに毎日、はちゃめちゃが押し寄せてくるなんて思いもしなかったよ!!
そんな私、志渡神 澪人の珍しい平和な学園の1日である。
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AM 05:00 起床
(同室の簪はまだ寝てるな…)
起こさない様にそっと部屋を出て、トレーニングルームへ
ISと言う強力な兵器を纏うからこそ、その操縦者は力が無ければと俺は自負するので、トレーニングは欠かさない。
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AM 07:00 トレーニングを終えシャワー室へ
(結構な汗かいたし、シャワー浴びに行くか…)
歩いていると、織斑先生が前方から来る。
「おはようございます、織斑先生」
「志渡神か、今日はゆっくりだったのか?」
「いえ、トレーニングをしていたのでシャワーを浴びに行く所です。」
「そうか、HRに遅れないようにしろよ。」
「はい。」
なんて一般的な教師と教え子の会話をし、シャワー室に行くと今度は織斑(弟)と遭遇した
「おはよう、澪人」
「おはよう、織斑怪我はもう良いのか?」
「あまり大した怪我じゃなかったからな、それよりも澪人の方が重傷だったんじゃないのか?」
「俺の場合、重傷だったのか覚えてないから、二次移行した時に重傷だった筈なんだけど…いつの間にか治ってたからな。」
「なにそれこわい」
「っと、さっさとシャワー浴びなきゃ…」
AM 07:45 部屋へ
「おはよう、ここたま!簪」
「おはよう、ここたま!澪人くん。」
うーんやっぱり俺の嫁(予定)可愛すぎる……
ここたまの言い方とか一挙一動全てが可愛い。
「どうしたの?」
っと、見惚れててぼうっとしてしまった。
「いや、簪が可愛くてつい」
「……………ぷしゅう///」
耳まで真っ赤になってしまった。顔から火が出るってああいう感じなんだろうか
「と、とりあえず食堂行こっか」
俺は簪の手を取り、食堂へ歩き出す
AM 07:50 食堂にて
「だからー、わたくしはですね…!」
「はいはい、解ったから、落ち着いて座りなさいよ」
「騒がしいな(おはよう)」
「騒がしいね…(おはよう)」
「ちょっと!どなたですの!心の声と言ってる言葉が逆ですのよ!!」
「ああ、すまない。」(澪人)
「本当にすまない…」(簪)
「流石に息ぴったり過ぎでしょ(笑)」
「って、澪人さんに簪さんではありませんか!申し訳ございません。少し色々ありましたの」
まあ、騒がしかったのはセシリアだけで鈴は適当に流しているだけだったな
AM 08:00 教室へ
「おはよう」
「あ、志渡神くんおはよぉー!」
「おはよう、奈々」
「すぽおおおおおおおおおおおおん!」
「菊、うるさいわ」
「今日も元気だなあ…きっちゃんは…」
「言うなれば漆黒の白百合の騎士だからね!」
「それすごく意味が解らない…」
「漆黒なのに白百合なの?(笑)」
「流石きっちゃん」
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「さて、皆席について」
「…よーい」
「ドン!って、誰が走り出すんだ!!」
「ふふっ…(笑)」
「気を取り直してHRを始めるぞー!週番、号令を」
「起立、礼、着席」
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こんな平和な日常は久しぶりの気がするな…でもこんな日が1番好きだな…
前編ってタイトルについてある通り後編と分けるから今回は短めで、それでは全読者のみんな、ばああああああい!