暗殺教室〜 穢れた少年〜   作:狂骨

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転校生の時間

修学旅行は終わり雰囲気はまたいつも通りへ戻ろうとしていた。

ある日の朝

 

渚は杉野と一緒に登校していた。

渚「修学旅行楽しかったね〜」

杉野「あ〜…今日からまた通常か〜…」

渚「通常…ねぇ…」

二人が話していると

 

磯貝「よう!」

渚「おはよう磯貝君」

後ろから磯貝が話しかけてきた。

磯貝「お前らさ烏間先生からの一斉メール見たか?」

杉野「あぁ転校生がくるんだって」

磯貝は二人にメールを見せた。

渚「ついに来たね転校生暗殺者……………て言うかこういうの前にもあったような…………

磯貝「転校生めいもくってことはビッチ先生と違って俺らとタメなのか?」磯貝が疑問に思っていると

 

岡島「そこよ…!」

 

いきなり真ん前から岡島が出てきた。

 

杉野「いきなりでんな!」

岡島「俺も気になってさ顔写真とかないですか?って返信したのよ〜そしたらこれが返ってきた」

岡島が見せると写っていたのは青髪の女子だった。

杉野「お!女子か!」

渚「待ち受けになってる…」

磯貝「普通に可愛いな」

岡島「だろ!!すげー可愛いだろ!はぁ〜仲良くなれるかなぁー!」

杉野「浮かれすぎだろ…」

渚「というより、また神威君みたいに男ってことになるんじゃ…

岡島「いや!!こんなに可愛いんだ!!きっと可憐な少女だよ!!!!ラ〜ララララ〜!!!!」

 

そう言いながら磯貝達は転校生へ会うため教室へ向かった。

杉野「さぁ〜て来てるかな転校生」

杉野がドアを開けるとそこには…

 

黒い置物があった。

 

杉野「なんだこれ…」

杉野が不思議に思っていると

 

?「おはようございます転校生の自立思考固定砲台と申します。よろしくお願いします」

 

いきなり画面から挨拶されすぐに消えた。

 

渚.杉野.岡島(そう来たか...)

 

 

 

烏間「み…皆…転校生を紹介する…ノルウェーから来た自立思考固定砲台さんだ…」

さすがの烏間も何もいえなかった。

茅野(烏間先生も大変だなぁ〜)

菅谷(俺…あの人だったらツッコミきれずおかしくなりそう…」

二人がそれぞれ考えていた。

 

殺せんせー「プー!!クスクス…」

烏間「お前が笑うな…!同じ色物だろうが…!」

烏間「言っておくが彼女はれっきとした生徒として登録されている。彼女は常にお前に銃口を向けるがお前は生徒に手は出せない」

殺せんせー「なるほど〜契約を逆手にとって機械で生徒をほどこしたんですか…良いでしょう!自立思考固定砲台さん貴女をE組に歓迎します!」

自立思考固定砲台「よろしくお願いします殺せんせー」

ちなみに神威はずっと寝ていました。

 

一時間目

 

茅野「ね。渚」

渚「?」

茅野「固定砲台って言うけどどうやって攻撃するんだろう…」

渚「う〜ん多分だけど…」

渚が言おうとした時

 

ガシャ ガシャガシャガシャ

 

ガチャン

自立思考固定砲台から何丁もの銃が展開された。

 

渚「やっぱり!」

杉野「かっけー!!」

 

ズドドドドドドド!!!!!

 

展開した銃から何発もの銃弾がうたれた。

 

全員「「「「うわぁ!!!」」」」

 

クラス全員が頭を伏せその上を何発もの銃弾が横切り殺せんせーに向かっていった。

 

殺せんせー「機関銃二丁ショットガン四丁濃密な弾幕ですがここのクラスは当たり前にやっていますよ授業中の発泡は禁止です」

そう言い目の前まできた弾を

殺せんせー「ニュッ」

チョークではじいた。

自立思考固定砲台「気をつけます。続けて攻撃準備を始めます。」

固定砲台は殺せんせーの注意を無視し攻撃を再開した。

殺せんせー「さっきと全く同じ弾幕…所詮は機械ですね」

そう言いまたチョークではじこうとしたとき

 

ブシュッ

 

殺せんせーの左指が破壊された。

ブラインドつまりはじいた瞬間死角を発生させその隠し球で破壊したのだ。

そして固定砲台が殺せんせーを殺せる確率を計算し卒業までに殺せる確率は90%以上という結果を出した。

 

ズドドドドドドド!!!!!

 

その後も発泡は続きその日一日は発泡ばかりで授業にならなかったそうだ。

 

ちなみに神威はずっと寝ていたました。

 

次の日

また発泡しようとした固定砲台が銃を展開しようとした時

ガイィィィン…ガイィィィン…

 

ガムテープで縛られていたため展開ができなかった。

自立思考固定砲台「殺せんせーこれでは銃を展開出来ません拘束を解いて下さい」

殺せんせー「そう言われましても」

自立思考固定砲台「この拘束は貴方の仕業ですか?明らかに私に対する加害でありそれは契約によって…寺坂「違ぇよ」 ん?」

寺坂「俺だよ…どうみても邪魔だろーがせめて常識ぐらい身につけてから殺しに来いや」

菅谷「ま、機械に常識は分かんないよ」

原「授業終わったらちゃんと解いてあげるから…」

 

そん感じで二日目は一発も発泡出来なかったようだ。

 

ちなみに神威は皆が帰り始めた頃起きたそうだ。

 

その夜

 

 

神威「う…あぁぁ…

 

森の奥の人気のない古屋の中で神威が一人うなされていた。

 

神威(何だ…これは!!)

 

殺せ!!! 死ね死ね死ね死ね!! 破滅しろ!!!

 

壊れろ!!! 破壊しろ!!! 壊せ!!!!

 

神威(や…やめろ…

 

ぶっ殺せ!!!!!

 

神威「!」

 

神威「やめろって…言ったんだろーがぁー!!!!!」

 

ドガァーーン!!!

神威は左右から聞こえる呪詛のような言葉を怒りに任せ断ち切った。

しかし怒った時の動作で今まで住処としていた古屋は半分くずれてしまった。

神威「はぁ…はぁ…はぁ…クソまた新しいとこ探さんと…」

そう言い神威はまた目を閉じ意識を沈めた。

 

次の朝

神威は教室前の廊下でちょうど速水という女子と会った。

 

神威「よう」

速水「おはよう」

二人が挨拶していると

 

渚・杉野「「えええ!!!!???」」

 

教室の中から二人の叫び声が聞こえた。

 

神威「何だ?」

速水「さぁ?」

 

ガラガラガラ

二人が入るとそこには…昨日より若干体積のふえた自立思考固定砲台があった。

 

自立思考固定砲台「あ!おはようございます!神威さん!速水さん!」

 

そして明るい表情を出し二人に挨拶してきた。

 

神威「へぇ〜」

速水「…」

 

あまりの変わりように神威は少し驚き速水は何も言えなかった。

 

 




遅くなってすいません…

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