暗殺教室〜 穢れた少年〜   作:狂骨

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修学旅行の時間 一時間目

テストが終わりE組では修学旅行の話で盛り上がっていた。

神威side

片岡「神威くん、班は決まった?」

俺が席に座ってると片岡が話しかけてきた。

神威「班?」

俺は何のことかわからないでいた。すると茅野が来て

茅野「忘れたの?来週の修学旅行のよ!!神威くんは班は決まった?」

神威「いや、まだ決まってない」

茅野「だったら私達の班に入らない?」

神威「いいぞ。茅野の他に誰がいるんだ?」

茅野「えっと渚とカルマ君と杉野と奥田さんと神崎さんだよ」

神威「分かった」

俺は茅野達の班に入る事となりメンバーが集まっているところに向かった。

 

茅野「皆〜神威くん誘ったよ!」

渚「よろしく神威くん」

神威「あぁで確かそっちにいるのが...」

杉野「杉野だ!よろしくな神威!」

神威「あぁ」

神崎「よろしくね神威くん」

神威「あぁ」

カルマ「神威と同じ班か〜面白いことが起きそうだな〜」

渚「カルマくん...顔が悪魔だよ...」

茅野「よし!どこを回るか決めよう!!」

俺達はルートを決め始めた。

すると

イリーナ「餓鬼ねぇ世界中を飛び回った私にとって旅行なんて今更だわ」

後ろにいるビッチが自慢を始めた。

すると

前原「じゃあ留守番しててよビッチ先生」

岡野「花壇に水やっといて〜」

 

他の奴らがビッチ抜きで話を進めた。

そして

イリーナ「なによ!!私抜きで楽しそうな話してんじゃないわよ!!」

逆ギレし結局こいつも行くことになった。

 

その後タコが来て辞書のようなしおりを渡されいよいよ当日となった。

 

sideout

 

〜駅のフォームにて〜

菅谷「うわ〜A組からD組までグリーン車だぜ...」

中村「うちらだけ普通車...いつものことね...」

高田「学費の用途は成績優秀者に優先される」

田中「おやおや君達からは貧乏な香りがしてくるね〜特にそこのボロボロの服を着てる奴とかw」

 

ピキッ

「あ"ぁ?」

2人の悪口に神威は少し腹を立て巨大な殺気を出した。当然2人はビビって失禁。

するとそこへ

 

ビッチ先生「ごめんあそばせ〜♪ご機嫌よう生徒たち」

ゴージャスな服を着たビッチ先生が現れた。

三村「ビッチ先生なんだよそのハリウッドセレブみたいな格好は...」

イリーナ「うふふ...女を駆使する暗殺者には当然の心得...女は旅ファッションにこそこだわるのよ」

烏間「目立ちすぎだ着替えろ。どう見ても引率の先生の格好じゃない」

イリーナ「固いこと言ってんじゃないわよ烏間〜!ガキどもに大人の旅の魅力を...烏間「脱げ...着替えろ...!」

結局着替えることとなりそんな感じで出発した。

 

〜電車内にて〜

杉野「あれ?電車出発したけど殺せんせーは?」

辺りを見回すと殺せんせーが窓に張り付いていた。

渚「なんで窓に張り付いてんだよ殺せんせー!!」

殺せんせー「いや〜駅中スイーツを買ったらのりおくれたので...ああご心配なく保護色にしてますから服と荷物が張り付いてるだけです」

渚「それはそれで不自然だよ!!」

 

殺せんせー「いや〜疲れました。目立たないよう旅行するのは大変ですね〜」

岡島「そんなクソでかい荷物持ってくんなよ...」

倉橋「ただでさえ殺せんせー目立つのに〜」

中村「てか外で国家機密がこんなに目立っちゃヤバくない?」

殺せんせー「ニュヤ!」

殺せんせーが動揺した瞬間付け鼻がすんなりと外れた。

矢田「その変装も近くでみたら人じゃないってバレバレだし...」

菅谷「殺せんせーまずはその取れやすい付け鼻からかえようぜ。ホレッ」

菅谷という生徒が殺せんせーに自作の付け鼻を渡し殺せんせーがつけてみるとちょうどよくフィットした。

他の人達はスゴロクやトランプ中には京都の周りどころを調べている人がいた。ちなみに神威は座席の隅で寝ていた。

 

〜旅館到着〜

旅館に着いた時には殺せんせーは既にグロッキー状態でナイフで刺されているが全てかわしていた。

殺せんせー「先生一度東京に戻ります。枕をわすれてきたので...」

岡島「あんだけあって忘れ物かよ!?」

その後スナイパーの狙撃スポットの設定や京都の町並を満喫するため生徒たちは班ごとにちらばった。

 

杉野「修学旅行くらい暗殺の事忘れたかったな〜いい景色じゃん暗殺とは縁のない場所だし」

渚「そうでもないよ」

しばらく歩くと石碑があり

奥田「坂本龍馬ってあの?」

カルマ「1867年龍馬暗殺」

渚「更に歩いてすぐの所に本能寺もあるよこの京都は暗殺の聖地でもあるんだ」

 

