俺はヒーローになりたい   作:斬瑠亜

6 / 6
5話とだいぶ時間があいてしまいました。
おぼえていますか?僕の事をw

ま、まぁ見てください!



俺はヒーローになりたい6

前回…

ガチャ。

 

「いってきまーす」

「黒田先輩っ!おはようございます」

「お、お前は増川⁉」

「一緒に学校行きましょ!」

「な、なんでここに!?」

「どーしたの?黒田くん」

 

なんて、悪いタイミングで!

 

「あ、貴方は天道先輩!な、何で黒田先輩の家に居るんですか‼」

 

ヤバイこの状況!何故住んでるか言わないって言われたし…。

 

「えっと、住んでるの」

 

えー‼天道!自分で言うなと言ったのに自分で言っちゃったよ!

 

「ん〜。もう怒りました!私も今日から黒田先輩の家に泊まります!」

 

_______________________________

『誰か助けてくれ!』

 

「だめよ、増川さん」

「な、何でですか?」

「それは、私達が夫婦だからよ」

 

なんか、凄い事言ってるよ!

 

「何言ってんだよ」

「え?嘘なんですか!?本当なんですか⁈」

「増川さん、これは本当よ」

「増川、これは嘘だ!」

「え?え?え?何か頭が痛くなって来ました。今日のところはお先に失礼します」

 

増川は頭を抱えて学校へと向かった。

 

「何やってんだよ!」

「え?敵を追いはらっているの」

「敵を追いはらっているの、じゃねぇーよ!」

「それは、置いといて学校行こ」

「話し流してんじゃねーよ!」

「行こ」

「だから」

「行こ」

「だ…」

「行こ」

「はい」

 

学校に連れてかれた。

学校に着くと自分の席に倒れぐったりしていた。

 

天道め…何て奴だ手強いぞ。

 

今日一日、寝不足で、授業中全て寝てしまった。

 

〜放課後〜

 

「全く、授業が頭に入らなかった」

「大丈夫?黒田くん」

 

話しかけて来たのはクラスの会長、今はうちに住んでいる、天道だ。

 

「お前のせいで、今日は真剣に授業うけれなかった」

「どんみー」

「どんみーって何だよ!」

「どんまいを可愛くない言った言い方?」

「何で疑問系何だよ」

「皆も『どんみー』使ってね!」

 

ダメだ、頭がいってるのか!?

 

「お前大丈夫かよ」

「帰ろっか」

 

無視されたー。さりげに酷い。

 

下校中ずっと無視され続きだった。

 

「ただいま」

「おかえりダーリン♡」

「何で、またダーリン何だよ、あと一緒に帰って来たのにセリフ違うだろ」

 

疲れが半端ない。

俺はあまりにも疲れてたので、部屋で寝る事にした。

もちろん部屋の鍵は閉めたぜ。

 

「やっと、ゆっくり寝れる」

 

俺は眠りについた。

 

「く……くん。く…だくん。黒田くん!」

 

何か、揺らされている感じが。

 

「はへ?」

「おはよ、夜ご飯だよ」

 

天道?か。地震でもあったのかと思った。

 

「分かった、今いく…って、どうやって入ってきたんだよ!鍵かけてあったよね!?」

「私を、なめたらダメよ」

 

どこまで凄い奴だ。

 

「はいはい、いきゃー良いんだろ」

「よしよし」

 

そう言って俺の頭を撫でる。

 

「辞めろよ、子供じゃねーんだから」

「かわいい一成君だね」

「うるせぇょ」

 

階段を下がり机に座ると、ミートソーススパゲッティが作られていた。

 

「お前、俺の好きな料理知ってんの?」

「それくらい分かってないと」

 

ドヤ顔で、言ってきた。

ちょっと、いらだつけど…

 

「いっただっきまーす」

 

やべぇ、うめぇ。一口食べるとミートソースの甘みが口全体にとろけ出す、小さなソボロ肉がその甘みをぐっと引き締めている!

この味はまさに…高級レストランの味!

って俺はグルメリポーターかよ。

 

「何で、こんなに旨く作れんの?」

「そ・れ・は。愛情がたぁーぷり入ってるからだよ♡」

 

聞かない方が良かった。

 

「でも、うめぇ…うますぎる」

「いつも、家で作ってるからね♪」

「へぇ、天道偉いな!」

「べ、べ、べ、別に偉くなんかないよ。あはははは」

 

顔を赤くして戸惑っていた。

 

「い、一成くんに、褒められた~///」

 

あははははぁ。照れちゃってる…。

照れてる顔は女の子と変わんないなぁ…。

 

「わ、わ、私お風呂沸かしてくるね」

「おう!」

 

そう言って風呂場へ向かって行った。

ピンポーン。チャイムがなった

 

「誰だ?こんな遅くに」

 

そう言って玄関に向う。

 

ガチャ。

 

「先輩!お泊まりに決ま…」

 

バタンッ!急いで戸を閉める

 

「えええ、何で…」

「先輩~開けてくださいよぉ」

 

嫌な予感がするのは俺だけだろうか。

 

「ダメだ」

「うぅ…ひ、酷いです…」

 

さすがに、酷いかな?

と思って戸を開けた…瞬間

 

「先輩!捕まえました!お泊まりさせていただきます♪」

 

さっきのは罠だった…。

はぁ、誰か助けてくれぇえ!!

 

 




一成が大変な事になりましたねw

修羅場と言っていいのかハーレムと言っていいのかw

次回も見て下されば嬉しいです!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。