俺はヒーローになりたい   作:斬瑠亜

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さぁ、5話です!

見てください!


俺はヒーローになりたい5

前回…

浴槽につかって体を温めていた。

 

「あー、良い湯だ」

 

俺は中年のおっさんかつーの笑。

 

ガチャ。風呂の戸があいた。そこには天道が…。

 

「私も一緒に入っていい?」

_______________________________

 

『大事件!』

 

「はぁ?何故お前がここに居る!」

「ダメ?」

「ダメに決まってんだろ!」

 

何か、いつもと違うなぁ…。あ、あのジュースかぁ…。天道アルコールすげー弱いんだな。

って、そんな場合じゃない。どうしよか。

 

プルルルルルプルルルルル電話がなった。ナイスタイミング!

 

「て、天道。電話出てくれないか?」

「う、うん」

 

天道は電話を取りに行った。

なんて奴だ、スゲーびっくりしたぜ。

 

もうそろそろで上がるか。

 

俺は、風呂から上がり廊下を歩いてた。

前から天道が歩いてきた。

 

「もう上がっちゃったの?ダーリン♡」

「うん。って何でダーリン!?」

「さっき千代さんから電話があって話が盛り上がって、結果ダーリンに」

 

なぜだ、母さんとどんな話をしたっていうんだ…。

 

「ともかく、風呂空けたぞ。入ってこいよ」

「うん、分かったよ」

「じゃっ」

「あ、そうそう先寝ないでね♡一緒に寝よ♡」

 

なんかゾクゾクっとした。

風呂上がったら酔いだって覚めるだろ。

 

あー、疲れたぁ。南雲はこんな状況羨ましがるだろうなぁ…。

 

天道、俺の事めっちゃ好きなんだな…。

複雑な気分だよ。

 

「ふぅ」

 

ベッドに寝っころがる俺。

 

今まで生きてきて、こんな事一回も無かったから…どうしたら良いかなんて全く分からない。

 

その頃天道は…。

 

「あぁー、お湯があったかいなぁ。あと、さっきまでの記憶が曖昧だ」

 

私って黒田君にどう思われてるんだろ…。

さっきの電話の事とかで話してたような…。そう言えば…ダ、ダ、ダーリンって言ってたぁあ。絶対嫌われた。ガックシ。

 

どーしよ、あと6日間この家に居るって千代さんに約束したし…。

 

明日から挽回だ!

 

一成はと言うと…。

 

「もう、12時半かぁ」

 

なかなか眠れないなぁ。

 

「黒田君。まだ起きてる?」

「ん、まぁな」

「さっきはごめんなさい。変な事言っちゃってて」

「別に、気にしてないよ」

「ありがとぅ。その代わり…」

「ちょっと待て、変な事ではないよな?」

「……ち、違うよー。」

 

怪しい、怪し過ぎる!

 

「まぁ、ともかく寝ろよ。風呂上りだろ?体冷えて風引くぞ」

「う、うん」

「部屋は廊下の突き当たりだから」

「うん。あ、そうそう、私がここに一週間住んでる事学校の誰にも言わないでね」

「あぁ、分かった」

 

天道は、部屋に行った。

なんか、パッとしない。どーしたんだよ自分!

 

「黒田くん。た、助けて!」

 

廊下から声が聞こえた。

 

「どうした!」

「うぅ、怖かったよぉ…」

 

と言って抱きつかれる。

 

「だから、どうしたんだよ」

「なんか、寝てたら声聞こえて…」

「空耳だろ」

「怖かったよぉ…」

 

その結果、天道は俺の部屋のベッドに…その横に俺…のはずがない、そんな事あったら大事件になるわ!

 

俺はベッドの横の床で寝ていた。

 

「スースー」

「よく寝てるなぁ」

 

俺全く眠れねぇ…。

ブーブーブー。携帯が鳴ったメールだ。

 

「誰からだろ?母さんからだ」

 

『宛先 黒田一成

 

件名 (=゚ω゚)ノちっす

 

一成どお、彩香ちゃんと上手く行ってる(?-?)

残念だけど…夜に彩香ちゃん襲っちゃダメよ(≧∇≦)にぱー。

 

じゃぁ、あと6日間頑張ってね♡

グットラックd( ̄▽ ̄)b』

 

何なんだ、このメールは!

顔文字が多いなぁ…。

あーもうヤダ。

俺は寝てしまった。

 

〜翌朝〜

 

午前5:30

 

「はぁ〜。もう朝か…」

 

大きなあくびをして起きた。いつもは目覚ましで起きるのに今日ははく起きた。

 

「スースー」

「ん?」

 

寝息が近くに聞こえたので横を見ると。ベッドから落ちたのか天道が寝ている。

 

「こりゃベッドから落ちたんだな。落ちたのに、それでも起きないのかよ⁉」

 

なんて睡眠力何だ!

 

「寝ている間に朝飯でも作るか。」

顔洗って歯磨きして着替えしてオッケー。

今日は何にしよう。

ご飯、ジャガイモとワカメのお汁、千切りキャベツ、目玉焼きだな。

数十分後。やっと完成。

 

天道起こしに行かないと。

 

「おい天道、起きろ」

「ん?もー朝?」

「そーだ」

「ふぅ。おはよう黒田くん♡」

「あぁ、分かったから起きてくれ」

「はーぃ」

「朝ご飯もう、作ったからさっさと着替えて来いよ」

「ありがとぅ」

 

午前8:00登校

 

「俺先外行ってるぞ」

「うん、わかったよ」

 

ガチャ。

 

「いってきまーす」

「黒田先輩っ!おはようございます」

「お、お前は増川⁉」

「一緒に学校行きましょ!」

「どーしたの?黒田くん」

「あ、貴方は天道先輩!な、何で黒田先輩の家に居るんですか‼」

 

ヤバイこの状況!何故住んでるか言わないって言われたし…。

 

「えっと、住んでるの」

 

えー‼天道!自分で言うなと言ったのに自分で言っちゃったよ!

 

「ん〜。もう怒りました!私も今日から黒田先輩の家に泊まります!」




さぁ、ここからどうなるんでしょうか!

自分でも楽しみです!

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