その後渚達の班は祇園の奥の狭い通路を通っていた。

神崎「ここは人気も少ないし暗殺にピッタリかと思って私の希望コースにしてみたの。」

茅野「さすが神崎さん!下調べ完璧!!」

渚「よしここで決行しよう」

渚達が暗殺の場所を設定すると

不良「マジ完璧〜どうしてこんな人気のないとこを通るかね〜」

前方と後方から不良が現れ挟まれてしまった。

カルマ「なに?お兄さん等観光が目的っぽくないみたいだけど」

不良「男に用はねぇ女おいてさっさとうせ...

ガシッ!

ドン!!

男が言い終わる前にカルマが男の顔面を掴み叩きつけた。

カルマ「ほらね渚君一目のないとこだったら喧嘩しても問題ないよ」

不良「テメェ刺すぞ!!」

もう一人の不良がナイフを持ち襲ってきたが

ガシッ

ゴキッ!!

今まで黙っていた神威が男の腕を掴みその腕の肘に膝をいれ腕を骨折させた。

不良「ぎゃー!!痛ー!!俺の腕がー!!」

あまりのいたさに不良が絶叫した。

神威「3%くらいしか力入れてねーしそんだけで骨折するとは今時の不良は脆いな」

カルマ「やるね〜神威」

カルマが神威に感心してると

茅野「や!ちょっと離してよ!」

茅野と神崎が他の不良に捕まっていた。

カルマ「!」

不良「分かってんじゃねぇか!」

カルマ「ガハッ!」

神威「!」...ドサッ...

カルマは後ろから不意打ちされタコ殴りにされ神威はスタンガンを背後からうたれ気絶させられてしまった。

渚「カルマ君!神威君!」

杉野「やめろ! グハッ!」

渚「杉野!」

杉野が止めようとしたが吹っ飛ばされてしまった。

不良「おい!車出せ!!中坊が舐めなんなよ」

その後渚も気絶させた不良達は捕まえた茅野と神崎と気絶した神威を女と間違えて連れ去ってしまった。

 

しばらくして渚達は気がつき奥田は隠れていた為無事だった。その直後磯貝から電話がかかってきた。

渚「どうしたの?磯貝くん?」

磯貝「渚!お前らの班は大丈夫か!」

渚「!そうだ!茅野と神崎さんと神威君が拐われたんだ!」

磯貝「こっちもだ...応戦したが...気絶させられてその隙に拉致られちまった...」

渚「磯貝君の班も...とりあえず殺せんせーに連絡しないと!」

磯貝「頼んだ!!俺らも今からそっちへ行く!」

〜通話終了〜

 

女子サイド

捕まった神崎達は一目のつかない廃墟に連れてこられソファに放り投げられた。

茅野「いたた...神崎さん大丈夫!?」

神崎「なんとか...」

茅野「神威君は!...気絶してる...」

神威はまだ気絶していて目が醒めることはなかった。

不良「あとなん人か仲間が拉致ってくるからお前らはおとなしくしてろ」

茅野「クッ...」

神崎「...」

しばらくして

 

ガラガラガラ

不良「へへへ結構いいのがてにはいったぜ」

茅野「矢田さん!倉橋さん!」

神崎「片岡さんや岡野さんまで...」

不良「これでだいたい揃ったな〜楽しもうぜ〜台無しをよ〜」

不良「ねぇねぇリュウキ君俺もう我慢できないからポニーテールの女の子良いかな?」

リュウキ「しゃあねぇなーいいぞー好きにしろー」

片岡「矢田さん!」

片岡が助けようとするが身動きが取れなかった...

矢田さん「や...来ないで...」

不良「ぐへへへ...じゃあいただきまーす!」

矢田「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

不良が矢田を襲おうとしたその時

 

ズンッ

 

その不良の腹が前に飛び出した。いや、正確には盛り上がったと言うべきか、その腹は一瞬そうなると同時にすぐ凹んだ。

 

「が………ガバァ…!」

その不良は口から微量の血を吐くとその場に倒れた。

突然の惨事に周りの不良や女子達は何も言えなかった。

すると

 

矢田「神威君...!」

不良が倒れた場所には神威がいた。見ると神威のいつもつけていた眼帯が外れていた...

 

神威「おい…俺が気絶してる間に何があったんだ...?」

岡野「神威...何...その目...」

神威「目?」

神威が左の頬などを触ると

神威「はぁ...眼帯が取れちまった...。まぁお前らに見られてもいいが流石に一般人はヤバイか...とりあえず…!」

 

不良「ひっ!!」

神威は首から筋を立て上がらせ、鋭い視線を不良達に向けた。

「口封じのためお前ら全員...

 

 

“皆殺しだ”

 




中途半端なところですいません...

あとお気に入り6つもありがとうございました!!

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